念願であった日本でのカジノを含む統合リゾート（ＩＲ）の実現が、本格的に動き始めた。今後は推進法、実施法と二つの法案を国会で審議し、法案通過の後には、具体的な事業化に向けての動きが加速する。しかしながら、この大事業について、国民はもちろんのこと関係者の中にも十分な理解を得ないまま、目先の利益を追ったり、闇雲に反対を唱える姿も多い。まだまだ、ＩＲ・カジノについての啓蒙活動は不足しているのだ。
カジノ雑誌『カジノジャパン』は故室伏哲郎氏がカジノ啓蒙活動の一環として１０年の歳月をかけて刊行してきた。室伏氏の死去によって休刊していたが、一昨年、復刊を果たした。しかしながら、国内・国外のカジノ・ＩＲをめぐる情勢は目まぐるしく変化しており、季刊の紙媒体ではもはや時代のスピードに対応できなくなってきた。
一方、ＩＲ・カジノに関連する政治、経済の情報を求める声はむしろ拡大している。できるだけ迅速かつ多くの情報を発信する可能性を模索した結果、インターネットを活用した情報ポータルメディア「カジノＩＲジャパン」を開設する運びとなった。
本サイトは、特定の意見・主義を主張するものではない。ＩＲ・カジノに関わる有益な情報を業界関係者、関心を持つ人々の全員で共有することを目的とする。また、巷に氾濫する多くの疑問にもできるだけ客観的に対応する方針である。
（１）カジノを含む統合リゾート（ＩＲ）、とくにカジノについての正確な知識・認識を啓蒙する。
（２）通常国会でＩＲ法案が可決されるという前提で、政治の動きを迅速に提供する。
（３）地方自治体はＩＲを主導する役割を求められる。自治体が積極的に活動できるような情報を提供する。
（４）日本産業界、外資企業が積極的にＩＲ事業に参画できるような安心材料、経済情報、分析を提供する。
（５）「民設・民営」という立場で、ＩＲ事業の投資案件としての魅力をきちんと発信する。
（６）カジノのマイナス面もきちんと分析して、その解決策を啓蒙する。
（７）ＩＲの有力なコンテンツであるエンターテインメント、ＭＩＣＥを積極的に紹介する。
（８）日本では違法（運営）、グレイゾーン（利用）であるが、世界中で大きく動いているオンラインカジノについても情報提供する。
（９）ＩＲを観光戦略と位置づけ、インバウンドを増やす戦略、日本文化発信の戦略などを提示する。
（１０）ＩＲ関係団体と積極的に連携し、ＩＲ・カジノの情報、交流のハブとなる役割を果たす。
国際観光産業振興議員連盟（ＩＲ議連）、ＩＲ推進協議会設立準備委員会、ＩＲ＊ゲーミング学会、全国ＩＲ誘致団体協議会、日本ＩＲ協会、各地のＩＲ誘致団体、日本ＰＦＩ・ＰＰＰ協会、日本カジノスクール、官公庁など
（１）国内ニュース＝点在するニュースからＩＲ・カジノに関わるものをピックアップして紹介。国会会期中はこれに焦点を当てる。
（２）海外ニュース＝日々変化する世界中のトピックの中から、関係者に有意義と思われるもの、日本に関わるものを中心に報告する。
（３）地方ＩＲレポート＝日本中で動きだしている地方のＩＲ活動を随時報告する。
（４）インタビュー＆特集記事＝ＩＲに関連する有力者をインタビューして掲載。また、ＩＲ・カジノにおける重要なテーマを深堀りする。
（５）ＩＲ関連企業＆株価＝日本企業、外資企業の業績動向、事業動向、そして株価動向を紹介する。
（６）ＩＲ経済＝国内外のＩＲ・カジノの経済分析レポートを紹介する。
（７）マスコミ・メディア＝ＩＲ・カジノ関連の書籍、または雑誌でのＩＲ・カジノ関連記事を紹介する。
（８）法案ＮＯＷ＝ＩＲ推進法、実施法の政治日程に関する最新の見通しを紹介する。
（９）カジノジャパン＝掲載された話題記事を一挙公開する。
（１０）みんなのＩＲ・カジノ Ｑ＆Ａ＝ＦＡＱ。多くの人が持つ疑問とそれに対する答えを紹介する。
稲葉昌司 『カジノジャパン』編集長
佐藤亮平 『カジノジャパン』記者
小池隆由 キャピタル＆イノベーション株式会社 代表取締役
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