2015年3月20日21時32分
在沖縄米海兵隊が政務外交部のロバート・エルドリッジ次長を処分していたことが、関係者への取材でわかった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画への抗議活動をしていた2人が拘束された事件をめぐり、米軍側の内部映像が流出した問題に絡んだ処分とみられる。
普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設計画に対し、辺野古の米軍キャンプ・シュワブで抗議活動をしていた移設反対派の2人は、2月22日に基地敷地内に入ったとして米軍側の警備員に拘束された。この後、3月9日に反対派リーダーが敷地内に入る様子などが映った米軍側の映像がインターネットの動画サイトに投稿され、海兵隊は「不適切なルートで流れた」と流出を認めていた。
エルドリッジ氏は元大阪大准教授で、2009年に次長に就任。海兵隊の役割や活動を対外的に説明する立場にあり、動画を投稿した県内の男性とは親交があった。また、インターネット番組に出演して反対派の抗議行動を「ヘイトスピーチ」と表現したなどとして、地元紙は2月中旬にエルドリッジ氏を批判する記事を掲載していた。
海兵隊は映像流出をめぐり関係者を処分したことは認めたが、対象者や処分内容は公表していない。
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