チュニジア博物館襲撃 被害に遭った日本人の身元が明らかに

03/19 15:04
チュニジアの首都チュニスで、18日に発生した博物館襲撃事件で、死亡した日本人3人とけが人3人について、政府関係者が身元を明らかにした。
事件は18日午後、チュニジアの首都チュニスの中心部にある博物館で起き、男らが観光客らに向け銃を乱射し、19人が死亡、44人が負傷した。
日本政府は、この事件で、日本人3人が死亡し、3人がけがをしたと発表した。
政府関係者によると、死亡したのは、東京都に住む成沢 万千代さん(66)と、埼玉県の宮崎 チエミさん(49)、宮崎 遥さん(22)親子のあわせて3人。
けがをしたのは、天井健二さん(75)、結城敍子(のぶこ)さん(68)、結城法子さん(35)の3人とみられ、19日午後2時30分現在、最終的な確認を急いでいる。
一方、宮崎さん親子が利用した旅行会社が19日午後、取材に応した。
宮崎さん母娘が利用した旅行会社は「大変残念で、被害に遭われた方には、お悔やみ申し上げるしかない。弊社も担当が現地に向かい、対応する予定」と話した。
旅行会社によると、宮崎さん親子は、3月14日に、成田空港を出発し、イタリア・ジェノバから10日間の西地中海クルーズに出発。
現地時間の18日にチュニジアに到着し、その後、オプショナルツアーで訪れたチュニスの博物館で、事件に巻き込まれたとみられている。
今回の事件を受けて、警察庁は連絡室を設置し、外務省などと連携し、情報収集にあたっている。

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