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統一地方選の投票所 4年前より約1200減3月16日 5時36分
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4月の統一地方選挙で行われる41の道府県議会議員選挙の投票所の数は、前回の4年前より1200か所近く減ることが、NHKの調べで分かりました。投票所の統廃合は、高齢者などが投票に行きにくくなるという指摘があり、自治体の中には期日前投票を利用しやすくするなど、対策を講じる動きも出ています。
4年に1度の統一地方選挙を控え、NHKは全国の放送局を通じて、4月12日に投票が行われる41の道府県議会議員選挙で設置される投票所の状況を調べました。
それによりますと、投票日当日の投票所は、これまでのところ、合わせて4万1432か所となっていて、前回と比べて1180か所、率にして2.8%少なくなっています。
道府県別では、三重県と大阪府を除く39の道府県で減る見通しで、減少の割合が大きいのは、鳥取県が11.5%、島根県と岐阜県が8.8%などとなっています。
また、投票時間を通常の午後8時から繰り上げて終了する投票所は、すべての投票所の31.5%に当たる1万3051か所に上っていて、群馬県では99%、鹿児島県では91.3%で終了時間を繰り上げます。
こうした投票所の統廃合などは、人口の少ない地域を中心に相次いでおり、自治体の職員削減や財政難などが影響しているものとみられます。
一方で、高齢者などが投票に行きにくくなるという指摘があり、自治体の中には投票所へのバスを運行したり、期日前投票を利用しやすいように大型商業施設に投票所を設置するなど、対策を講じる動きも出ています。
それによりますと、投票日当日の投票所は、これまでのところ、合わせて4万1432か所となっていて、前回と比べて1180か所、率にして2.8%少なくなっています。
道府県別では、三重県と大阪府を除く39の道府県で減る見通しで、減少の割合が大きいのは、鳥取県が11.5%、島根県と岐阜県が8.8%などとなっています。
また、投票時間を通常の午後8時から繰り上げて終了する投票所は、すべての投票所の31.5%に当たる1万3051か所に上っていて、群馬県では99%、鹿児島県では91.3%で終了時間を繰り上げます。
こうした投票所の統廃合などは、人口の少ない地域を中心に相次いでおり、自治体の職員削減や財政難などが影響しているものとみられます。
一方で、高齢者などが投票に行きにくくなるという指摘があり、自治体の中には投票所へのバスを運行したり、期日前投票を利用しやすいように大型商業施設に投票所を設置するなど、対策を講じる動きも出ています。