完了形、完了進行形……。英語には日本語には存在しない時制がいくつもあります。現在完了形が中3から。そして、過去完了、未来完了、あるいは完了進行形といった時制が出てくるのが高1あたりからですが、その頃から英語がチンプンカンプンになってしまう人、とっても多いのではないかと思います。その上「仮定法過去」なんていうものまで登場し、ますます混乱していきます。今日は完了形に限らず、英語のすべての時制を一気にまとめて説明して、いつどんな状況でどの時制を使えばいいのか、解説してみたいと思います。
時制は全部で12種類ある
まず最初に、時制にはいくつ種類があるのか並べてみましょう。最初は基本時制と呼ばれるもっとも基本的な文型が3つ。
現在形
過去形
未来形
そして進行形が3種類。
現在進行形
過去進行形
未来進行形
完了形もそれぞれ現在、過去、未来で3種類。
現在完了形
過去完了形
未来完了形
最後に完了進行形。これも3種類です。
現在完了進行形
過去完了進行形
未来完了進行形
これで全部。たった12種類です。そんなにたくさんあるわけじゃありません。ただ、時間感覚のとらえ方が日本語とは異なっているので、和訳などを挟まずに、これらの時制を「英語のまま」で理解していくことが大切です。以前の記事でそれぞれの文型についてはかなり詳しく解説したことがあるので、今回はシンプルにまとめ、大局的に違いを理解できるよう、解説していきたいと思います。
cakesに登録すると、多彩なジャンルのコンテンツをお楽しみいただけます。 cakesには他にも以下のような記事があります。