(暮林)2人で食べても3人で食べてもおいしいパンはおいしいままだ。
(希実)泥棒!泥棒〜!家に帰って食べな。
子どもの腹をいっぱいにするのは全大人の務めだからな。
(斑目)僕はいわゆる変態です。
斑目さんはうちのパンが大好きだとおっしゃってくれている大切なただのお客様です。
(弘基)あんたはどんな事でもどんなやつでも受け入れる。
そのおかげで俺はここにいられるって訳だ。
そんな気持ちでパンを作ってるんだとしたらもう一緒にはやれない。
出てってくれ。
オーナーさんから帰るの?あんなふうに言われちゃあな。
そんな事で仕事投げ出すんだ?天才ブランジェが。
(戸を開ける音)どうすんの?お店開けんの?焼きたてのパンがなくて…。
何なのよもう…。
おい…。
こだま寝るならちゃんと寝なさいね。
(激しいノック)・開けて!・開けて〜!
(ノック)・
(一同)お〜!あの〜…。
(松川)いやいやいや今夜もカレーパンだよやっぱりな〜。
(高橋)俺は白パンサンドね!
(池沢)今日はカントリーブレッド頂戴ね。
女房に頼まれちゃってさ〜。
何だよ〜!あれ?トレーは?
(高橋)あれ?もう売り切れ?申し訳ありません。
今夜は臨時休業で…。
(3人)え〜!申し訳ございません。
何だよ?貼り紙してあったか?あ〜文句言わない!
(池沢)あ〜じゃあ今夜はラーメンに行っとく?
(松川)ラーメン?女房はもうギョーザでいいや。
俺はカレーパンモードなんだけどね〜。
(ドアベル)
(美和子)私ねパン屋さん回想やってみたいんだ。
大きくなくていいの小さな店で。
いつも地元のお客さんでにぎわってて…。
できたてのパンを丁寧に作って温かいのをみんなに届けたいんだ。
(戸を開ける音)おはよう。
お店開けなかったんだ。
ありえない。
お店やってんならそういうとこ責任持つべきだと思うんですけど。
うん…。
パン屋さんがパンが出せなくなるなんてお客さんに失礼じゃないですか。
だよな。
くっだらない事で内輪もめとかしてる場合?だよな。
だよなだよなってさ…。
大人だな希実ちゃんは。
はっ?
(こだま)弘基師匠は?ごめんな。
希実ちゃん怒ってるの?別に…。
ごめんな。
(ドアを閉める音)
(戸を閉める音)
(こだま)弘基師匠どこ行ってたの?こんな事じゃないかと思ったよ。
頂きま〜す!弘基…。
天才ブランジェが仕事投げ出す訳にはいかねえからな。
頂きます。
頂きます。
頂きます。
あと5年いや10年あったら俺は美和子さんを振り向かせてた。
クレさんから奪い取ってた。
だってそうだろ。
彼女が生きてたらクレさんは日本に帰ってなんか来なかったろ?俺だったら好きな人のそばから離れたりしない。
ちょっと…あのやめてくれません?私とかこだまの前でわざわざしなくていいと思うんですけどそんな話。
(2人)大事な話だ!人が人に恋する時はどれだけその気持ちにまっすぐでいられるかが大事なんだ。
(小声で)語りだしたよ…。
恋する気持ちを温め大切に育て発酵するのを待つ。
発酵途中で駄目になってしまう事もある。
そんなもんは捨てちまえばいい。
でもそれが熟成してどんどん膨らんで恋焦がれる気持ちに火を絶やさず心のオーブンでじっくり焼き上げていく。
おいしそう!だろ?俺も食べる!いいね。
クレさんは今でも美和子さんを愛してるか?もちろん。
この店は美和子さんの夢だった。
それを実現させたのは俺のこれだ。
違うか?いや…。
美和子さんの夢だったこの店には俺が必要だ。
よって俺はここに居続ける。
よろしくお願いします。
俺も!俺も!よろしく。
訳分かんない…。
頑張ろう!恋する気持ちは人生の原動力だ。
美しい力だ。
分かるだろ?女子高生!女子高生!私は…。
そういう恋だとか何だとか絶対しないし。
何で?何で?いいじゃん別に。
ねえ何で?じゃあ…じゃあ聞くけど!自分の母親がどっかの男との恋に暴走して子どもや家をほったらかしにしてもそれは美しい訳?すばらしき人生な訳ですか?恋してるなら周りに迷惑かけてもいいんですか?恋を言い訳にすれば何でもありなんですか!?希実ちゃん…?ごちそうさまでした。
おい!今日のランチ。
どうも。
(戸を閉める音)希実ちゃん!ちょっといいかな?何か?うん…。
さっきの希実ちゃんの話…。
はい?希実ちゃん待ってよ!何ですか?ああ…うんいいや。
あっおはようございますソフィアさん。
(ソフィア)おはよう〜。
行ってらっしゃい。
行こう。
行ってらっしゃい。
今日もご無事で…。
じゃあ!希実ちゃんは恋が嫌いなんだ。
嫌い。
何で?おいしそうなのに。
どこが?ねえ…。
な〜に?お母さんが恋をすると家からいなくなっちゃうの?別にこだまのお母さんがそうだって訳じゃないよ。
きっとすっごいおいしいんだね恋って。
ねえ…。
やめやめ!この話やめ!じゃなくて俺こっちだから。
ああ…。
じゃあね!ただいま。
(織絵)お帰り。
(ソフィア)こだまちゃんあのパン屋で楽しそうに暮らしてる。
すっかりなじんでるわ。
そうですか。
で…どうするの?いつまでここにいるつもり?やっぱりご迷惑ですよね…。
(ソフィア)私は別に構わないけどさ。
道端で捨て猫みたいにうずくまってるあんた拾ったのは私の勝手。
事情を語らないのはあんたの勝手。
すみません…。
恋に落ちたんでしょ?えっ?子どもをほったらかしにしてでも恋に走る。
まあある事よ。
・
(イチロー)ミスターレディー。
ウイムッシュー。
(イチロー)ブレックファーストの時間だよ。
もうみんな並んでるよ。
ウイ。
(ソフィア)あんたはいいから。
持ってきてあげるから。
誰かに見られたくないんでしょ?すみません…。
(弓坂)おはよう。
おはよう。
篠崎…。
ごめんなこの前は。
何が?何がって…。
俺さ…。
マジだから!ごめん…無理。
無理…?お前やっぱほかに好きなやついるんだ?そういうんじゃなくて。
ごめん…。
(舞)私だったらつきあっちゃうかもな〜。
意識しちゃって!顔に書いてあるよ。
バッカじゃないの。
どいて。
(みずき)私は希実の恋応援する!はっ?今日さお昼一緒に食べない?私と?
(小声で)ちょっとそれまずいって。
(涼香)何してんの?別に…。
ちょっと何なのよ?みずき。
今日の朝もいつもの待ち合わせ場所に来ないで。
うん…。
(涼香)いいじゃん別にそんなの。
誰とつきあおうが本人の自由なんだし。
私は別に…。
待ってよ涼香。
何してんのよ?ああうん…。
(みずきのものまねで)私希実の恋応援する!全くどいつもこいつも…。
恋を語るとどうして偉そうになるんだよ。
回想
(こだま)きっとすっごいおいしいんだね恋って。
お母さんが恋をすると家からいなくなっちゃうの?回想
(美和子)やっと上手に出来たんだバゲット。
はい!回想
(美和子)え〜?硬い?あ〜やっぱり…。
お帰り。
ただいま。
弘基にはデリバリー行ってもらってる。
こだまは?一度帰ってきて遊びに行った。
そう。
希実ちゃんのおかげだよ。
何ですか?希実ちゃんが来てからいろいろ変わった。
弘基と俺とのあんな話…。
彼と2人だけでここをやってる頃は絶対できなかった。
2人の間で何となく避けていたんだよね美和子の話は。
でも何と言うか希実ちゃんがうまい具合にここに混ざり込んでくれて練り込まれて引っかき回してくれてワワッて話せた。
・きっと弘基も気持ちが軽くなってるんじゃないかな。
希実ちゃんがいてくれたから言えたんだと思う。
だからあんなふうにケロッと帰ってきてくれたんだと思う。
でも2人の間であんな話本当ならしないで済んでたんですよね。
いやあれでよかったんだよ。
ありがとう。
(戸を開ける音)ご苦労さま。
今朝のさあいつの話…。
ん?ほら自分の母親がどっかの男と恋に暴走して…。
回想子どもや家をほったらかしにしてもそれは美しい訳?すばらしき人生な訳ですか?恋してるなら周りに迷惑かけてもいいんですか?恋を言い訳にすれば何でもありなんですか!?あれ例え話じゃないよな。
うん。
母親がそんなじゃ恋なんかしたくもなくなるか。
それともう一つクレさんも初めからおかしいとは思ってたんだろ?何が?だから希実が美和子さんの腹違いの妹だっていう…。
美和子さんの父親は確か20年以上も前に亡くなってる。
うん。
希実が美和子さんの腹違いの妹だっていうのは…。
ありえないよな。
多分それは希実ちゃんも分かってるよ。
きっと美和子と希実ちゃんのお母さんはもともと知り合いだったんだと思う。
それで2人で相談して希実ちゃんは美和子の腹違いの妹だって事にしよう。
そう話を合わせた。
想像だけどね。
だったら…。
だったら美和子さんは希実の母親が希実を捨ててほかの男に走れるためのお膳立てをしてやったって事になるよ。
そういう人だったか?そうだね。
美和子さんって。
それは…。
違うだろ!美和子さんはそんな人じゃ…。
絶対違う!美和子の事どこまで分かっていたんだろう…。
俺も…お前も。
(激しいノック)・
(斑目)いるんだろ!お〜い!今開けますから。
助けてくれ!頼む!どうしたの?彼女が…彼女が危ないんだ!彼女?どういう事ですか?彼女この3日間ずっとマンションの部屋から外出してなかったんだ。
ずっと望遠鏡でのぞいてたんだ。
(斑目)そうですよ!まあ落ち着いて。
それで?具合でも悪いのかと思ったけどそれでも昨日までは同じような時間に部屋の明かりはきちんと消えていた。
ところが今日の明け方になっていつもなら消えるはずの明かりが消えなかった。
恐らく今もついたままだ!単純に消し忘れてんじゃなくて?彼女またオーバードーズしてるのかもしれない。
オーバードーズ?薬の過剰摂取だよ!前にもそういう事があった。
えっ?おいおい…。
彼女はずっとかなわぬ恋をしててね。
相当つらい思いをしてるんだ。
かわいそうに…。
かなわぬ恋のために…。
とにかく早く誰かが行って確かめないと!あ〜!望遠鏡のおじさん!どうも。
こだま留守番しとけ!えっ?希実ちゃん…。
来ちゃ駄目。
頼んだよ!
(こだま)どこ行くの?
(斑目)まだまっすぐ〜!
(斑目)そこ!そこ!彼女の部屋ここの2階です。
管理人さんに言って鍵開けてもらうか。
でもそういうのって身内じゃないと…。
そうよ。
やっぱりそうですよね…。
俺たち彼女の事名前だって知らないし。
名前は高遠由香里。
管理人さんに質問されても何も答えられない。
無理よ。
どうしよう…。
分かりました。
迷ってる時間はない。
僕が一緒に行きましょう。
僕が兄という事で。
でも…。
大丈夫。
彼女の事なら彼女の親よりよく知ってる。
行きましょう。
ちょっと待って。
はい?もし本当に何か彼女に不測の事態が起きて斑目さんが部屋に入る事になったら…。
そうだよ。
彼女に見つかっちゃうしどうしてこの事態を知ったのかを確かめられたら…。
ずっとのぞいてたって…。
そしたら今度こそ警察に…。
いいんだ。
彼女が無事なら…それでいい。
(管理人)しかしご親戚一同でどうしたんですか?
(チャイム)返事ありませんね。
開けますよ?いいからいっちゃって下さい!由香里由香里!お兄ちゃんだよ!由香里〜!由香里ちゃん!ああっ!やっぱり…。
(管理人)どうかしましたか?まだ息がある!早く救急車を!
(斑目)こちらですこちら!どうぞ。
斑目さん!ああどうも。
帰っちゃうの?救急車も来たし。
僕は彼女のそばにはいてはいけない人間だ。
とにかく助かってよかった…。
じゃあ…。
待って!えっ?汗びっしょり。
ああ…。
ふだんめったに走ったりしないから。
ありがとう。
あとで洗って返すよ。
返さなくていいか。
気持ち悪いもんな。
いえ…。
じゃあ…。
(織絵)「夢違観音。
悪い夢二度と経験したくないこと思い出したくないことなどを良い夢に変えてくれます」。
(ソフィア)恋の事?こだまちゃんの事?ごめん。
ありがとうございます。
よい所を教えて頂いて。
(斑目)そうか〜。
恋はおいしくてかっこいいのか〜。
そうだよ!また言ってる。
まあいいじゃない。
変態おじさんの恋はいつも苦くてぶざまだけどね〜。
変態じゃなくても恋は苦い事が多い。
織絵ちゃんもきっと恋してるんだ!織絵ちゃん?こだまのお母さん。
ああ…。
恋はおいしくてかっこよくてだから織絵ちゃんはおうちに帰ってこれないんだ。
(斑目)えっ?お母さん相当な美人さんなのかな?写真見る?おおっ!是非見てみたいな。
写真持ってたんだ。
美人?あれ?この人知ってるな…。
(こだま)望遠鏡のおじさん織絵ちゃんと知り合い?こだまのお母さんと知り合いなんですか?
(斑目)いや知り合いではないな…。
見た事があるという表現が正解か。
つまりその…例の方法で?違う違う違う!僕がかかってた駅前のクリニックで看護師をしていた人だ。
そう!織絵ちゃん看護師だったの!そうだったんだ。
その人多分男の人と一緒に逃げてるんです。
男?そうかな…?というと?クリニックで働いてた姿を見る限りそんな大胆な事する人には見えなかったけどな。
それは斑目さんの人間観察が大した事ないって事じゃない?それは…否定できないけど…。
じゃあ僕はそろそろ…。
いい加減仕事しないと。
デリバリーで注文の品あとでお届けにあがります。
よろしく。
じゃあな!
(こだま)じゃあな!どうも。
(ドアベル)斑目さん何か表情が明るくなったね。
愛する人の命を救えたんだ。
当然だよ。
そうだね…。
(美和子)陽介が回想帰ってくる頃にはお店とっくにオープンしちゃってるかも。
織絵ちゃん見つかるかな?お母さん見つかったとしてどうすんの?分かんないよねそんな事…。
謝る。
「ごめんね」って言う。
何それ…。
きっと俺が新しいお父さんなんて要らないって前に言ったから…。
俺の事邪魔になったんだ。
それは…それは違うよきっと。
そうかな…?こだまを大事に思ってる事は確かだと思う。
そう?きっと…。
何か考えてくれてるよ。
そうかな…。
あれ?間違いない。
見失う!ホントですか!?斑目さん!現在引き続き捕捉ロックオン中。
絶対に追い続ける。
対象は北北西の方向に向かって徒歩にてなお移動中。
こだま!こだま君!お母さん見つかったよ!こだま?・開けるぞ!お母さん4丁目の坂を上がって三軒寺の方に向かってるらしい。
三軒寺?俺そこ知ってる!見失ったらいけないからとりあえずクレさんを先に走らせた。
急いで支度しろ!はい!もしもし斑目さん見失ってませんか?引き続き捕捉中。
間違いなく三軒寺に向かってる。
了解!車に気を付けろよ!
(鐘の音)こだま君のお母さんですか?もしかしてパン屋さん…?暮林と申します。
こだま君をうちで預からせて頂いてます。
こだま〜!「のぞみ」より速い!よかったなこだま君。
好きな人?私にですか?違うんですか?私が家を出たのはそういう事じゃないんです。
じゃあどうして?こだまと一緒にいたくないんです。
いないよ?
(織絵)父は開業医で病院を私に継がせるといつも言っていました。
でも私はそんなに頭がよくなくて…。
父の期待に応えられなかった。
私は医者にはなれなかったけど看護師として大学病院に勤める事ができました。
優秀なお医者様がたくさんいて…。
私は一番頭のいい先生に近づいたんです。
奥様のいる方でしたけど構わなかった。
だって私はその人の子どもが欲しかっただけだから。
だから子どもを妊娠したって分かった時私は飛び上がって喜んだ。
これでまた父に認めてもらえるって…。
こだまはホントに優秀な子だったんです。
1歳の時に受けた知能診断で言われたんですよ。
「この子は天才ですね」って。
なのに…。
なのに幼稚園受験に失敗して小学校受験も駄目で。
それでだんだん分かってきたんです。
結局こだまも私と同じで出来がよくないんだって。
そう…。
こだまは私と同じ。
こだまがお宅のお店のパンを万引きしたって聞いて…。
あっあれは…。
万引きは…私の病気なんです。
中学の時からずっと何度も補導されて…。
大人になってからも治らなくて警察に突き出されたのも一度や二度じゃないんです。
こういう女なんです。
こういう母親なんですよ!私がせめて母親としてあの子にしてやれる事って…。
それはこだまから離れる事。
それが唯一あの子にとっての思いやりなんじゃないかって。
こだま君は万引きなんかしてません。
してないんですよそんな事。
ホントに?「おいしいパンはその人を笑顔にする。
だから好きな人にはパンをあげるといいよ。
そのためだったらうちのパン好きなだけ持っていっていいから」。
店の開店準備をしていた俺の妻が恐らくこだま君にそう言ってあげたんです。
え…?お母さんの笑顔が見たいから…。
こだま君毎日うちでチョコのパンを作っています。
「織絵ちゃんはチョコが大好きだから」って。
俺の妻は半年前に亡くなりました。
俺はずっと妻のそばにいてやれなかった。
悔やんでます。
これから先も一生悔やむでしょう。
でもあなたとこだま君は一緒にいようと思ったらいられる。
ずっといられる。
こだま君は「こだま」っていう自分の名前大好きみたいですね。
新幹線ののぞみよりひかりよりも遅いけどゆっくりゆっくりいっぱい寄り道ができるって。
そういう名前を付けてあげたお母さんってすてきだなって思ってました。
パン屋の主人としてひと言言わせて下さい。
おいしいパンは人を笑顔にする。
お母さんだって笑顔にする。
それがうそじゃないって事をこだま君に信じてもらいたいんです。
(泣き声)
(戸を開ける音)ただいま。
どこ行ってたの?携帯もつながんねえし。
こだま君。
お母さん家で待ってるって。
え…?忘れ物!焼きたてのチョココルネ持っていってやれ。
うん!ああ危ねえぞ。
焼けてるかな?あ〜いい匂い。
うんいい感じ。
いいね〜。
こだまうまく作れたな。
うん!お母さん喜ぶぞ!
(ドアを開ける音)・
(こだま)織絵ちゃん?織絵ちゃん!こだま…。
ただいま。
俺も…俺もただいま!
(こだま)食べて。
これ食べて!俺が作ったんだ!へえ〜すごい!食べて。
おいしい…。
すっごくおいしい!やった〜!やった〜!ありがとう…。
あらそう〜そんな事があったの〜。
結局好きな人のとこに行っていたとかそういう事ではなかったようで。
そうなの。
その間いろいろと面倒を見てくれた人がいたらしくその人にすごく感謝してるみたいです。
へえ〜…。
まあこれでこだま君がまた無事にお母さんと暮らせるようになったのはよかった。
ねえ?あっ!で…そのあとどうしてるの?高遠由香里さん。
山梨の実家に帰った。
手紙が来たんです。
感謝されました。
これでもう二度と会う事はかなわない…。
まあのぞきもやめたんだし一安心だ。
ねっ!そうだね。
ホントそう。
あら!のぞき趣味?変態?この殿方。
あなたには言われたくない。
おい私は変態じゃないぞおい。
何か急に変わった…。
何それちょっとやめて!そういう偏見やめてちょうだい。
偏見ではなくてですね…。
何この偏見!何この男!ちょっと落ち着いて下さい。
ねえちょっと黒い方何とか言いなさいよこれ。
(ドアベル)あっいらっしゃいませ!実は私行く所がなくて頼れる人もいないの。
(ソフィア)何あの女。
新入り!ちょっと感じ悪くない?私のクレといちゃいちゃしちゃってさ〜。
してました?いちゃいちゃ。
してたしてた!美和子が作ってくれていたのと何かが違う気がして…。
「愛を少々」。
ラブの愛?愛だよ愛。
あの人おかしいよ!お金あんなに持ってるのに行く所がないなんて言っちゃってさ!あいつの事も美和子さんの事もちゃんと片つけるから。
・「ママがくれた」・「足りないんだよ足りない夢中」・「不思議そうに抱きしめたくなった?」・「もし、今が終わりでも」・「確かに会いたいの聴こえてるよ」・「やさしい糸また転がすけれど」・「一瞬聴こえた」・「『空を変えたい自分で越えないと』」・「『私には世界がなかったの』」2015/03/18(水) 00:10〜00:58
NHK総合1・神戸
ドラマ10 真夜中のパン屋さん(4)「恋って、おいしい?」[解][字][再]
ついに織絵(前田亜季)が見つかり、暮林(滝沢秀明)が説得に向かう。こだまを放置する理由とは?斑目の恋にも決着が。希実の母と美和子の秘密も少しづつ明らかに。
詳細情報
番組内容
こだまの家から失踪した織絵(前田亜季)は、ソフィアのところにいた! 一方、斑目(六角精児)が窓の外からのぞくかつての意中の人・高遠由香里は、睡眠薬をのんで命の危険にさらされたところを、斑目が窓の外から気づいたことで、一命をとりとめる。斑目はその事件を機にのぞきをやめ、自らが追い求めた長年の片思いに終止符をうつことを決める。そんな中、暮林(滝沢秀明)はついに織絵と会う。前半物語の完結回!
出演者
【出演】滝沢秀明,桐山照史,土屋太鳳,伊藤歩,六角精児,前田亜季,ムロツヨシ
原作・脚本
【原作】大沼紀子,【脚本】寺田敏雄
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:25860(0x6504)