葛西臨海水族園が移動水族館車を制作
2015年3月22日6時0分 スポーツ報知
葛西臨海水族園(東京都江戸川区)は21日、移動水族館車「うみくる号」「いそくる号」を初公開した。園内で行われたお披露目式には一般客約100人が集まった。埼玉県入間市在住の新井せらちゃん(11)は「ヒゲを生やしたオジサンという魚がかわいかった。埼玉県には水族館が少ないので来てほしい」とにっこり。
全長約8メートルの専用トラック「うみくる号」は、荷台に約1.6トンの熱帯水槽と温帯水槽を搭載。荷台の側面が開き、窓から水槽を観覧できる。熱帯水槽にはサンゴ礁などに生息するチョウチョウウオ科など色鮮やかな魚、温帯水槽では東京湾に生息するマアジなどを展示。補助車両のワゴン車「いそくる号」はふれあいプログラム用のウニやヒトデの水槽や標本などを載せる。
同園によると、26日の東京臨海病院(東京都江戸川区)訪問から月4回ペースで活動する。