2015年03月21日
ブロガー大賞、頂きました!
‥僕が使っているのは、沖縄の 『 てぃーだブログ 』 というサービス。
登録者数11万人の巨大サイトです。
今日、その開業10周年イベントが有り、招待されて行ってみると、いきなり表彰されました。
なんと、ブロガー大賞だそうですw。
メインにしている、趣味の別ブログ 『 作る人(つくるんちゅ)日記 』 のアクセスがとても多いので、そちらでの受賞ですが、このブログも少し関連しています。
コメントというか、僕の感想は、趣味の方のブログにアップしておきました。
⇒ ブロガー大賞頂きました、ありがとう!! (‥と、ブログを始めたキッカケの話)
取り急ぎご報告と、感謝をお伝えさせて頂きます!
Posted by iwaana!
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22:15
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│ひとりごと
2015年03月17日
シーサーのヒビ割れの補修。 ‥と、自分の居場所の話。
細かいヒビが入ってしまったシーサーを、なおして欲しい。
以前、もっと大きなシーサーを補修したことも有りますが、ある程度以上のサイズの焼き物は、ヒビが入るのを防ぎにくいようです。
⇒ 大型シーサーの絵付け・補修
場所による(作成時の)水分量の違いや厚みの差等、手作りの作品は、どうしても素材が均一とは行かないみたい。
(ちな、流し込みで量産する手法の事を、前に弟子入りした陶芸作家は嫌ってました)
今回のヒビを補修する件は、正直主義で、オーダーされたお客様にも説明済み。 強度の問題も無さそうです。
昔は、ベンガラを混ぜたセメントでヒビを埋めていたらしいですが、僕はエポキシと石材用樹脂を使います。
さらに、表面の段差を均して、塗装で色艶を合わせる技術も有りますが、そこはストップがかかりました。
そーですね。 ‥僕も同意見です。
例えば、プロの補修屋が技術を駆使すれば、まったく判らないように修復する事も可能ですが‥。
でも、地面から堀り出した土を練って、造形して、焼き上げて‥。
その姿・形に刻み込まれた記憶を含めて、陶芸家の作品ではないかと。
ヒビを補修した跡も、見方を変えれば補修職人の技術の結晶ですが、それは、あくまで他人の技。
僕はオリジナルを大切にしたい方です。
まぁ、どちらも含め、このシーサーの、個性なのかもしれませんが‥。
どこまで、なおすか?
これは時々、悩むテーマです。
▲補修の終わったシーサー。 ヒビは、ほとんど目立ちません。
話は変わって‥。
作業中、ずっと工房の近くで、鳥の声が聞こえてました。
今回の工房は、畑の中に建った果樹用ビニールハウスを改造したもの。
暖かくて、のどかで、とっても作業に集中出来る環境でした。
無心でシーサーと向き合っていると、まるで自分が陶芸作家になったかのよう‥。
依頼者の陶芸家は、この村の雰囲気が気に入って、自分が物づくりをするなら、ここだと思ったそうです。
そして、通っているうちに区長と仲良くなって、たまたま格安で紹介いただいた物件(ビニールハウス)が、今の工房なのだとか。
(周辺は、規制で商業施設の建築不可。 ⇒ 商店・工場・アパート経営ダメ。 ⇒ 古い農家ばかりの原風景的な地域の存続‥)
その後、自分で屋根をトタンに張替え、窯を設置し、道具を整え‥。 今では立派な陶芸工房です。
なるほど、そういう人の縁で、自分の居場所を作れる人もいるんですね。
今、工房を必要としている僕にとって、実に有意義なお話しを聞けました。
僕にも、自分の住居&工房計画の夢が有ります。
⇒ 沖縄の原野に家を建てる...。
ちょっとワクワク気分が、再燃して来ました!
Posted by iwaana!
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20:30
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│ひとりごと
│陶器
2015年03月12日
パーティーション・ドアの凹み補修。 【完全ツヤ合わせ】
‥みたいな感じで、問い合わせが有りました。
対象は、高さ2メートル以上の、大きな鉄製ドア。
建物内のパーティーションの一部のようです。
担当者: 「 設置場所の真上に、LEDのスポットライトが有るんだけど‥。
凹みの補修後のツヤとかって、ちゃんと合わせられますか? 」
僕: 「 たぶん、大丈夫と思います‥ 」
‥こういうのは、チェックする人の『許容範囲』の問題も有りますし、即答は難しいです。
▲左:凹みは、直してみると、意外と広範囲に広がっていました。 / 右:改造ガンで、広範囲をスプレー塗装。
いつも通り、板金パテで平滑を出したら、周囲と馴染ませる下地作り。
ほぼ指先の感覚だけで、面を仕上げています。
後は、改造した口径の大きなガンで、ある程度の広範囲を塗装。
(プラモ用のエアブラシだと、この広い面積を塗るのは難しいです)
深い紫系の、完全に同じ色を作って、ツヤを合わせながらボカして行きます。
コツさえ知っていれば、吹き方やペンキの調合で、ツヤはいくらでも調整可能です。
今回は、3時間程度で作業終了。
結果、まあまあ納得の仕上がり。 お客様にも、喜んで頂けました。
ちなみに今回は、那覇の路地で、壁にドアを立てかけての作業でした。
いわゆる壁ドンならぬ、壁ドアw。
通行人や、まわりに車がいない時を狙ってガンを吹いたり、いろいろ苦労してたりします。
補修屋は、どんな場所でも作業できる、臨機応変さも必要みたいです。
Posted by iwaana!
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18:17
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│その他の補修
2015年03月10日
インターホンの修理 ( 物に刻まれた傷跡の除去 )
今回は、故意に傷つけられた、マンションのインターホンのお話し。
‥例えば、僕たち人間は、怪我をしても、やがてキズがなおって、いつしか身体は癒えて行きます。
しかし「物」の場合は、自分で勝手になおる事はありません。
‥物に刻み込まれた暴力の傷跡は、見る人に、何度もそれを思い出させます。
マンションの住人たちは自宅に帰る度に、セキュリティの効いた自分たちのエリアに侵入するため、凶器を振り回した『誰か』の影を感じていた事でしょう。
というわけで、管理組合からの依頼で、インターホンの修理に行って来ました。
作業前の、ちょっとした疑問。
これ、補修屋に任せるには、かなり難易度の高い仕事です。
一般的には電気(設備?)屋さんの仕事かな?
部品交換すれば、簡単な部類のはずだけど‥。
▲左:叩きだして最小限の凹みに修正。 / 中:紙やすりでキズを研磨。 / 右:プラスチックのキズを研磨。
外側の金属部分は、裏から叩きだして、凹みを最小限にしてからパテ埋め塗装。
プラスチックの部分は、再研磨してツヤを出したり、形状を修復して塗装で仕上げました。
ザラついた梨地(なしじ)のマテリアルを再現するのは、ちょっとしたテクニック。
でも、後半は空腹や寒さと生理現象で、集中しきれませんでした。
簡単なはずの金属枠の色合わせは、正直、30点くらい‥。 全部塗っちゃおうという状況判断が出来ないくらい、集中力が‥。
あと、ボタンは、屋外では、完全な修復は難しかったです。
ちなみに‥、僕だって、いつも100%で作業できるわけでも無いし、うまく行かない補修も有ります。
その辺は正直主義で、書いておきますね。
なお、写真ではハッキリと色の違いが判りますが(カメラは人間の目より感度が高い場合が多いです)、肉眼では、実はそれほど違和感無かったです。
‥完了する頃、管理人さんがやって来ました。
「スゴイ! スゴイっ! これって魔法ですか?」
担当者は、若い女性でした。
「 管理人、美人 」 というと、「響子さん、好きじゃー!!」 世代なので、ちょっとドキドキしましたが(笑)、仕上がりを喜んで頂けたのは事実です。
※元ネタ ⇒ めぞん一刻
‥疑問をぶつけてみました。
部品交換ではなく、なんで僕に依頼したんですか?
聞くと、外側の金属枠の交換で6万円。
プッシュボタンの内部パネルを交換すると、電子回路も一式なので、再設定含め40万円以上の見積もりだったとの事。
‥いろいろな経費を積み上げると、そういった数字になるのかもですね。
このへんは、個人の公開ブログで突っ込むネタでは無さそうなので、流します‥。
ともあれ、過去の暴力の傷跡はすっかり癒え、キレイなインターホンの復活です。
住民の皆さんにも、今後は安心して使って頂けそうです。
Posted by iwaana!
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18:24
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│その他の補修
│★アパート・マンション
2015年03月05日
中古マンション、リフォームの 「 再 」 仕上げ!
賃貸のマンション・アパートなどは、以前の住人が退去した後、不動産屋の担当が部屋中をチェックします。
傷ついている個所は無いか、上下水道はちゃんと流れるか、窓はスムーズか、網戸はどうか‥。
そうやって、必要な個所は交換や修理して、掃除屋さんにキレイにしてもらって、次の人に紹介します。
中古マンションも、だいたい同じ流れでしょうか。
しかし、借りて住む 「 仮の宿 」 と、何千万も出して購入する 「 わが家 」 では、部屋に対する思いが違うのかもしれません。
今回は、ある夫婦からの依頼で、そんな事を感じました。
とても景色の良い、那覇を見下ろす、ステキなマンション。
住むのに問題ないレベルで引き渡されましたが、いくつか気になる個所が有るとのことで、本ブログ経由で連絡を頂きました。
細かい所ですが、例えば大理石の棚板。
玄関入ってすぐの正面。天井からはスポットの照明も落ちてます。
確かに、総大理石製なのですが、正面に、あちこち穴を塞いだような修正の跡が見えます。



ここは、石材用の補修材に混ぜ物をして、琉球石灰岩のような、少し"アバタ"な感じに仕上げてみました。
ぱっと見たところは、一体の大理石っぽくなりました。
そして、室内のあちこちにある、木製のスライドドア。
引き込み式の戸袋と擦れて、目立つ位置に擦り傷が有りました。
こういった浅い傷は、補修屋なら、ほとんど判らないよう消すことが出来ます。
問題はその後。
生活しているうちに、また同じ箇所にキズが付くのは目に見えています。
そこで、ドアと同色に塗ったスライダーを作って、見えにくいところに付けておきました。
これで、ドアと壁がぶつかることは無いはずです。
今後は、キズの心配をしなくて良さそうです。
‥ 思うのですが、ただ言われた事だけをやるのも、正しいですが、ちょっとしたサービスも有りかなぁと、時々感じます。
今回、僕が勝手に後付したスライダー。 もちろん注文には無かったです。
というか、普通の人は思い付きすら、しないでしょう。
でも、手先の器用な職人の僕らは、こういう小細工が、実は得意!
その特技をちょっと披露すると、皆さん、とっても喜んで頂けます。
ちなみに、先の大理石風の仕上げも、誰かに習ったわけではなく、自分なりの工程で仕上げています。
というか、僕は一般的な補修会社に属したことがないので、仕事のほぼ全てがオリジナル。
誰にも聞くことが出来ないので、自分で考えるしか無いんです。
他にも、ドアノブのクリア塗装を全箇所塗りなおしたり、壁紙の微妙なシミを消したり、タイルの目地補修など、合計で3日ほどの作業量が有りました。
細かい個所が多かったですが、このフロアには、細部まで徹底的に手を入れました。
これで、オーナーには気持ちよく暮らして頂けると思います。
作業後‥。
「これからもメンテナンスが必要だし、あなたのこと、一年に一回くらい呼ぼうかしら。 来てくださいます? 」
「はい、よろこんで! 」
補修屋の副業として、『 住まいの主治医さん 』 なんてお仕事が、成り立つかもですね (笑)。
傷ついている個所は無いか、上下水道はちゃんと流れるか、窓はスムーズか、網戸はどうか‥。
そうやって、必要な個所は交換や修理して、掃除屋さんにキレイにしてもらって、次の人に紹介します。
中古マンションも、だいたい同じ流れでしょうか。
しかし、借りて住む 「 仮の宿 」 と、何千万も出して購入する 「 わが家 」 では、部屋に対する思いが違うのかもしれません。
今回は、ある夫婦からの依頼で、そんな事を感じました。
とても景色の良い、那覇を見下ろす、ステキなマンション。
住むのに問題ないレベルで引き渡されましたが、いくつか気になる個所が有るとのことで、本ブログ経由で連絡を頂きました。
細かい所ですが、例えば大理石の棚板。
玄関入ってすぐの正面。天井からはスポットの照明も落ちてます。
確かに、総大理石製なのですが、正面に、あちこち穴を塞いだような修正の跡が見えます。
ぱっと見たところは、一体の大理石っぽくなりました。
引き込み式の戸袋と擦れて、目立つ位置に擦り傷が有りました。
こういった浅い傷は、補修屋なら、ほとんど判らないよう消すことが出来ます。
生活しているうちに、また同じ箇所にキズが付くのは目に見えています。
そこで、ドアと同色に塗ったスライダーを作って、見えにくいところに付けておきました。
これで、ドアと壁がぶつかることは無いはずです。
今後は、キズの心配をしなくて良さそうです。
‥ 思うのですが、ただ言われた事だけをやるのも、正しいですが、ちょっとしたサービスも有りかなぁと、時々感じます。
今回、僕が勝手に後付したスライダー。 もちろん注文には無かったです。
というか、普通の人は思い付きすら、しないでしょう。
でも、手先の器用な職人の僕らは、こういう小細工が、実は得意!
その特技をちょっと披露すると、皆さん、とっても喜んで頂けます。
ちなみに、先の大理石風の仕上げも、誰かに習ったわけではなく、自分なりの工程で仕上げています。
というか、僕は一般的な補修会社に属したことがないので、仕事のほぼ全てがオリジナル。
誰にも聞くことが出来ないので、自分で考えるしか無いんです。
他にも、ドアノブのクリア塗装を全箇所塗りなおしたり、壁紙の微妙なシミを消したり、タイルの目地補修など、合計で3日ほどの作業量が有りました。
細かい個所が多かったですが、このフロアには、細部まで徹底的に手を入れました。
これで、オーナーには気持ちよく暮らして頂けると思います。
作業後‥。
「これからもメンテナンスが必要だし、あなたのこと、一年に一回くらい呼ぼうかしら。 来てくださいます? 」
「はい、よろこんで! 」
補修屋の副業として、『 住まいの主治医さん 』 なんてお仕事が、成り立つかもですね (笑)。
Posted by iwaana!
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20:04
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│ジンダイ(人造大理石)
│★アパート・マンション
2015年02月17日
大理石製、欠けた壺の修理。
自宅に持ち帰って、時間が有るときに、なおして行きました。
材質は天然石のビアンコを削りだしたもの。
無垢材の本物の石の壺です。
価格は分かりませんが、「パッと見て判らないよう、なおしてくれれば良いよ」。
との事なので、気軽に受けました。
このビアンコという石は、微妙に半透明なので、色づくりは難儀します。
僕は『色の深度』と呼んでますが、どのくらい光を通すか、チェックしながら樹脂を調色・調合。
ちなみに、僕は特殊な添加物で、仕上がりの樹脂のツヤを調整しています。
つや消しで調合したら、後から磨いても、ツヤは上がりません。
このへんは、オリジナルのノウ・ハウ。
ペーパーでキズを付けてしまった石材部分も、研磨してツヤを合わせて行きます。
▲完成した、大理石の石の壺の補修。
さて、僕は基本的に、日当(人工)で仕事を受けてます。
今回の壺で、料金は1人工程度(友達価格)。
全般的に、内地の職人に較べ、相当な低価格ですが、‥今は修行だと思って、多くの人の役に立てれば良いかなと思ってます。
ただ、ブログを見て、一方的に細かい注文や、とにかく安く! という問い合わせを頂いたり、時に「仕事をさせてやる」的な態度の人も見受けられます。 他、神経質な方等、トラブルが予見される場合は、お断りすることも有ります。
狭い沖縄ですが‥。 個人で自営業をしていると、お仕事をご辞退させて頂く勇気・見極めも、時に必要だと思うんですよ。
Posted by iwaana!
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20:16
│Comments(6)
│大理石
2015年02月13日
白い木目の、ドアの穴の補修。
高さは約2.3メートル。 例によって沖縄の外人住宅での作業です。
補修の対象が明るい色調の場合、色づくり(調色)は、ちょっと面倒。
白いペンキをベースに、いくつかの原色を混ぜて調色していきますが、ごく少量でも大きく色が動くので、細心の注意が必要なんです。
ちなみに、色の4原色と、白と銀(+いくつかの素材とノウハウ)、が有れば、ほぼ全ての色ツヤを再現できます。
基本の4原色とは、印刷の業界用語で、シーエムワイケー ( CMYK )。
⇒ シアン(青)マゼンダ(赤)イエロー(黄)カーボン(黒)。
(むかし雑誌屋をやっていたので、馴染み深い言葉です)
さて、僕ら
← 写真:改造したガンで、広範囲を塗装。
色作りも難しいけど、ツヤを合わせるのも、けっこう技がいります。
僕も、最初のうちは苦労したけど、最近では、ほとんど無意識な作業。
パテ埋めして、色を合わせてガン塗装したら、2液ウレタンのペン(オリジナル・使い捨て)で木目を描いたら出来上がり。 ドア2枚で約4時間。
今となってはルーチンワークだけど、初心者だった頃を思い出すと、手を抜かないように自分を戒めないと! と思います‥。
最近、ドア購入先の会社が倒産したので、困った挙句、僕に依頼が来たという次第
今回、一人工にちょっと乗せて見積もりしています。
それでも、依頼主の不動産屋さんからしたら、相当な経費削減でしょう。
ちょっと安すぎたかも‥ orz。
補修屋の仕事は面白いけど、お金の話って、難しいですねーw。
▲左:別なドアの、割れた個所。 / 右:塗装中。
Posted by iwaana!
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20:47
│Comments(2)
│木 (もく)
│★アパート・マンション