趣味としてカメラを始めて2年になります。撮りたいものがわからなくなったり、イメージ通りに撮ることができなかったりと、壁にぶつかることも多々ありますが、それも含めて写真生活をたっぷりと楽しんでおります。
この2年で学んだこと、もっと上達するために気を付けなきゃいけないことをまとめてみました。
撮影前の準備を怠ってはいけない
バッテリーの充電は当たり前として、SDカードのフォーマット化やレンズの掃除、ピクチャーコントロールの設定などなど。万全の状態で撮影に臨めるように準備は徹底しないとダメ。
つい先日、撮影中にストロボの電池が切れて、少し戸惑ってしまったので反省しております。準備不足でシャッターチャンスを逃してしまうなんて絶対ダメ。事前のロケハンも大事ですね。
絞りを開けばいいってもんじゃない
ボケはあくまで一つの表現方法。単焦点レンズをはじめて買った時は、ボカすことが楽しくて絞り開放ばかりで撮ってました。でも被写体によって適切な絞りを考えないとダメ。
腕の問題でもあるけど、絞り開放だとガチピンがかなりシビアだし、少しのブレが致命的なピンぼけになっちゃう。
標準ズームは持ってて損しない
写真の上達には単焦点レンズ!ってよく言われるけど、実際問題、標準ズームレンズはあった方がいいと思う。じっくり作品を撮影するならともかく、その場に応じてスピーディーに撮影しないといけない場合にはズームレンズが絶対的に便利。
いちいちレンズ交換してられないし、ボディを2台持ちできるほどお金もないし・・・ ってことで標準ズームレンズ欲しいです。ロト6当たらないかな・・・
フルサイズセンサーが絶対的な正解じゃない
D610はいいカメラです。AFエリアが狭かったり不満が無いわけじゃないけど、自分には必要十分な機能が揃ってる。
マイクロフォーサーズからカメラを始めた自分にとって、フルサイズこそカメラぞ!と思っている時期がありましたが、時と場合によるってことを学びました。
荷物の多い海外出張ではマイクロフォーサーズと便利ズームのコンビは最強だったし、ご飯屋でもD610はゴツくて少々使いづらい。手軽さや求められる解像度、撮影できる場所などを総合的に考えないとダメね。
本当に必要なレンズから買おう
フルサイズ対応の標準ズームは欲しいけど、今のレンズ構成で満足してる自分もいます。35mm、60mm、85mmの単焦点レンズたちで標準域はある程度カバーできるし、マイクロフォーサーズは28〜280mmの便利ズームと50mmの単焦点レンズ。
超広角も欲しいけど、そんなに風景を撮らないし。超望遠も欲しいけど、鳥とか飛行機は正直興味ないし…懐の自由度が高くない以上、本当に必要じゃない限りしばらくレンズは買わなくていいかな。
今の手持ちレンズをとことん使い込むのが大事だわ。どうしてもレンズが必要ならレンタルサービスを使えばいいや。
過去の写真を見て振り返る
暇なときに自分のFlickrやブログの過去記事を見てる。うわぁ・・・下手くそだなーって思う。感覚的な話ではなくて、ダメなポイントを的確に指摘できる。自分が撮った写真をいつでも見られるようにしておくこと、たまにチェックすることって大事。
最近撮った写真も、1年後には下手くそだなーって思えるようにならないと。
ジャンル問わず撮りまくれ
写真を撮るようになって2年、はてなブログを始めて1年。大変光栄なことに撮影のご依頼をいただくことがチラホラと。初めて撮影するジャンルもありますが、チャレンジすることが大事だと思って基本的にお受けしています。
瞬間はすごく大変だけど、確実に経験値が溜まっていくのを実感できる。次はこうしなきゃってノウハウも溜まっていく。上達のためにはとにかく撮りまくれ!ってよく言われるけど、ほんとそうだと思う。
お声掛けいただいた方のご期待に応えられたのか、そこがすごく心配。
写真展、フォトコンテストに出してみよう
Webで応募できるものもあるし、まずは挑戦してみるのが大事だと思ってる。自分の写真は客観的にどうなのか、一番シビアに判断されるのがフォトコンだと思う。いくつか出してみたんですが、かすりもせず・・・これが現実。
写真をよく知らない人だと、単に背景がボケてる写真でも「すごーい!」って言ってくれるけど、それに満足してちゃダメだわ。プリントがめんどくさくて、未だに挑戦できてないものが多いけど、もっと出して行かないとなぁ。
撮影技術と同じくらいコミュニケーション力が必要
プロのモデルならまだしも(撮ったことないけど)撮られることに慣れていない人がほとんど。撮る側がうまくリードしないと、いい表情は引き出せない。ここはまだまだ力不足を感じるところ。
指示を出したり命令するってことじゃなくて提案する。モデルさんと一緒に考えるってのも大事なんだと思う。
昔、仕事でご一緒したプロのカメラマンさんが「カメラは一定の技量を身につけた後はコミュニケーション力で差が出てくる」って言ってて、その頃は何言ってんだこの人って感じだったんだけど、自分が撮るようになってやっと理解できた。
光だ!光を見るんだ!
どの光を生かして撮るのか、ストロボをどう発行させるのか、まだ全然つかみきれていないけど、少しずつ理解できるようになってきたと思う。ブツ撮りにしてもポートレートにしても、光一つで画がガラリと変わる。
ライティングはめさめさ奥が深いし、本格的に取り組むとえげつないレベルでお金もかかるので少しずつ勉強していこうと思う。
まとめ カメラを趣味にして良かった
趣味としてカメラを始めて良かったと思っています。写真を通じて人とのつながりも増えたし、綺麗な写真を撮れるのは純粋に楽しい。写真で誰かに喜んでもらうこともできるし、仕事でも活用できる。
どんどん新しい機種が出るし、レンズ沼には底がないし、際限なくお金はかかるけど、得られるものも大きいと思う。
まだまだぺーぺーな私でございますが、これからもちょっとずつ腕を磨いて、写真を楽しんでいこうと思っております。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。