” イヌノフグリ (3月21日13時頃)
ここ数日暖かな日が続いている。空き地や畦道等に小さな紫色の花が彩っている。「イヌノフグリ」だ。
和名では、「犬の陰嚢」と書く。植物学者牧野富太郎氏が命名したという。イヌノフグリの花弁は3mm程度で、果実の形が犬の陰嚢に似ていることかららしいが、その果実を観ていない。花にばかり気に取られていた。イヌノフグリは絶滅危惧種にランクされているようだ。最近は帰化植物オオイヌノフグリが蔓延り始めている。その違いは良く判らないが、名前の通り全体に大きいようだ。
先日、写真を撮ろうとしたら、日が当たらなくなると萎んでしまう。朝は、寝起きが悪いらしく陽を十分に浴びる時間まで開こうとしない。小さいながらも個性派だ。
気温の上昇と共に、色々な草花が花をつけ始める。那須連山の雪は残っているが、那須高原にも春の足音が聞こえて来た。
*画像データ カメラ;sony α77 レンズ マクロ100mm F2.8
SS:1/30 絞り値;f14 ISO;400
焦点距離;100mm(35mm換算150mm)
WB:デーライト 露出補正;−0.3 画質;エクストラファイン