トップページ政治ニュース一覧沖縄県知事 岩礁破壊許可取り消し辞さない方針
ニュース詳細

沖縄県知事 岩礁破壊許可取り消し辞さない方針
3月23日 10時13分

沖縄県知事 岩礁破壊許可取り消し辞さない方針
k10010024911_201503231022_201503231023.mp4
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、沖縄県の翁長知事は県による現地調査を行うため、沖縄防衛局に対し、名護市辺野古沖での作業を1週間以内に中止するよう指示したうえで、指示に従わない場合は前の知事が出した許可を来週にも取り消す方針を固めました。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、沖縄県は移設先の名護市辺野古沿岸部に沖縄防衛局が設置したコンクリートブロックが許可した区域の外で海底の岩礁を壊した可能性が高いとして独自に現地調査を始めましたが、立ち入り禁止区域での調査はアメリカ軍から認められませんでした。
沖縄県の翁長知事は現地調査への協力が得られないうえ、中断していた海底のボーリング調査が再開されるなど移設に向けた作業が進んでいることから、去年8月に前の知事が出した埋め立て工事で岩礁を破壊する許可の取り扱いを巡って、県幹部らと対応を協議してきました。
その結果、翁長知事は県による現地調査を行うため、沖縄防衛局に対し、ボーリング調査も含め、移設に向けた作業を1週間以内に中止するよう指示したうえで、指示に従わない場合は許可を出した際の条件に違反するとして、来週にも許可を取り消す方針を固めました。
沖縄県は許可を取り消せばボーリング調査や埋め立ては行えないとしていますが、防衛局側は見解が異なるとして、対抗措置を取るものとみられます。

関連ニュース

k10010024911000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ