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「避難カルテ」に沿った初めての避難訓練 高知3月22日 16時55分
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南海トラフ巨大地震の津波に備えて、高知県黒潮町では、町内の各世帯の家族構成や避難ルートなどについて独自に作成した「避難カルテ」に沿った初めての避難訓練が行われました。
「避難カルテ」は、高知県黒潮町が、南海トラフ巨大地震に備えて、おととしから取り組みを進めているもので、各世帯ごとに、家族構成や避難の経路、それに1人では避難が難しい高齢者などの支援を、誰が行うかなどの情報をまとめています。
22日は、この「避難カルテ」に沿った初めての訓練が、最大で20メートルの津波が想定されている黒潮町の有井川地区で行われました。
訓練には、住民およそ100人が参加し、9つの班に分かれてそれぞれ、「避難カルテ」に記された避難経路を確認しながら、津波の際の避難場所となっている高台に避難していました。
また、参加者たちは、迅速に避難するために、冬の間に避難路に積もった枯れ葉を竹ぼうきで取り除く作業にも取り組んでいました。
黒潮町有井川地区の宮地繁信区長は、「南海トラフ巨大地震は、いつ起こるか分からないので、今後も訓練を繰り返して、避難カルテを基に、住民一人一人がいち早く避難できる態勢を整えていきたい」と話していました。
22日は、この「避難カルテ」に沿った初めての訓練が、最大で20メートルの津波が想定されている黒潮町の有井川地区で行われました。
訓練には、住民およそ100人が参加し、9つの班に分かれてそれぞれ、「避難カルテ」に記された避難経路を確認しながら、津波の際の避難場所となっている高台に避難していました。
また、参加者たちは、迅速に避難するために、冬の間に避難路に積もった枯れ葉を竹ぼうきで取り除く作業にも取り組んでいました。
黒潮町有井川地区の宮地繁信区長は、「南海トラフ巨大地震は、いつ起こるか分からないので、今後も訓練を繰り返して、避難カルテを基に、住民一人一人がいち早く避難できる態勢を整えていきたい」と話していました。