同性愛の表現規制が止まらないけど、日本企業は何に怯えてるの?

先日の「境界のないセカイ」よろしく、電子書籍関連では同性愛いわゆるLGBTを題材にした作品が相次いで規制対象になっているようで。

NHN PlayArtが開発・運営する、スマートフォン向けの無料漫画アプリcomicoでの同性愛の表現規制をめぐって、ネットの一部でちょっとした騒動になっている。

結論としては、前回と同じく「日本側が勝手に怯えて自主規制してるだけ」としか思えない。

前回でも少し述べたが、確かにAppleやGoogleは厳しい。水着などの露出の多い格好をしているだけでアウト。
文句があるなら他所へ行け、というスタンスな訳だが、今回の一連の騒動がAppleやGoogle側から圧力があったのかと言われれば、そうは思えない。

というか、AppleのCEOであるティム・クック氏はゲイとして有名な訳だし、そもそもAppleは同性愛容認派だ。

動画はゲイパレードにティム・クック氏が参加したときのもの。ちなみに公式。

Appleだけでなく、基本的に米の大手企業は同性婚を支持している。これは多様な価値観を認めるという以上に、他社に先駆けて優秀な人材を確保したいという思惑があっての事だとは思うが、それはそれで素晴らしい事だと思う。

米大手278社が「同性婚」をビジネスで支持

さて、今回の場合、過激な性表現が全般的に規約違反にされるのはわかるとしても、同性間のキスがダメにも関わらず、異性間はキスも、ある程度の性表現もOKとの事だが意味がわからない。

と言うより、AppleやGoogle的にはそちらの方がアウトだと思うのだが

それにしても、ここ最近、LGBTへの差別的な動きが多い。こうした問題は、以前から有形無形に言われてきたことだが、流れを追っていくと、どうやら渋谷区の同性パートナーシップ条例に端を発する様だ。

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