動物園の飼育員さんだからこそ撮影できた取って置きの映像でお伝えします。
今回は…仲良し姉妹の物語です。
ゾウの姉妹が暮らしているのは…2013年6月メスの赤ちゃん砥愛の誕生です。
小さな体に見えますが体重はおよそ80キロ。
自分の力で立ち上がろうとしますが…なかなか立ち上がれません。
誕生から7時間後どうにかふんばり…。
歩けるようになりました。
そんな赤ちゃんの様子を隣の部屋から見守っているのが7歳のお姉さんゾウです。
生後2週間が過ぎた頃初めてお姉さんゾウを赤ちゃんの部屋に入れる事になりました。
野生のゾウはメスと子どものみで群れを作りメス同士が協力し合って子育てをします。
お姉さんも赤ちゃんになれてくれるといいのですが。
興味津々で近づくお姉さん。
しかし接し方が分からず鼻で赤ちゃんを押さえつけてしまいます。
赤ちゃんを守ろうと鼻で引き寄せるお母さん。
結局この日は姉妹で仲良く遊ぶ事はできませんでした。
このころから赤ちゃんは鼻を上手に使えるようになってきました。
お母さんのマネをして餌をつかんだり…。
飼育員さんにちょっかいを出してみたり…。
そして柵に掛かった鎖を揺らして鳴らします。
何度も鳴らしては隣の部屋をのぞいています。
しばらくすると柵の向こうから鼻が伸びてきました。
お姉さんです。
赤ちゃんは鎖を鳴らす事で遊びたい気持ちを伝えていたのです。
鼻で「いい子いい子」とあやしているよう。
お姉さんも少しずつ赤ちゃんとの接し方を学んでいきます。
(子ども)出てきた!あ〜来た来た!
(子ども)ゾウちゃ〜ん!初めて外の運動場に出る日が来ました。
しかしなかなか出ようとしません。
ちょっと緊張しているようです。
しばらくすると…。
(子ども)ゾウちゃん!お母さんの後をついて出てきました。
(子ども)お目々もかわいいしさ鼻がちっちゃくてかわいいな〜。
初めての外の世界に大はしゃぎの赤ちゃん。
(子ども)ゾウさ〜ん!今ではお母さんやお姉さんと並んで歩けるようになりました。
遊び相手はもちろんお姉さん。
柱に隠れて「いないいないばあ」をしているのでしょうか?お姉さんにたっぷり甘えている赤ちゃんゾウ。
姉妹で仲良く成長しています。
2015/03/19(木) 02:45〜02:50
NHK総合1・神戸
元気いっぱい!動物の赤ちゃん「アフリカゾウ」[字]
全国の動物園で続々と誕生するかわいい赤ちゃん。飼育員さんだからこそ撮影できたとっておきの映像で、愛らしい姿や命の誕生と成長をめぐるエピソードをお伝えする。
詳細情報
番組内容
愛媛県のとべ動物園で、2013年6月に生まれたアフリカゾウのメスの赤ちゃん、砥愛(とあ)とその姉の物語。アフリカゾウは群れのメスが協力して子育てをするが、6歳上の姉も生まれたばかりの赤ちゃんに興味津々。しかし、赤ちゃんは積極的な姉にびっくりし、逃げ出してしまう。果たして、姉妹は仲良しになれるのか。
出演者
【語り】小口貴子
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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