アニメ艦これに関するネタ。
・未実装艦の歪み
まず艦これって「今実装されてる艦は絶対に出せない」のよ。この点で「この史実ネタをやりたいのに出せない」という話が存在する。
ミッドウェーで「飛行場姫」を出しちゃった時点で、アニメがいつごろに作られた企画なのか逆に分かりやすいと思う。
最新の艦娘は弥生で、その前後までは居ない。
例えば「島風の友達」として、あるいは保護者役として鳴り物入りで出て来た天津風なんかは影も形もないけれども、これはアニメの時期的な欠陥はあると思う。
島風の相手役が居れば彼女が浮く事もなかった。
・「運営が拾う気が無い史実ネタ」かつ「二次人気がほぼ不人気」だと黙殺される。
具体的に引っかかるのは「夕張×睦月型」と「疾風」
それに11話絡みの「ミッドウェーで空母4隻が沈んだ後の一航戦姉妹=瑞鶴・翔鶴」である。
例えばW島≒ウェーク島で沈んだのは如月だけじゃなくて神風型駆逐艦の疾風も居る。でも疾風はゲームに出ていないし、睦月型より旧式の駆逐艦は恐らくまだ出てない(そもそも出す気がない可能性が高い)
この時点で再現しきれていないのだな。
後、「夕張が睦月型というか第三十駆逐隊を指揮する事が多かった」というネタはまず運営が拾う気がない。夕張の轟沈ネタで五月雨に後始末頼んでるけれども、あそこで五月雨と一緒に夕張を支えていた睦月型の「夕月」は未実装。
未実装かつ拾う気がないと救われない。
夕張と睦月型の腐れ縁はとにかく深い。
こちらの「ドロンの人」の一航戦動画にもちょっとネタにされてるけれども太平洋戦争以前から夕張は何かと睦月型を指揮する事が多かったし
「ゆうさみ」の間にも、未実装睦月型の「夕月」が入るんだよ。
でも夕月への台詞入れ忘れたのと、夕月がそもそも実装されてないから無視され気味。
ついでに言うと夕張と睦月型の腐れ縁を良く知らない人が結構多かったんじゃないかと。ゲームでは何も言わないし。
まぁ5話6話あたりに睦月が如月の墓参りに行ったら夕張が先客で居て、立ち直った睦月が夕張を励ますとかそういう展開あって良かったと思う。
大北辺り削って。
これは舞風というか赤城に雷撃した第四駆逐隊にも言える。野分が来るまで舞風が一人で「赤城に雷撃処分せざるを得なかった駆逐艦」の役割を押し付けられていたし、艦これで野分来たのはALMIより後だから舞風が一人で押しつけられた。
ぶっちゃけ「大北削ればちょっと入れられたんじゃないか?」ってネタが多すぎるのよね。
史実的に吹雪・赤城の轟沈時に深くかかわる舞風(・野分)や古鷹・青葉なんかは最たる例。
舞風はあんな回想で印象深い登場させるならサブレギュラーで吹雪赤城と関わらせても良かったと思う。
・五航戦の扱い
「瑞加賀」が人気だからこの2人に吹雪を絡める方針で話立ててるけれども、例えば11話で赤城が自分達の轟沈の運命を予見するなら自分と加賀が沈んだ後に一航戦が誰になるか予想はつくとは思うし、それを想像するくらい弱気な部分もあったとは思う。
むしろ瑞鶴は監督の贔屓で入れたけど、ミッドウェーで締めるなら色々と空母にとって外せない艦だから中盤だけで終わっちゃうのはむしろ違和感。
・飛行場姫を入れなければいけなかった「政治」
飛行場姫は13年11月1日~27日までのあのバランス崩壊イベント「アイアンボトムサウンド」でのE4ボス。
結果的にあのアイアンボトムサウンドの地獄っぷりの生き証人となったのが「鶴翼の絆」2巻なのでおすすめ。
というかミッドウェーに関しても3巻~4巻でしっかり描かれてるのでお勧め。吹雪も長門も舞風も瑞鶴もみんな頑張ってるで!赤城さんの代わりに飛龍がメンヘラヒロインやで!
AL/MI作戦は14年8月8日~8月28日。
この時、「ミッドウェーの飛行場基地ボス」として生み出された中間棲鬼/中間棲姫は居ない。
ここで赤城が沈んで取り込まれてゲームに続くとかそんな意図があるかは知らない。
むしろミッドウェーの象徴として生み出された「中間棲姫」の方が、ソロモン(サーモン海域)のヘンダーソン飛行場姫よりもよっぽど「らしい」のに出せないあたりでどの時期までしか組めてなかったのか見えてくる。
ちなみに恐らく後付け艦でアニメに出てる範囲で最新艦は14年1月29日の弥生(卯月と一緒に実装)だろうか。モブだけど。
これは艦これというコンテンツの歪みだと思いますが、「史実再現」をやるのにあたってその場に居なきゃいけない艦が最初から居なくて後付けでほいほい出しているため歪んでいる。
これがどうなるかというと、浜風も磯風も朝霜も居ないのに大和達の特攻作戦をやたら引き合いにして矢矧をヒロイン扱いしようとしたり(そもそもアレを同窓会以外の目的で本気であのメンツで突っ込む場合は深海棲艦にポツダム宣言を行う時だと思う)
・最初から居なかった艦が多すぎる艦これのいびつさ
例えば「第三次ソロモン夜戦」で夕立が大暴れしたというのを持ち上げるのは別に良い。艦これ夕立は強い。
しかし第三次ソロモン夜戦を行うのに必要だった駆逐艦が「最初から居ない」のよね。
具体的には夕立と小隊を組んでいて置いてけぼりを食らった春雨、当時の四水戦を秋月・由良から預かっていた朝雲、ついでに夕立とは違う方向にフラ付いていた天津風が最初から居ない。
これに加えて恐らく13年冬ごろにあった「当時から知名度のあった(角川が勝手に想像している)人気艦」を中核に据えた結果わけのわからんことに。
・史実に振り回される艦娘達
・吹雪が赤城達を守る為に頑張るストーリーライン
この二点は悪くない。それを成す人物が悪いという印象。
でも史実ネタやるにもガバガバだからなぁ。
例えば戦争が始まる前の深雪はどうなるんだってのもあるし。
あとこれ人にもよるかもしれないが「第六駆逐隊は四人セット」というのが硬直化だと思う。電と深雪の絡みをやって吹雪を関わらせるとかでも良かった。「吹雪さん」から「吹雪ちゃん」になるのもわかるし。
W島の問題はそもそも「ウェーク島の戦い」が軽くなる事にあると思うから、赤城の史実ネタの唐突感にも繋がっちゃうしね。
・第七駆逐隊ほしかった
史実ネタで行く事はむしろ賛成で、そっち方面でガバガバなのが残念という意見。
珊瑚海を狙うなら曙が必死で五航戦を護る話は欲しかったし、最終的に「さすぼの」して救われる所もあると思う。
でも早坂梢さんはどうも14年夏ごろまで音信不通だったようで企画的には出せなかったんでしょうね。
曙が居ればアニメ提督に対して「きめぇのよ!死ぬほどねぇ!」とかちゃんと突っ込んでくれたでしょうに。
でも「いつか静かな海で」でも「鶴翼の絆」でもブラウザゲームでも、一応なんだかんだでミッドウェー的な海戦は乗り越えて来てるんですよね。いつ静・鶴翼は二航戦メインで赤城と加賀は居ないor早々に大破再起不能だったけれど
なんだかんだでさすふぶで締めれば個人的にはその点は評価したい。
・クソ提督
ただ一つだけ確かな事は「提督の扱い」は大失敗だと思う。
全く前面に出ないなら「陽炎、抜錨します」「鶴翼の絆」のような裏方でいい仕事してくれている事が伺える提督にして恋愛は切り離しておけばよかったし
そうでないなら「一航戦、出ます&とある鎮守府の日常」「瑞の海、鳳の空」のように艦娘から恋愛感情を向けられつつも、ちゃんと仲間としてサブレギュラーすればよかった。
ちゃんと関わってるなら吹雪とのケッコンを匂わせる展開も一部からキモがられる事はなかったと思います。
個人的には陽炎抜錨の横須賀提督の路線は結構好きなのです。
恋愛とは完全に切り離されてるけれども、仲間を大事にしている人間である事は陽炎達と一致しているし、なにより「駆逐隊」をちゃんと評価している人間なので。
全く話は変わるけどWoWsの駆逐艦はほんと高速かつ高火力の雷撃戦が動画見るだけでも熱くていいです。
超高速で突っ込んで、連装砲で動きを封じ込めた上で魚雷を叩き込んで一撃離脱する。そんな駆逐艦娘を見たかったです。
でも防空もアレはアレで悪くないと思ってるので、最終話はきっちりやって欲しい。