私の震災記事が英訳されて海外のニュースサイトに載りました

私の震災関連の記事が英訳されて、海外のニュースサイト(Global Voices)に載りました

globalvoicesonline.org

A Japanese blogger, Takayoshi Saito, has described in detail how the disaster affected the life of his youngest sister and her family. They used to live near the Fukushima Daiichi nuclear power plant that itself became the scene of yet another large scale disaster following the earthquake and tsunami.

改めて英文を見ると何だか違う人が書いたようですね。英語圏からもとても評判が良いと伺いました。これを訳すのは有意義なことだと。

福島には悲劇もあれば喜劇もあります。悲しい物語だけではなくて、その中で日常を取り戻そうとしている人達の試みもあります。「福島県民はいつまで被害者面しているんだ」とネットで叩かれていたとき、バスで相馬に帰ったのですが、途中どの田畑にも囲うようにヒマワリが植えてあって、涙を流しながらその光景を見送ったことがあります。相馬に着いたらそういうことも含めて笑い話です。

先週、相馬の私の母が悪性リンパで緊急入院することになりました。宮城県にあるがんセンターの方に移送されることになると父が話していました。震災以降、祖母を失い、伯父を失い、相馬の親戚がどんどん鬼籍に入っていったのですが、そのたびに東京にいる自分の無力を感じました。

また機会を見つけて相馬に帰ろうと思います。非常時に役に立たないお兄ちゃんですが。