十人十色というだけあって、世の中にはいろんな人がいます。
残念ながら良い人ばかりではなく、精神的に問題を抱えていたり、何かの中毒だったり、トラブルを引き起こす人もいます。
「知り合いに反社会的な人はいましたか? その時に何かおかしいと感じましたか?」と、海外掲示板に質問が投げかけられていました。
印象深い回答をご紹介します。
●僕の友人だったブライアンだな。彼はもともと親友だった。一緒に何でもしたよ。ロッククライミングしたり一緒に遊んだりね……。そこらにいる楽しいヤツと思っていた。ところが彼の母親が彼の日記を見つけ、そこには生みの父親(彼は養子だった)を刑務所に入れた妹を殺して食べるという計画が書かれていた。のちに警察が彼を精神科の病院へ連れていったが、実家からさらに日記が出てきて、そこには僕を殺す計画、他の友人たちを殺す計画、彼の両親を殺す計画まで書かれていた。彼がそんなことをするとは夢にも思わず、そして親友を失った。(少なくとも彼を先に捕まえてくれたけど)
●6年くらい仲よくしていた女友達がいる。楽しい子で情熱的でちょっと繊細だった。
ところがこの2年ほど、彼女は急に子供時代のトラウマを思いだすようになり、抑え込まれていた感情が火花を散らし始めたようになり、精神的に異常な面を出すようになった。
簡単に他人とケンカをし、ナイフをちらつかせ、友達を殺すと脅し、まるで現実と妄想の区別がつかないようだった。
怖がって誰も彼女の友達にはなろうとしなくなったのが悲しい。だけど私は、かつての安定した親友との幸せな時代をまだ覚えている。
●友人に病理的なウソつきがいた。虚言癖が始まったのは高1のときだったように思うが、誰も最初は気づかなかった。高校の最後の年になるころには、彼がウソをつくたびにいちいち呼び出して確認した。彼はとてもバカげたウソでも死ぬほど言い訳をした。「仕事があった」とか「彼女のところに行く」とか、自分らには関係ないことばかりだったが、それでも彼にとっては重要だったようだ。今は誰も連絡をとっていない。
●同僚に、とても信仰心の厚い、健康オタクで家族思いな男がいた。上司に「あの男はなんだかおかしいやつ」だと言っても気のせいだと言われた。しばらくして警察がやってきた。彼がトラックを道に乗り捨てて、どこかに去ったらしい。だから言ったのに。
●大学に一緒に通った男友達は一緒にバイクを乗りまわした仲だった。そいつは最近母親を殺した。全く誰も予測もつかなかった。後から思い起こしてみれば、いつも何かおかしい部分はあった。感情的なことに対するリアクションが遅いというか。でも人を殺すなんて想像もしなかった。とても奇妙な感じだ。
●自分はドラッグ中毒者。グループのみんなはほとんどが知っている。そして自分のことを嫌っている。今は足を洗って4か月だが、何とかこの状態を続けたい思っている。みんなが自分に背中を向けたのはかなりつらかった。自分の行動が起こしたツケであり、そこから学ばなければいけない。
●みんなの投稿を、自分のことじゃないだろうなと思いながら読んでいる。
●オンライン上で、ある男とよくゲームをしていた。クールなやつでよく話をした。Facebookで友達になり、オスロ(ノルウェー)の喫茶店で会うつもりだったが、その計画は流れた。
彼はイスラムについての本を執筆していると言い、出版する間はしばらくいなくなると教えてくれた。覚えている最後は、彼に対して「がんばれ」と言ったことだ。
そしてあのノルウェー連続テロ事件が起こった。新聞には友人の顔が載っていた。気分が悪くなった。自分は(世界最大の大量殺人犯)ブレイビクと友達で、しかも「がんばれ」と言ってしまったんだ……。
(アンネシュ・ベーリング・ブレイビク - Wikipedia)
●中学生のときに新しい女友達ができて、一緒によく時間を過ごすようになった。自分の友達全員にも紹介して、そこまでは良かった。
母親に紹介したとき、彼女が帰って5分もしないうちに私にこう言った。「あの子はいつか誰かを殺すわ」と。
そんなことがあるわけないと気にせず彼女と付き合い、転校するまでそれが続いた。1年が過ぎて、その子の名前が書いてある新聞を父親が持ってきた。彼女は寝ている祖父を殺したそうだ。そんなことをするなんて思いもよらなかった。母親には私が見えなかった何かが見えていたのかも。
恐ろしくなる話ばかりですが、事件が起こるまでは気がつかないケースも多いようです。
Has someone in your social circle ever been revealed as unscrupulous?