ニュース詳細
自公幹事長 今月23日から中国を訪問3月16日 14時02分
k10010017051_201503161710_201503161711.mp4
自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長は記者団に対し、今月23日から中国を訪問することを正式に明らかにし、中断している中国共産党との政党間交流の再開で合意するなど、日中関係の改善に向けた糸口を探りたいという考えを示しました。
自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長は国会内で記者団に対し、今月23日から25日までの3日間の日程で、中国の北京を訪問することを発表しました。
谷垣・井上両氏は滞在中、中国共産党で対外交流を担う中央対外連絡部の幹部と会談し、自民・公明両党と中国共産党との間で6年前まで開かれていた「日中与党交流協議会」を再開することで合意したい考えです。
また、中国共産党の最高指導部のメンバーらとの会談を実現し、日中関係の改善に向けた糸口を探りたいとしています。
谷垣氏は記者団に対し、「しばらく途絶えていた政党間交流を再開し、両国の友好関係と政治的な信頼関係を増進したい」と述べました。
また井上氏は、記者団が「戦後70年の総理大臣談話も議題になるのか」と質問したのに対し、「中国側との会談の中ではさまざまな議論が出るので、政府の立場を踏まえ、われわれの考え方を伝えたい」と述べました。
菅官房長官は午後の記者会見で、「去年11月の日中首脳会談を契機に、議員間や政党間の交流など、さまざまなレベルでの取り組みを積み重ねていくことが大事だ。国連防災世界会議にも中国から初めて現役の閣僚が出席されており、こうしたことを積み重ねながら、大局的観点に立って日中関係の改善を進めていきたい」と述べました。
谷垣・井上両氏は滞在中、中国共産党で対外交流を担う中央対外連絡部の幹部と会談し、自民・公明両党と中国共産党との間で6年前まで開かれていた「日中与党交流協議会」を再開することで合意したい考えです。
また、中国共産党の最高指導部のメンバーらとの会談を実現し、日中関係の改善に向けた糸口を探りたいとしています。
谷垣氏は記者団に対し、「しばらく途絶えていた政党間交流を再開し、両国の友好関係と政治的な信頼関係を増進したい」と述べました。
また井上氏は、記者団が「戦後70年の総理大臣談話も議題になるのか」と質問したのに対し、「中国側との会談の中ではさまざまな議論が出るので、政府の立場を踏まえ、われわれの考え方を伝えたい」と述べました。
菅官房長官は午後の記者会見で、「去年11月の日中首脳会談を契機に、議員間や政党間の交流など、さまざまなレベルでの取り組みを積み重ねていくことが大事だ。国連防災世界会議にも中国から初めて現役の閣僚が出席されており、こうしたことを積み重ねながら、大局的観点に立って日中関係の改善を進めていきたい」と述べました。