劇画ヒットラー(水木しげる)
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「ブックマーク」83号でも紹介されていた伝記マンガ。よんだからあげるーと送られてきたのを、ありがたくよむ。同封の手紙には、「水木しげるが書いているのがいいなぁーと思う」と書いてあった。私がもらった文庫の初版が1990年(私の手元にきたのは、2014年の31刷り!)で、そもそもは週刊のマンガ雑誌に1971年に連載され、1972年に単行本になったらしい。
画家になる希望をもっていたヒットラーが夢破れて…という話は知っていたが、「これほどドイツ人を熱狂させ史上まれな独裁者となったアドルフ・ヒットラーとはいったいどんな人間だったのだろうか…」(p.22)というところを追求してマンガはすすむ。
ウィーンへ出てきた若きヒットラーは、人一倍自尊心が強く、自分がおもしろくないことがあるとしばしば狂暴な発作を起こす人物として描かれている。「本人は死ぬまで芸術的画家のつもりでいた」(p.33)という。
巻末には、マンガ執筆に際して参照したという書物が多数並んでいる。「ヒットラーとはいったいどんな人間だったのだろうか」を知りたいと思った人は、水木以前にもたくさんいるのだなあと思う。
ちょうどこの伝記マンガをよんだあと、文庫になって間もない『ヒトラーのウィーン』を見かけて、買って読んだ。こちらは画家になろうと17歳でウィーンを訪れ、22歳まで過ごしたヒトラーの若き日の5年余りを描いたもので、水木マンガの1~2章と重なる。
"青年期のヒトラーを友人が描いた絵"が掲載されていて、それをみると、水木マンガが描く若いヒットラーとよく似ている。マンガでヒットラーといえば、手塚治虫の『アドルフに告ぐ』を、もう20年くらい前によんだことがあるが、あまりに昔すぎて、サッパリ内容を忘れてしまっている。このマンガをよんだはずの同居人も思い出せないというので、図書館でマンガを一揃い借りてきた。
(3/6了)
ちょうどこの伝記マンガをよんだあと、文庫になって間もない『ヒトラーのウィーン』を見かけて、買って読んだ。こちらは画家になろうと17歳でウィーンを訪れ、22歳まで過ごしたヒトラーの若き日の5年余りを描いたもので、水木マンガの1~2章と重なる。
"青年期のヒトラーを友人が描いた絵"が掲載されていて、それをみると、水木マンガが描く若いヒットラーとよく似ている。マンガでヒットラーといえば、手塚治虫の『アドルフに告ぐ』を、もう20年くらい前によんだことがあるが、あまりに昔すぎて、サッパリ内容を忘れてしまっている。このマンガをよんだはずの同居人も思い出せないというので、図書館でマンガを一揃い借りてきた。
(3/6了)
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