慶良間諸島:クジラの親子、ウオッチング船の近くで遊ぶ

毎日新聞 2015年03月22日 20時10分(最終更新 03月22日 20時35分)

ホエールウオッチング船のへさきでのんびりと漂うザトウクジラの親子=沖縄県の慶良間諸島沖で、本社ヘリから須賀川理撮影
ホエールウオッチング船のへさきでのんびりと漂うザトウクジラの親子=沖縄県の慶良間諸島沖で、本社ヘリから須賀川理撮影

 沖縄県の慶良間諸島近海にザトウクジラが姿を見せた。12月から4月ごろにかけて繁殖や出産、子育てをしており、上空からホエールウオッチング船のすぐ近くで親子がゆったり泳ぐ様子が確認できた。

 この時期、アリューシャン列島近海やベーリング海などから沖縄近海に南下してくる。座間味村ホエールウォッチング協会によると慶良間諸島周辺で、ここ数年は毎年250頭ほどが個体識別されているという。

 協会は距離や進路など観察の自主ルールを設けているが、クジラから近づいてきた場合は例外で、運が良いと悠然と泳ぐ姿を目の前で見ることができる。【須賀川理】

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