【Suicaインフレ仮説】Suicaにチャージした分のお金はこの世から抹消しないとダメじゃないの?
腹BLACK 2015年3月22日貨幣の流通量は政府の指示で日銀がコントロールしているのに、Suicaに1000円入れると手元のSuciaと機械の中のお札で倍の2千円の価値が発生してしまう…。
これではSuicaのせいでインフレ状態になってしまうのではないか。よく分からないけど直感でおかしい気がする。
お金が増えるということは相対的にモノの価値が下がるということでモノの値段が高くなってしまうはずだ。Suicaが普及してから知らず知らずのうちに物価が上がっていたりしないだろうか。
ジンバブエでは過度なハイパーインフレが起きたせいでちょっとパンを買いに行くにも山ほどの札束を抱えて買い物に行かなくてはならなくなった。
もし悪意あるファンドがSuicaという問題ある仕組みを利用して日本の貨幣量を増やしまくり、ハイパーインフレを起こして金儲けしたら…。というよりも、そもそも商品券や切手、電子マネーなど全て、おかしなことを引き起こす恐れがあるわけだが…。
いやしかし、まさかそんなはずはないとは思うのだが、いくら調べても答えが見つからなかったので記事にしてみた。
ゴールドマン・サックスあたりの外資系金融は物凄く頭のいい人達が高度な知識を利用して世の中の矛盾を突くことで金儲けをしている組織だ。このままでは日本の将来が心配で眠れない。Suicaインフレ仮説、どなたか納得のいく説明をしたうえではっきりと否定してほしい。
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Comments (2)
アホかね。おかしいのは君の直感だ。お金は増えていない。
Suicaの電子マネーは、チャージした際に円がJR東日本に渡る代わりにいくら渡したかの記録を受け取り、使用時に自分が払った円と再度交換される。その交換を保証しているから成り立つシステム。チャージしたとたんにSuicaに新たな価値が生じるわけではない。JR東日本の信頼によって成り立っている交換システム。
JR東日本がチャージされた以上のSuica額を利用者に与えれば、その分JR東日本が交換に応じなければならず損をする。
チャージ額より少なくしか交換に応じなかったとすれば、そんなものを利用する人がいなくなる。日本円とSuica額は等価でなければならず、事業を続ける前提ではインフレは生じない。
インフレリスクではなく、倒産等で価値がなくなるリスクが問題。
そもそも貨幣、紙幣自体が日本銀行によって価値を担保されているものであって、貨幣の金属に額面ほどの価値はないし、紙幣に至っては紙でしかない。価値の保証があるから安心して使っている。貨幣経済とはそう言うもの。その保証によって、お金を仲立ちにして等価値な物同士の交換が行われる。
ただ、電子マネーは、取扱店が支払う手数料によってチャージされた額より大きな額が動くしくみ。それによって、チャージした側がチャージした以上の利益を得たり、胴元がチャージされた以上の利益を得る。取扱店は現金を扱わずにすんだり、利用率が高まったり、キャンペーンの恩恵を受けることができる前提で手数料を支払うことになる。利用者はチャージした分を現金化できない(しても払戻手数料によって損をする)非対称性があり、損を防ぐためにはチャージ分を使用せざるを得ない。
お金をより積極的に動かさせることで利益を上げようというモデルだと了解している。
さすがにこれは頭悪いと思いました。