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守谷市で動物愛護条例が成立
守谷市で市民と市が一体となってまとめたペットの適切な飼い方などを定めた動物愛護条例が２０日、市議会で可決され、来月１日から施行されることになりました。
この動物愛護条例は、市民に対して犬や猫などペットの適切な飼い方などを定めたもので、２０日開かれた守谷市議会で全会一致で可決し、成立しました。
条例では、飼い主に対して、ペットに首輪や名札をつけて飼い主の名前と連絡先を明らかにしておくことや、繁殖を防ぐために不妊や去勢手術を行うことを求めています。
また、市に対しては一時的に預かった飼い主の分からない犬や猫を飼い主に返すよう努めるとともに、新しい飼い主を見つける取り組みを行い譲り渡すなどとしています。
県内での犬の処分数は長年、全国的にも多く、守谷市はおととし１０月に市民団体や自治会の代表などで作る協議会を設けて市独自の動物愛護条例案を検討していました。
守谷市動物愛護協議会の和間祐子会長は、「可決されてほっとしました。ここからがスタートなので動物の殺処分がなくなるように取り組んでいきたい」と話していました。
この条例は、来月１日に施行されます。
県内で市町村独自の動物愛護条例が成立したのは、牛久市と阿見町に次いで３例目です。
03月21日 08時04分