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官房長官 「日中は未来志向で協力関係発展を」
3月16日 12時48分

菅官房長官は午前の記者会見で、安倍総理大臣がことし発表する総理大臣談話を巡って、中国の李克強首相が、過去の植民地支配と侵略に対し痛切な反省を表明したいわゆる「村山談話」などを踏襲するよう求めたことに関連して、日中双方が未来志向の協力関係を発展させていくことが重要だという認識を示しました。
中国の李克強首相は、安倍総理大臣がことし発表する総理大臣談話を巡って、過去の植民地支配と侵略に対し痛切な反省を表明したいわゆる「村山談話」などを踏襲するよう改めて求めるとともに、日本との関係改善に期待感も示しました。
これに関連して菅官房長官は午前の記者会見で、「日本は戦後70年にわたり、先の大戦への深い反省のうえに、民主的で人権を守って、法の支配を尊重する国づくりを行い、アジア、世界の平和と発展に大きく貢献してきたと思っている」と述べました。
そのうえで菅官房長官は、「ことさら過去の歴史のみに焦点を当てていくことは、日中関係にとって建設的ではないと思うし、日中双方が、国際社会が直面する共通の課題に対して未来志向の協力関係を発展させていくことが極めて重要だ」と述べました。
また菅官房長官は、中国が制定しようとしている反テロ法について、「わが国の企業の中には、ビジネス活動に大きな影響を与えるという懸念があることも承知している。政府として、欧米諸国と連携しながら、中国に対し規制に関する懸念を外交ルートを通じて伝えている」と述べました。

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