各種ストレージ製品などを取り扱うアミュレットは、Mac miniを2台まで収納可能な1Uラックマウントケース 1URack2Miniを3月23日に発売します。

Mac mini 2台を1Uサイズのケース内に収納して19インチラックにマウント可能にします。オプションで専用のレールキットが用意されているのが特徴です。

主な仕様は、本体の前面に電源用スイッチ x 2 と USB3.0 x 2、背面にUSB3.0 x 2 と HDMI x 2 と ネットワーク x 2を搭載。Mac mini を2台搭載した場合は、各1ポートずつ利用可能です。

対応機種はMac mini (Mid 2010)以降、Mac mini Server (Mid 2010)以降。対応ラックはEIA規格に準拠した19インチラック。大きさは447mm(D) x 482mm(W) x 44mm(H)。重さは約4.2kg(本体のみ)。

ラインナップおよび価格は以下になります。
  • 1URack2Mini(本体のみ) 税込2万9800円
  • 1URack2Mini専用レールキット 税込1万1980円
  • 1URack2Mini&レールセット 税込3万7800円

本体とレールキットを別々に購入するよりも、本体とレールのセットを買う方が2980円お得です。




1URack2Miniは上の画像のように、前面や背面にあるポートへの接続に利用している各種ケーブルの長さに余裕を持たせているため、ケース内に設置されたMac mini本体の前後に空きスペースが設けられています。

空きスペースを設けたことで、ケース本体の奥行きが長くなった点、ケースの背面にHDMI、LAN、USBといった利用頻度の高いポートへ直接接続が可能になった点により、ラックの背面からのモニタ、キーボード、マウスなどを接続しての作業時のアクセスが容易になっています。

また、HDMI、LAN、USB以外のFireWireやThunderboltといったポートについては、長めのケーブルをMac mini本体に接続すれば、背面開口部(ケーブル出口)から取り出すことが可能です。

一方で、ラックマウント型のIAサーバ製品はVGAを標準搭載していることが多く、ラック作業時に利用するモニタやラック内に設置されているKVMスイッチで利用できるポートがVGAのみというケースもあります。HDMIをVGAに変換するケーブル等をあらかじめ用意しておけば、もしもの時に慌てなくて済みそうです。



オプションのレールキットを利用すれば、パーツの交換や故障時などにMac mini本体を取り出したい場合に、上の画像のようにラックマウントケースをレールを使ってラックから引き出せます。更にMac miniを2台同時に運用している場合、電源ケーブルの長さに余裕があれば、作業しない側のMac miniの電源を落とすことなく作業ができるので、運用上助かる場面も多いのではないかと思います。

Mac mini 2台を1Uラックマウント化する 1URack2Mini 発売。専用レールキットも同時発売

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