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モスクワの修道院で火災 文学者や指導者の墓も
3月16日 20時43分

モスクワの修道院で火災 文学者や指導者の墓も
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ロシア文学を代表するチェーホフやゴーゴリの墓があることで知られる、首都モスクワのノボデビッチ修道院で火災があり、鐘楼の一部や改修作業で使われていた足場などが燃える被害が出ました。
火災があったのは、モスクワ中心部にある世界遺産、ノボデビッチ修道院です。
ロシア非常事態省によりますと15日夜、改修作業中だった高さ70メートル余りの鐘楼の上部付近から火が出て、鐘を支える建築物の一部や作業用の足場などが焼けたということです。
この修道院は隣接する墓地にロシア文学を代表するチェーホフやゴーゴリ、それに旧ソビエトの指導者フルシチョフや、エリツィン元大統領などの墓があることで知られ、日本からも多くの観光客が訪れますが、これらの墓や17世紀に建設された鐘楼に大きな被害は出ていないということです。
ロシアでは、ことし1月、科学アカデミーの研究所付属の図書館でも火災があり、ロシア語に関する歴史的に貴重な書物や、国連関係の資料集にも被害が出たとされており、防火対策の不備が指摘されています。

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