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春夏秋は冬を待つ季節(シーズン2)

DIYで費用を抑えた設置から高級機まで幅広く網羅。メンテナンス、薪集め、薪割り、ダッチオーブン、ピザなどの薪ストーブ料理など使いこなしの話題を中心に薪ストーブライフを充実させるノウハウが満載。初心者からベテランまで薪ストーブや暖炉を一緒に楽しみましょう!
今回、国府田産業のショールーム、事務所に行った、もう一つの目的はこれだ。

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本業でエクステリアショップをやられてるので、昨年の大雪の際にガレージが潰れたのを修理した際に出たポリカの屋根を捨てずに取っておいてもらっておいたのだ。

さすがに、これを取りに行く目的だけで栃木に行くのもなんだかなので、何かのタイミングがあった、ついでの時にと考えていたので、ちょうど良かった。

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さいかい産業で販売している着火剤は優れものだ。

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箱入りの着火材

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箱を開けると・・・

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これが一回分の量

60回分で900円という価格なので一回あたり15円ということになるが、上手くつかえば一回分の半分の量で着火することもできる。

価格だけでなく、実際の使い勝手も悪くない。何よりうれしいのが、油臭くないこと、ベタつかないことだ。

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その原料や製造工程も素晴らしい。ペレット製造時の間伐材の木屑をと、リサイクルのロウソクで、作られている。そのロウソクは斎場のものだそうだ。新品をちょこっと使うだけで廃棄になる運命なのだ。お葬式の時に使うロウソクが中古のチビたものではダメということみたい。そして製造に関わる作業者も健常者ではなく、障害者で、その雇用にも貢献している。

着火材を使う必要がある人は試してみてはどうだろうか?

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国府田産業の事務所では、オシャレな赤いペレットストーブを使用している。さいかい産業のSS-2だ。

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多少、ファンの音が気になるので、個人的にはリビングではあまり使いたくないけれども、事務所や店舗など騒音が多少出ても大丈夫な環境であれば、薪ストーブと比べて手間がかからないメリットも大きい。

最近ではペレットストーブも色んな機種が出てきて選択肢が多くなっている。炎の暖かさと、バイオマス燃料のエコロジー、そして手軽に使用できて、大掛かりな煙突工事が不要で比較的ローコストで導入できるという性質がある。「ちょっと薪ストーブは大変・・・・」と考えている人にはお勧めできる。

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無事に煙突工事、薪ストーブ設置工事、そしてレクチャーを終えて現場を撤収した後は、まっすぐ帰るのも、なんなので、せっかく栃木県に来たので国府田産業のショールーム、事務所へお邪魔させてもらった。

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薪の販売、薪のコンテナリースなども行っている

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閉店後、シャッターを閉めても薪ストーブ、ペレットストーブが見られるように改装されてライトアップされている

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数台の薪ストーブ、ペレットストーブが展示されている

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最近モキ製作所の社長がラジオ出演したみたい。マスコミの影響は大きく、モキ製作所へ問い合わせが入り、そこの代理店の「国府田産業」を紹介されてという経緯で、この機種の導入となった。

鋼鈑製の単純な仕組みの薪ストーブで、どちらかというと焼却炉的な感じだ。ガツンと焚くと煙突から火の粉が上がる場合もある。そのため焚き方には、それなりに工夫の必要だ。火の粉が出ないように、緩く焚くと多少の煙が発生する。そういうものだと、以前コンサルした時の経験から解っていたので、焚きつけレクチャー、試し焚きの際には、上から着火方式でゆるーく焚いた。

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モキ製作所MD80II

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上から着火方式でゆるーくスタート

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順調に燃え広がっていく

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焚きつけ後10分程度で天板の温度は250℃オーバーになる立ち上がりの早さは特筆できる

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焼却炉みたいな印象

モキ製作所のMD80IIは、無骨な印象通り、普通の薪ストーブとは違って「燃やすものがたくさんあって焼却炉代わりにガンガン使いたい。燃費なんて気にしない」「多少煙が出ても構わない」「場合によっては煙突から火の粉が飛ぶこともある」というワイルドな使い方を受け入れられる人には良いと思う。

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今回の試し焚きでは、焚きつけ後に、このくらいの目視確認できる煙が出た

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