ジャニオタが桃太郎を読んでみた

むかしむかし、あるところに『ときお』という名の農家(副業:アイドル)が住んでいました。山口さんは山へ家を建てに、城島さんは水質調査へDASH海岸へ行きました。

城島さんが海岸で魚を探していると、どんぶらこどんぶらこと『け』と書かれたサインボールが流れて来ました。
城島さん『なんやこれ。みんなに見せたろ』


城島さんがDASH村へ戻り、みんなにサインボールを見せると
国分『食べてみようぜ!』
山口『ちゃんと火を通さなきゃ』
松岡『包丁で割ってみようぜ!いいまな板あるし!』


ときおがサインボールを割ると、中から慶一郎と言う名のチャラ大学生が出てきました。
慶一郎『ときおさんじゃないっスか!』
長瀬『….ニンゲン…カエレ…』



優しいときおは慶一郎を育てあげ、チャラ大学生だった慶一郎はいつしかニュース番組の帯を持つ好青年へと成長しました。木原さーん!ソラジロー!


そんなある日、となり町のぶいろく村のみんなが助けを求めてときおの元へやってきました。
坂本『ときおがかつて作ったDASH島に怖い奴らが住んでいて、時々俺たちの村にこっそり忍び込んで観察してるんだ。怖くて怖くて…』
三宅『今じゃDASH島はJ島って呼ばれてるんだってー』

山口『島に様子を見に行きたいんだけど、俺たち小麦粉からラーメン作らなきゃいけないしなぁ…SPの岡田は?』
井ノ原『あいつ今エベレスト登ってる』

小山『あっ…じゃあ僕が様子見てきますね』

長野『道中お腹空くからこのきびだんごを持って行きなよ。このきびだんごのお店はね…となり町の…』

森田『これ、持ってけ』
小山『えっサッカーボール持っていっていいんですか⁈ありがとうございます!』


小山は様子を見るためにJ島へと向かいました。一人で旅をするのが寂しくなり、Everythingを聞き泣きながら自転車で駆け抜けていると、スクランブルでシゲちゃんがシンガソーンしていました。
加藤『しょーがねーな、着いてってやるよ(にこにこ)』



2人がしばらく歩いていると、お腹を空かせて不機嫌な増田が座り込んでいました。優しい小山は腹いっぱいきびだんごを食べさせたのでした。
増田『このきびだんごおいしい』
加藤『それ長野くんからもらったんだって』

先輩への礼儀を重んじる増田は、先輩たちからのプレッシャーをきびだんごを食べてから知り、やむを得ず着いて行くのでした。


3人がしばらく歩いていると道端でポーポー言っている手越と出会いました。
加藤『手越いたら心強くない?』
増田『でも手越なんかモノがないとつられないよ…きびだんご俺全部食べちゃったし…』

小山『手越、このサッカーボールあげるから一緒に着いてきて』
手越『これジャニーズ大運動会でハットトリック決めた森田くんのサイン入りサッカーボールじゃん!行く!』



J島に着いた4人はおどろきました。
そこには、茶髪に腰パン金のネックレ〜スなおっかない兄ちゃんたちがたくさんいるではありませんか。
ローラスケートで走り回りながら頭をぐるぐる回す者たち、ギリギリでいつも生きている者たち…




▼チャラ期の じゃにーずが あらわれた
▽たたかう    ▽にげる 
▽フライング ▽踊る


▼にゅーすは おどった [Can do! Can go!]

じゃにーずは ぜんいん おどりはじめた
こやまは なかまを てにいれた!
▽かしこさが2あがった



かつんから詳しく話を聞くと、
亀梨『実は西洋の光一王子と東洋の剛皇子から指令を受けてまして…』

田口『光一くん怖くて…』
小山『坂本くんは君たちが怖くて…』
上田『ジャニーさんは坂本くんが怖くて…』
中丸『マジっすか』


小山は一度村へ帰り、ときおとぶいろく村のみんなへ事情を説明しました。
小山『とりあえずYou達来ちゃいなyo!!』


ときおとぶいろく一向がJ島へ向かうと、そこには代々木第一体育館が出来ていました。
坂本『これは…』

小山『今年のコンサート会場です』
城島『素敵やん』

嵐『僕たちがハワイへ建設費を出稼ぎに行きました』
タキツ『僕たちが作業員のJr.を集めました。』
関ジャニ∞『俺たち前座の練習っす』
JUMP『俺たちはバックのJr.役としてフライングの練習を』
えび『バク転のリハはばっちりです!』
セクゾ『会場に飾るSexy Roseは僕たちに任せて下さい』
WEST『ここでコンサートやってもええじゃないか!』


〜愛を始めようよ〜いま心から〜

そう、Kinki Kidsに指令されたジャニーズたちはぶいろく村のみんなが11月1日に迎える20周年コンサートを完成させるために代々木第一体育館を建設していたのでした。もちろん棟梁は山口さん始め、ときおのみんなでした。

V6 20周年おめでとう/

小山『これで岡田くんがいたら完璧ですね』
坂本『ん?なんかラッパの音が聞こえないか⁈』
井ノ原『おい!見ろよあれ!あそこに少年オカダがいるぞ!』
三宅『俺たちの愛すべき お か だ が帰ってきたぞ!』

岡田『ただいまでおま!』



〜めでたしめでたし〜

『JKがツルの恩返しを読んでみた』が非常におもしろかったのでつい出来心で…2番…いや、3番煎じにもならないが…
パークマンサーも下見に来ていることだし、願わくはV6さんの20周年を代々木でお祝いできますように…祈りを込めて 【完】