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ニトリ 月1万円超の賃金引き上げで妥結3月16日 21時05分
家具や日用品などの製造・販売大手の「ニトリホールディングス」はことしの春闘でベースアップを含めて、平均で去年を上回る月額1万円を超える賃金引き上げを行うことで妥結しました。
ことしの春闘で「ニトリホールディングス」は3000人余りのいわゆる総合職について、基本給を一律に引き上げるベースアップと家族手当などを含めて平均で月額5222円、引き上げることで労使が合意しました。
ベースアップの実施は12年連続で、年齢などに応じて基本給が上がる定期昇給と合わせると、月額賃金の引き上げ幅は平均で去年よりおよそ2900円余り多い1万185円となります。
また、およそ1万6000人に上るパートやアルバイトの時給についても、去年より9円余り多い30.5円引き上げることを決めました。
ニトリホールディングスでは「商品の多くを輸入しているため円安が逆風となり経営環境は決して楽観できないが、経済の好循環や人材の確保につなげるため例年以上の賃上げを実施した」と話しています。
ベースアップの実施は12年連続で、年齢などに応じて基本給が上がる定期昇給と合わせると、月額賃金の引き上げ幅は平均で去年よりおよそ2900円余り多い1万185円となります。
また、およそ1万6000人に上るパートやアルバイトの時給についても、去年より9円余り多い30.5円引き上げることを決めました。
ニトリホールディングスでは「商品の多くを輸入しているため円安が逆風となり経営環境は決して楽観できないが、経済の好循環や人材の確保につなげるため例年以上の賃上げを実施した」と話しています。