夫婦で妊娠や子育てを学ぶ催し

3月22日 14時29分

妊娠を希望する夫婦の食生活や、夫婦で子育てを楽しむ方法などを学ぶ催しが東京・文京区で開かれ、多くの夫婦や家族連れなどでにぎわいました。

「ハッピーベイビーフェスタ」という催しは、妊娠や子育てに夫婦で向き合ってもらおうと、文京区などが初めて開いたもので、会場には健康や生活設計などに関するおよそ２０のブースが設けられました。
このうち筋肉量や骨密度などを測定し、食生活について考えるブースでは、妻が妊娠している夫婦や、妊娠を希望する夫婦などが訪れ、食事や運動のアドバイスを受けていました。去年結婚したという３０代の夫婦は「タンパク質や植物性の油のとり方など知らないことを学べました。運動不足を指摘されたので食事や運動を意識して生活し、元気な子どもがほしいです」と話していました。
また、父親の育児参加を促しているＮＰＯ法人のブースでは、子育ての知識を尋ねる「パパ力検定」が行われ、お父さんたちが粉ミルクや離乳食、それに子どもの病気に関する質問などに答えていました。
妻が妊娠８か月という３０代の夫は「分からないことだらけで、ほとんど間違えました。これから勉強して妻と育児を楽しみたい」と話していました。