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韓国のモバイルゲーム業者7社に罰金390万円・・「詐欺的表示で支払いさせた」と公取委

FOCUS-ASIA.COM 3月21日(土)21時43分配信

韓国の公正取引委員会はこのほど、電子商取引法に違反したとして、モバイルゲーム業者7社に改善を指示し、罰金3600万ウォン(約390万円)の支払いを命じた。中国・新浪遊戯が20日伝えた。

処罰を受けたのはGAMEVIL、4:33、DEVSISTERS、SUNDAYTOZ、CJ E&M、HNH、COM2USの7社。同委は7社が詐欺的な表示によってプレーヤーの支払いを促していたと指摘した。

問題が指摘された表示は「ウインドーを閉じると、このアイテムは二度と購入できません」といったものだったが、実際にはウインドーを閉じても購入ができた。また、韓国の現行法では購入後7日間まで未使用の商品の返品が可能だが、これら業者はゲーム内で「アイテムの返品はできません」と表示していた。

同委の関係者は「今回の措置により、ゲーム業界に横行する業者がプレーヤーを衝動的な消費に誘導したり、詐欺的に支払いをさせたりする行為は大幅に減るだろう」と話した。

(編集翻訳 恩田有紀)

最終更新:3月21日(土)21時43分

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