氏名
宮崎 遥(みやざき はるか)
学校名
明治大学
学部/学科
情報コミュニケーション学部 情報コミュニケーション学科
学年
4年生
卒業年
2015卒
志望業種・業界
商社
広告
百貨店・小売・専門店
美容
志望職種
与えられた仕事ならなんでも
出身
東京都
希望勤務地
どこでもOK!
リーダー型
知識収集型
クリエイティブ型
ボランティア型
朝から晩まで何か一つのものを目指す生活を求めて
現在、学生団体ENTERFACEで代表をしています。
学生団体ENTERFACE
http://ameblo.jp/enterface/
大学に入学当初は、学内のサークルに所属し、学校とアルバイトの生活でそれなりに充実していましたが「何かが足りない」と感じていました。
それは、高校時代に、吹奏楽部に所属し朝から晩まで「全国大会」という常に何か一つのものを目指すという生活をしていたからです。全国大会には2度出場し、2010年には金賞を受賞しました。そして、吹奏楽で得た忍耐力や継続をしていく力を他で活かしたいと感じていました。そんな時に、学内サークルで一緒だった前代表から「団体を立ち上げました。興味がある人は説明会へ来てください」とメーリングリストが回ってきました。
そのメールを見て「この団体でそれができるのかな」と考え説明会に参加し、サークルでは話したことのない前代表とお話をさせてもらいました。前代表は「社会で夢や目標を持って生きている人が少ないのではないか」と考え「それに対し自分ができること、提供することを学生団体でやろう」という考え団体を創設していて、その考えと行動力に感心しました。高校時代に「この人に出会えてよかった」という思い出があり「それを自分が提供できる側になりたい」と感じていたので、この団体で吹奏楽で得たものを活かせるのではないかと思い団体に入りました。
300人規模のイベントを開催!
できる、できないではなく、やるか、やらないかが大事
団体では、主にイベントの企画をしています。最近、企画したイベントは3月9日に行われた「メトロアクション」というものです。対象は、大学院生、大学生、短大生、専門学校生でした。
東京メトロの1日乗車券を使い、男女6人ずつのグループで指定された4つのコースを巡り企画に挑戦してもらうというものです。
私が担当した企画は「東京ほのぼのストーリー」というものです。上野界隈の美味しいお店を巡りながら神社などあまり1人では行かない場所に行き、公園で昔の遊びを全力でやってもらいました。他に「ドラマティックな1日を」というコースでは、ドラマ「花より男子」のシーンを再現してもらいました。恥ずかしいミッションだと思うのですが、それを乗り越え初めて出会った人たちと気さくに交流をしてもらうというコースです。
団体自体ができたばかりであまり知られておらずイベントの実績もない中、100人以上を集客するイベントは難しいだろうと感じました。
学生団体に参加している人であれば「イベントをやります」と告知をして、抵抗なく参加してくれると思います。しかし、団体に入っていない学生にも参加して欲しかったので、そういう人達に参加してもらうかの広報の仕方が難しかったです。
まずは、自分の知り合いや友だちに情報を流し、その後SNSなどで拡散しました。少しでも目に触れてもらうために団体ページ以外に個人のページでも取り上げ、掲示板へも一つひとつ書き込みをして、SNSの広告なども打ち出しました。やることは地道でしたが、いろいろな人の目に触れてもらう工夫をしました。その効果もあり、雨天にもかかわらず、300人前後が参加をしてくれ、中には京都から参加してくれた学生もいました。
しかし、準備や広報期間が短く、当初予定していた数には届きませんでした。イベントの下地は12月にはできていましたが、メンバー集めなどで時間がとられてしまい、企画始動が1月になってしまいました。そのため、開催日まで時間がなく企画プラン作りが上手く進みませんでした。
今後はその反省を生かし、余裕を持って企画下地準備を始め、余裕を持って企画を進めています。
私自身100人以上のイベントを開催することが初めてで、企画という一つの箱にたくさんの人を入れるという知識も全くありませんでした。そういったことをあらかじめ綿密な打ち合わせをして、丁寧に準備をしていけば、もっといい企画になったのではないかと感じました。
また、この企画がなければ出会えない人たちともたくさん出会えました。イベントに来てくれた人たちからの「ありがとう。楽しかった」という一言がとても嬉しかったです。
ただ自分たちがやりたいイベントを開催しているのではなく、イベントごとに伝えたいメッセージがあります。それを一人でも感じてくれた人がいるならば、準備に割いた時間は無駄ではなく、意味のあるものだったと思いました。自分の気持よりも、参加してくれた人の気持ちが大事なので、その言葉が自分の中での誇りでもあります。
この企画終了後に前代表がおっしゃっていた「できる・できないではなく、やるか・やらないか、が大事だ」という言葉を実感しました。企画準備段階で、弱音を口に出してしまったことがありましたが「実際に動けば報われることがある」と企画が終わり感じました。「できない」という気持ちだけで諦めてしまうのは、もったいないと思い、諦めない気持ちが大切なのだということを学びました。
将来、自分の子供に胸を張れるような仕事がしたい
「家族」というコミュニティに興味があり、学校では主にコミュニティについて、またいろいろな視点から「家族」を学んでいます。
また、1年生の頃にジェンダーに関するゼミを取っていて、そこでファッションやお化粧などを「なぜするんだろう」と思いました。大学生となり、自然とお化粧をするようになりましたが、そこを不思議に感じました。それから、自分を飾るという行為に興味があり、仕事でその答えを見つけてみたいと考えています。
そのため特別に「これ」といった仕事に就きたいと思っているわけではなく、仕事のをする上でキーワードとして「家族」があればいいと思っています。そして、将来自分の子供に「お母さんはこんな仕事をしているよ」と胸を張って言えるようになりたいです。
[インタビュー日:2012年05月]