知らなかった!お店の閉店前に流れる音楽は「蛍の光」とは違う曲ってホント?

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お店の閉店時に流れるBGMといえば何を思い浮かべますか? 多分ほとんどの方が「蛍の光」と答えるのではないでしょうか。ですが、私たちが「蛍の光」だと思っていた曲は、実は別の曲だったのです。

では、実際に聴き比べてみましょう。まずは閉店のBGMから。

聞き慣れた音楽ですね。三拍子になっているのが分かりますか? これは「別れのワルツ」という曲なのです。

では、次に「蛍の光」をお聴きください。

これは四拍子の曲です。改めて聴いてみると、閉店の音楽とは違いますね… 。

「蛍の光」の原曲は「オールド・ラング・サイン」というスコットランド民謡です。これを三拍子に編集したものが、閉店BGMによく使われている「別れのワルツ」なのです。

三拍子のこのBGMはもともとアメリカの映画「哀愁」の挿入歌として使われていました。映画のヒットを受けて日本コロムビアがレコード化を企画した際に音源がなかったため、日本国内の作曲家に採譜と編曲を依頼して、「別れのワルツ」が生まれた、という経緯があります。

慣れ親しんだあのBGMにこんな歴史があったとは驚きですね。買い物中の閉店間際にこのBGMがかかったら、いつもよりちょっと気にして聴いてみたくなります。

出典
No,2001 別れのワルツ 1956蛍の光(ほたるのひかり)Wikipedia

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