ニュース詳細
社会意識調査 「よい方向」景気は半減3月21日 20時18分
k10010023581_201503212102_201503212103.mp4
内閣府が行った「社会意識に関する世論調査」によりますと、現在の日本でよい方向に向かっていると思う分野は何か聞いたところ、「科学技術」が30%と最も多かった一方、「景気」は10%で、前回・去年の調査に比べ半減しました。
内閣府はことし1月から先月にかけて、全国の20歳以上の1万人を対象に「社会意識に関する世論調査」を行い、およそ60%に当たる6011人から回答を得ました。
それによりますと、現在の日本でよい方向に向かっていると思う分野を複数回答で聞いたところ、▽「科学技術」が30%と最も多く、次いで▽「医療・福祉」が27%、▽「防災」が21%などとなりました。
一方、▽「景気」と答えた人は10%で、前回・去年の調査に比べおよそ12ポイント低く、半減しました。
また、悪い方向に向かっている分野を聞いたところ、▽国の財政が39%で最も多く、次いで▽物価が31%、▽景気が30%などとなりました。
今回の結果について内閣府は、「去年の調査は消費税率の引き上げ前で駆け込み需要もあり、景気回復を実感する人も多かったが、その後、税率の引き上げなどで回復基調が緩やかになったことが影響したのではないか」と話しています。
それによりますと、現在の日本でよい方向に向かっていると思う分野を複数回答で聞いたところ、▽「科学技術」が30%と最も多く、次いで▽「医療・福祉」が27%、▽「防災」が21%などとなりました。
一方、▽「景気」と答えた人は10%で、前回・去年の調査に比べおよそ12ポイント低く、半減しました。
また、悪い方向に向かっている分野を聞いたところ、▽国の財政が39%で最も多く、次いで▽物価が31%、▽景気が30%などとなりました。
今回の結果について内閣府は、「去年の調査は消費税率の引き上げ前で駆け込み需要もあり、景気回復を実感する人も多かったが、その後、税率の引き上げなどで回復基調が緩やかになったことが影響したのではないか」と話しています。