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プロレスラーのペロ・アグアヨJr.試合中に死亡…父は元新日で活躍

スポニチアネックス 3月22日(日)14時43分配信

 メキシコのティフアナ(バハ・カリフォルニア州)でプロレスラーが試合中に死亡するという悲劇的な事件が起こった。

【写真】2007年に撮影、ありし日のペロ・アグアヨ・ジュニア

 亡くなったのは来日歴もあるペロ・アグアヨ・ジュニア(35=本名 ペドロ・アグアヨ・ラミレス)で、父ペロ・アグアヨ(69)は新日本プロレスの常連外国人選手としても人気があったレスラー。

 ジュニアはこの日、タッグでリングに登場したが、対戦相手のレイ・ミステリオ・ジュニア(40)のドロップキックを背後から首に受け、ロープにもたれかったまま動かなくなった。試合はそのまま5分ほど続き、マイク・パフォーマンスも終わった10分後にようやく病院に搬送。しかし頸部(けいぶ)を骨折しており、21日午前1時半に死亡が確認された。

 メキシコを代表する覆面レスラーの1人、エル・イホ・デル・サント(51)は「メキシコだけでなく日本や米国にもファンがいるのでみんなつらいだろう。若いだけに残念だ」とコメント。なおAP通信によれば、現地の警察当局は異例の「殺人容疑」で捜査を開始しているという。だが、大会の主催者であるAAAは、公式見解として事件性はないとしている。

最終更新:3月22日(日)20時0分

スポニチアネックス