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日本で震災経験した人の話聞く催し エジプト
3月16日 4時47分

東日本大震災から4年となるのに合わせ、エジプトの首都カイロで、当時日本に滞在していた人の話を聞いて震災の経験を共有し、被災地の復興を祈ろうという催しが開かれました。
これは、カイロ大学の日本語学科の学生などが中心となって、震災で犠牲になった人たちに哀悼の意を示すとともに、その経験をエジプトでも共有しようと、15日に構内で開きました。
およそ80人が参加した催しでは、日本語学科の教師で4年前東京にいた女性教授が、当時の状況について、地震が起きてすぐに外に出たものの、どうすればよいか分からなかったことや、学校に行っていた娘と連絡が取れず不安だったことを語りました。そのうえで、「娘のことを心配する私を日本人は優しく励まし、娘を自転車で迎えに行ってくれた。災害は人間の力ではどうしようもないが、日本人は協力することでそれを乗り越えている」と説明しました。
そして、参加した学生たちが復興支援ソングの「花は咲く」を歌って、1日も早い被災地の復興を願って祈りをささげました。
参加した女子学生の1人は、「日本は大好きな国なので、震災のニュースを聞いたときは被害の大きさを知ってとても悲しかったですが、復興に向けて諦めずに頑張ってほしい」と話していました。

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