気象庁:列島各地で黄砂 ソメイヨシノ開花も
毎日新聞 2015年03月22日 21時11分(最終更新 03月22日 21時20分)
気象庁は22日、近畿、中国、四国、九州などの広い範囲で黄砂を観測したと発表した。一方、静岡、高知、福岡、長崎の各市で桜(ソメイヨシノ)の開花を各気象台の職員が確認。黄砂で空がかすむ中、日曜日の花見を楽しむ人も見られた。
気象庁によると、福岡市で午後2時、水平方向で見通せる距離「視程」が5キロに低下したほか、午前中に長崎市で6キロ、山口県下関市と佐賀市で8キロ、宮崎市で9キロをそれぞれ記録した。
視程は10キロ未満だと、風景がぼんやりかすむ程度。ほかに黄砂を観測した地点の視程はいずれも10キロ以上だった。気象庁の予測では、23日はあまり飛来しない見通し。(共同)