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ワシントンで「桜祭り」開幕 渡辺美里さんが「My Revolution」熱唱

産経新聞 3月22日(日)12時51分配信

 【ワシントン=青木伸行】米国の首都ワシントンの春を彩る全米桜祭りが始まった。今年で103回を数える桜祭りは日米の友好関係を象徴するイベントとして定着している。

 21日にワシントン市内の劇場で行われた開幕式では歌手の渡辺美里さんが「My Revolution」を熱唱したほか、ジャズピアニストの森田真奈美さんらがステージを盛り上げた。

 桜祭りは4月12日までの期間中、山田洋次監督の映画「小さいおうち」などが上映され、ジャズのコンサートやパレード、日本食の露天など、日本文化を伝える催しがめじろ押しだ。

 今年は初の試みとして、大リーグのナショナルズ対ヤンキースのオープン戦(4月4日)で、オペラ歌手の田村麻子さんが米国歌を斉唱し、佐々江賢一郎駐米大使が始球式で1球を投じる。

 1912年に東京都から贈られた3000本以上の苗木は、毎年ポトマック河畔をピンク色に染める見事な並木となり、人々を癒やしている。例年は4月初めが見頃だが、今年は寒さの影響で中旬になる見込み。

最終更新:3月22日(日)13時18分

産経新聞