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【プロ野球】

大谷 開幕へひと安心 3イニングを1安打無失点

2015年3月22日 紙面から

先発し、巨人打線相手に3イニング無失点の大谷(戸田泰雅撮影)

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◇日本ハム5−1巨人

 日本ハム・大谷が開幕前最後の登板で首脳陣を一安心させた。3イニングを1安打無失点。「0点に抑えられたのは良かった。自分がしたいことができた。あとは開幕までに微調整です」。オープン戦過去2試合は打ち込まれたが、見違える投球に「だいぶ、進歩している」と手応えを口にした。

 直球に勢いが戻った。全38球のうち、21球が150キロ台。初回1死で迎えた亀井には、最速の157キロをマークしたが、左前打された。しかし、続く坂本には内角へ155キロを投げ込み、二ゴロに打ち取った。「右打者の内角にしっかり投げられたのが良かった」と収穫を得た。

 前回登板の11日・DeNA戦では、直球は140キロ台後半が多かったが、球速は格段にアップ。野手として出場する予定だった17日の広島戦を、かぜのため欠場。登板予定を20日から1日ずらしてマウンドに上がったが、体調はすっかり回復した。

 前かがみになっていたフォームも修正。無四球と、制球も良くなった。27日の開幕・楽天戦へ、準備は整った。「プレッシャーもかかると思うけど、なんとか勝てるように精いっぱい頑張りたい」。全力投球で初の大役を務め上げる。 (水足丈夫)

 

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