患者さんからのプレゼント

みなさま

昨日、ル・ピュイ・アン・ヴレでの仕事が終わってBinbinが帰ってきました。
たくさんの荷物の中で患者さんから私にと、プレゼントを渡してくれました。

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ル・ピュイ・アン・ヴレで一番美味しいというお店のショコラでした。
ショコラの贈り主は、すぐ近くに住んでいたヴィアレ夫妻でした。

前に少し話しましたが、奥さんはキャビネに来るのも大変なので、週に2回はご主人から電話があってBinbinが診察に行っていました。
でも彼らは私とノノを買い物に連れて行ってくれたり、郵便局に荷物を取りに行ってくれたりして、患者さんでもあり、とても良いご近所さんでした。

彼らはもう今は仕事をしていませんが、以前はご主人がチョコラティエで、奥さんがパティシエールでした。
プレゼントでいただいたショコラのお店は、以前彼らのお店だったんです。
それで今は他のショコラティエがやっていて、もちろんお店の名前も変わっています。

彼らの息子さんの一人は、となりの県でチョコラティエとしてお店を開いているそうです。
そのショコラを彼らのお家でいただいたことがありますが、とても美味しかったです。

「バカンスでブルターニュへ行くので、その時はもちろん訪ねに行くからね!」と言ってくれたそうです。
ヴィアレ夫妻ともう会えないと悲しかったのですが、その話を聞いてうれしくなりました。

短い期間でしたが、こういう出会いがあって良かったな、と思います。



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ローヌ・アルプ地方中心のBioショップ

みなさま

我が家での買い物は普通にスーパーを利用しています。
でもフランスでは、Bio製品だけしか購入しないと言う人も多く、私の周りにも結構います。
普通のスーパーでも、大体Bio製品だけのコーナーがあって、野菜売り場でもBioの野菜がたくさん置いてあり、きちんと分かれています。

私はスーパーでBio製品を買ったことはないのですが、お米や小麦粉等、スーパーに置いていない物を買いに、Bioの店に行くことがあります。
フランスには、フランス全土にチェーンがある、大きなBioの店がいくつかあります。
でも、この“Satoriz”は、パリに一店舗あるだけで、あとはここ、ローヌ・アルプ地方と、南仏にしかお店がありません。
調べてみると今はここ、イゼール県の店舗数が一番でした。

この日は隣のお店に用事があって、そのついでにノノの大好きなバナナチップを買ってきました。
お店の中はこんな感じ。私にはどのBioショップに行っても同じに見えてしまう・・・
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小麦粉も種類がたくさんあって、パンを作るときに、ここなら探してるものが見つかります。
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バナナチップは、他の大手Bioショップで買ったものより甘くて美味しいです。
ブルターニュに住んだら、もう行けないんだなぁ・・・



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パリでの医療法改正案反対のデモに参加しました

みなさま

タイトルにありますが、私ではなく、Binbinです。

彼は、
金曜日=ル・ピュイ・アン・ヴレ→パリ
土曜日=パリ→ブルターニュへ家の賃貸契約へ→パリへ
日曜日=パリでデモに参加
月曜日=パリ→ル・ピュイ・アン・ヴレに戻る

と、言う日程でパリで行われた医師や看護師等、医療従事者による、もうすぐ提出される医療法改正案反対のデモに、フィニステールに住むドクター・バーバらと一緒に参加しました。
二人とも何時間もかけて、デモに参加するためにパリに行きました。
ニュースで見ましたが、電車から白衣を着た多くのデモ参加者が降りてくる映像も流れていました。

医師たちが反対しているのは、
Marisol Touraine=マリソル・トゥーレーヌ。厚生・女性権利大臣によって提出される、医療法改正案です。
Ministre des Affaires sociales, de la Santé et des Droits des femmes.
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ニュースでも前日の土曜日からトップニュース扱いでした。
報道によると、デモの参加者は4万人とのことでしたがBinbinは、その倍以上は居たよ、と言っていました。
↓日曜日のテレビ。
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彼らはこの法案で、医師たちの地位が更に低下すると反発しています。
私はBinbinと結婚して、フランスに来て、“こんなにもフランスの医師の地位って低かったの?”と思いました。
本当にひどいなぁ、と思うことが毎日のようにあります。

デモの後に電話をしたら、Binbinは落胆していました。
詳しい話は、彼が週末に帰って来た時にしようと思っています。



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またブルターニュでの生活が始まります

みなさま

ニューカレドニアに行く前にカンペールに住んでいた私たちですが、また同じフィニステール県に戻ります。
それを決めたのは、ドクター・バーバと、やはりジャンージャックとの関係にあります。
一番大きいのはドクター・バーバと、もう一人のドクターが一緒にキャビネを手伝って欲しいと言ってくれたことです。

でも今度はカンペールではなく、カンペールから南西に30キロほど下った海に近い町です。
キャビネに行くにも、車で5分ほどらしいです。
Ploumeur=プロムールと言う、人口4000人にも満たない小さな町ですが、すぐ近くにスーパーが2ヶ所と、日本で言うホームセンターが1ヵ所あって、私のために優先に考えていたバス停も、すぐ目の前にある賃貸の家を見つけました。

Binbinがル・ピュイ・アン・ヴレから週末に車で約10時間かけて、下見に行ってすぐに決めました。
二人とも写真でとても気に入っていたので、私も心配していませんでした。
でも一度も行ったことのない知らない町で、これから住む家を前もって見られずに住むなんて初めてですが、

・アパートではなくて、家。
・静かな場所、でも不便でない所。
・隣との距離がある。
・広い庭(ノノとチョコのため)
・バスが通っている(私のため)
の、全部が希望通りにかなって、更にほとんどの部屋が日本で言えば1階にあるのも気に入っています。
この家、フランスで良くある中二階建てで階段があるのですが、居間も寝室も下なので、もう一日に何度も階段の上り下りをしないで済みそうです。

そして「ステキだけど、ドアや窓枠が“青”って変だなぁ・・・」と言ったら、
「忘れたの?それがブルターニュの家でしょ!」と言われてしまった・・・あぁ確かにすっかり忘れていました。
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ちなみにこの家、私たちが家を探し始めた去年からずっと不動産情報のサイトに載っていたんです。
でも高いなぁと思って、候補枠に入れてなかったのですが、ダメ元で不動産屋に聞いてみたら、大家さんが50ユーロ家賃を下げてくれると言ってくれたんです。
こういう家賃交渉って、日本では結構あって私も安くしてもらった経験があるのですが、フランスではほとんどないそうです。
ずっと誰も借りてくれないより、家賃を少し下げてすぐに借りてもらった方が良いんじゃない?と思うのは私一人なのかなぁ・・・と思った今回。

ちなみに大家さんは隣に住んでいるそうです。
大家さんとの境が生垣なのですが、チョコが行き来するのも、「全然問題ない」って言ってくれてるらしいです。

ここは、これからのことも考えて、日本式に手土産を持って、「引越しのご挨拶」をしに行くつもりです。



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私達の大切な人は辞任しました・・・

みなさま

彼についての記事はニューカレドニアのヌーメアに着いてからすぐに書いていたのですが、書き終わらずに下書きに保存して他の記事を書いていたら、急に彼が職を辞してしまいました・・・
それからもずっと保存したままで月日が過ぎて、もう8ヶ月も前の話になってしまいました・・・

本当は違うタイトルだったんですけどね・・・

彼の名はJean-Jacques Brot(ジャン=ジャック・ブロ)
2013年2月から2014年7月まで、ニューカレドニアのHaut-commissaire=高等弁務官を勤めました。

日本語で高等弁務官、と言っても私も何だか分からなかったのですが、
イギリスやフランスなどが植民地に派遣した統治責任者。 と書いてありました。
つまり、ニューカレドニアは実質、植民地なので、植民地の場合での大使の呼び方ってことだったんです。

彼との始まりは、Binbinはカンペールに住んでいたときに、とても良くしてくれて、現在もとても親密な関係になったDr BARBAが紹介してくれたのが始めで、なぜかジャンージャック(私は彼の前ではムッシュー、ブロと呼びますが)がBinbinのことを気に入ってくれて(!?)、彼と彼の家族全員ととても親密な関係になりました。
Binbinは彼のことを特に親しい人しか呼ばない、Johnと呼んでいます。
Binbinが一人でニューカレドニアに居たときには、ほぼ毎週末はヌーメアにある、何て言うんだろう・・・高等弁務庁内で彼らも住んでいて、政府関係の人が来た時にも泊まれる所・・・う~ん、分からないけど、Binbinはレジデンスと言っていた所にいつも泊まっていました。
彼らが留守のときは犬の面倒を頼まれたり、家の鍵も預かって、いつの間にか家族のような付き合いになっていました。
私も二度お世話になり泊まりましたが、「近くに住んでいても、いつでも泊まりにおいで」と言ってくれました。
↑この言葉のとおり、とても気さくで優しい人なんです。

最初は、えっ?ジャン=ジャックって、ニューカレドニアで一番偉い人だったの?
Binbinから彼が日本のフランス大使館の書記官で、以前日本に住んでいたことは聞いていたのですが、彼のプロフィールを見てビックリ。そう、私たちが住んでいて、これからまた住むフィニステール県の知事も務めていたんです。
フランス語ですが、ウィキペディアにある彼のプロフィールです。

そして彼がJean-Jacques Brot です。この写真が彼が一番好きです。(写真はお借りしました)
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プライベートの写真もたくさんありますが、私たちの写真の彼もいつも笑っています。

そしていろいろお話したいのですが、出来ないので簡単に言いますが、本当に良い人です。
すごい経歴の人なのに、私たちには政治の話は全くせず、家族のように接してくれる、本当に優しい、優しい人です。
フランスの勲章授与式の招待を受けた時にも、当然ノノを預けて二人で行こうとしたら、
「どうして?ダメだよ、絶対に連れてきて!三人で来て!」と言われて連れて行って、ベビーシッターを断ったこともありました。
そしてノノの誕生日の時にも、私たちの住むアパートに来てくれたりしました。

更に嬉しかったのは、クリスマスの少し前に、ル・ピュイ・アン・ヴレの家にも来てくれて、
「フランスでこうして会うことが出来て、本当にうれしいよ」と言ってくれました。
更に、「ここに住むのは大変だね~。頑張って」って言われました。確かに大変だったなぁ・・・
更におまけで、その時に預かっていた義母の犬のU2のことを、
「うわ~、ここには犬じゃなくて、モンスターがいるよ~」とも言っていました。

そうそう、以前の記事に書いたルイーズのパンを紹介してくれたのも、彼でした。
ルイーズのパン屋さんにも、朝の6時頃に一人で良く買いに行っていたんですよ。

もうすぐ私たちはまたフィニステール県の、今度はプロムールと言う町に引越します。
そこから車で3分ほどの隣の町に、彼らの別荘があります。
偶然にも引越日に、これまたBinbinと仲の良い彼の二人の息子さんが別荘に居るので、引越しを手伝ってくれるって言ってくれたんです。
それにはとても助かるし、うれしかったです。
彼ら家族はいつも別荘にいるわけではないのですが、また近くに住むことが出来て、お互いに喜んでいるようです。

彼はUMP=国民運動連合の人です。
UMPは前大統領のサルコジが最近党首に復帰した保守系の(今は)野党です。
でも現在のオランド政権は、PS=社会党で、やはり風当たりが強かったようです。

いろいろと話したいことがあるのですが、彼のやり方は間違っていなかったと、私たちは確信しています。
そして、あまりにも事実と違う報道が多くて、それにはとても悔しく悲しかったです。

辞任後のジャンージャックは、今パリで他の政府関係の仕事についています。

ちなみに、奥さんのアニエスのお祖父さんは首相だった人で、彼女は本も出版しています。
みんなとても気さくで優しく、本当に良い人ですが、やはり違うなぁと思うことがあります。
それは彼らの5人の子供さんたちは皆、ジャンージャックとアニエスに対してはvousを使います。(vouvoyer)
フランス在住の方は分かるでしょうが、親に対して敬語を使っているんです。

Binbinは何故かアニエスにもTuを使うし、ムッシュー、ブロもJohnだし、でも彼らからいつも連絡があって、きっととても良い関係なんだと思います。
そうそう、彼らは日本が大好きで、日本のフランス大使館の書記官だった時に、二人の子供が日本で生まれているんです。
時々片言の日本語を話すんですよ・・
「イヌです。カワイイ、カワイイ」とか・・・

いつもBinbinはとっても仲良く普通に接してるけど、私は彼に会うときはいつも緊張します・・・でも彼ら家族が大好きです!





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