ポレダ、2戦目当確!最終調整「満足」4回1失点
2015年3月22日6時0分 スポーツ報知
◆オープン戦 巨人1―5日本ハム(21日・東京ドーム)
初回からエンジン全開だった。ポレダは持ち味の剛速球で力勝負を挑んだ。2死二塁。主砲・中田をオール直球でファウル、空振り、見逃しの3球三振。最後は内角に149キロをズバッと決めてスイングさせなかった。「満足できる投球ができたよ」。最後の調整登板で4回2安打4奪三振1失点。開幕2戦目、28日のDeNA戦(東京D)先発へ弾みをつけた。
直球は最速154キロ。2回2死から岡に内角直球を左翼2階席へ運ばれたが、150キロ超えが9球。身長198センチから投げ下ろす球は球威があった。課題は初回、西川の一塁内野安打でベースカバーが遅れたことや、2盗塁を許したセットポジションだが「クイックは上達していると思う」と対応に自信をのぞかせた。
映像などで相手をよく研究している。「日本の打者から空振りを取るのは難しい。制球はアバウトでなく狙ったところにピンポイントで投げないといけない」。この日は2回り目の打順でも、4回2死一、二塁から石川亮を直球で空振り三振。68球で降板後はいつも通りブルペンに直行し、本番の球数を想定して追加で40球を投げた。
この日で開幕ローテは正式に決定。菅野からポレダ、高木勇、杉内、大竹、マイコラスと続く。「シーズンは長い回を投げたい。省エネというか、無駄な球を投げないことが大事」とポレダ。ビッグレフティーの準備が整った。(片岡 優帆)