初日から長蛇の列 観光客で大盛況
2015/03/22
新東名高速道路の新城インターチェンジに隣接する道の駅「もっくる新城」(新城市八束穂)が21日、グランドオープンを迎えた。開駅初日から長蛇の列が続き、施設内は県内外から訪れた観光客で溢れかえる大盛況。今後、奥三河地域の観光や産業の活性化に向け、ハブステーションの役割が期待される。
つくで手作り村や鳳来三河三石に続く市内3カ所目の道の駅として、国道151号新城バイパス沿いにオープンした「もっくる新城」は、奥三河最大級90台収容の駐車場を完備。
イノシシの骨からだしを取った「ししラーメン」や高原野菜惣菜バイキング、地元の新鮮野菜などが販売されており、足湯で来訪客をもてなす。
初日は、通常非売品の特別開駅記念切符2500枚を配布・販売したほか、奥三河観光大使「志多ら」の和太鼓演奏や鎧(よろい)甲冑(かっちゅう)の試着会が催された。
約2時間前に並び、記念すべき1人目の利用者となった村井さん夫妻=豊川市=は、新城高校の生徒たちが作ったミカンやウメ、リンゴの特製ジャムを購入。「開駅を心待ちにしていた。とても賑やかで楽しい。また訪れたい」と話した。