2015-03-21
リクスバンク副総裁ヤンソンはまたもや弁解の余地がないものを弁護している
経済 |
スウェーデン中央銀行(リクスバンク)のペール・ヤンソン副総裁がクルーグマンを勉強不足と批判したブルームバーグ記事が3/15に出た(日本語版)が、それに対して、クルーグマンになり代わってスヴェンソンが表題のブログ記事で反論している(原題は「Riksbank Deputy Governor Jansson again tries to defend the indefensible」;H/T クルーグマン)。
リクスバンクは2010年夏から2011年夏に掛けて政策金利を0.25%から2%に引き上げたが、ヤンソンは当時の数字(成長率は約6%、インフレ率は約2%、家計の信用の伸び率は約9%)からすれば、それは通常の行動だった、と述べている。それに対しスヴェンソンは以下の点を指摘している。
- 当時のリクスバンクとFOMCはインフレと失業率について似たような予測を出していた。FRBはその予測に基づき、政策金利を低水準に保ちQE2の準備を開始する、という正しい対応を行った。リクスバンクは間違った対応を行ったが、あるいはヤンソンはFRBはリクスバンクに倣うべきだったと言うつもりか?
コメントを書く
トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20150321/svensson_on_jansson_on_krugman
リンク元
- 15 http://b.hatena.ne.jp/
- 3 http://feedly.com/i/latest
- 2 http://t.co/7z3tPF60Up
- 2 http://t.co/nLkKfgOyCX
- 1 http://a.hatena.ne.jp/rodhos/simple
- 1 http://api.twitter.com/1/statuses/show/579471166898716672.json
- 1 http://b.hatena.ne.jp/?via=201002
- 1 http://b.hatena.ne.jp/entrylist?of=40
- 1 http://b.hatena.ne.jp/halfsize/favorite
- 1 http://b.hatena.ne.jp/hotentry/knowledge/研究・図書館