大相撲春場所 十二日目 ▽いよいよ終盤!全勝白鵬は大関琴奨菊と対戦 2015.03.19


白鵬ただ1人1敗がいなくなりました。
解説は61代横綱北勝海の八角親方です。
きのうでまた優勝争いがまた1つ、白鵬が独走状態になってきた形ですね。
八角⇒なっていますね。
いつ白鵬が優勝を決めるのかというふうな見方になってきますかね。
ついているのが照ノ富士ですからね。
あまりにも荷が重いような気がしますね。
あす直接対決も組まれて優勝争い、少しでもファンとしては長く楽しんでいきたい、興味を持っていきたいというところもあります。
ただその中で先ほど親方も盤石ということばもありましたが白鵬のきのうの相撲を振り返ります。
豪栄道戦、立ち合いに注目したいのですが先場所の豪栄道戦は同じなんですが、踏み込まず、もろ手を出しての立ち合いですね。
どんな意図を感じますか。
余裕を感じますよね。
普通でしたら右を差しに上手相四つですので取りにいくと思うんですけど突っ張ってから様子を見てからですね。
相撲を取れるという余裕が感じられますね。
中に入れたくないという意図はあるんでしょうけれども逆に言うと踏み込まなくても見ていくでも、何とかなる。
そのあとまた攻めていますよね。
攻めて豪栄道を後退させてからまた自分の形ですからね。
今場所の決まり手も見ていきたいんですが寄り切りの決まり手というのが四日目の逸ノ城戦、一番のみなんです。
33回目の優勝を決めた先場所は合計6番、寄り切りで勝っていました。
上手投げというのも、今場所はきのうのような流れの中であったり相手が巻き替えるところを右からの投げがあったり今場所の白鵬は得意の右四つ左上手でがっちりという相撲はそれほど多くないです。
そうですね、踏み込んで左上手という形は少ないんですけれどもやはり足腰のよさ柔らかさという点では安定感はありますね。
離れて取っても非常に自信を持っていますね。
きのうの取組を見てもそうですがすぐに取りにいくのではなく余裕を持って取りにいくといいますかね。
ですから先ほどから言っているように隙がなかなか見つからないですね。
先場所の33回目の優勝のときは自分からぐっと踏み込んでいく攻めの相撲もありました。
今場所は少し印象は違いますか。
見ていっているなという感じです。
それだけ余裕を持って相撲を取っているということですね。
対戦相手が思い切って出てくる。
馬力のある力士が少ない気がします。
ですから見ていけるんですね白鵬も。
2敗で追いかけるのが照ノ富士白鵬、照ノ富士戦があす組まれました。
唯一、白鵬を星の差1つで追いかけていたきのうの照ノ富士。
きのうの相撲を見ていきます。
きょう向正面は栃乃洋の竹縄親方です。
竹縄⇒よろしくお願いします。
きのうの相撲、照ノ富士どのように見えましたか。
負けた相撲2番とも安易に攻めていっている感じがしました。
相四つでどんどん前に出ようとしたんですが、向こうも十分ちょっと認識不足かなと感じました。
厳しくあたって自分の形をいち早く作ってどんどん前に出る相撲にすればいいと思います。
部屋の兄弟子、安美錦と白鵬を追いかけていたんですが安美錦が休場になって白鵬をただ1人追いかける力士として精神的な面もあったんじゃないかと思います。
まだまだ入ってまもないですので精神的にもまだ少し弱いのかなと感じました。
新関脇ですからね、新三役でもあります。
三役という地位に甘んじるのではなく、どんどん上を目指す力士になってほしいと思います。
豊ノ島と照ノ富士、豊ノ島3勝照ノ富士が1勝と照ノ富士は分が悪い相手です。
お伝えします。
去年12月の衆議院選挙で、選挙区ごとの1票の価値に最大で2.13倍の格差があったことについて、東京高等裁判所は、格差は2倍を少し超える程度で、憲法が求める投票価値の平等に反する状態とはいえないとして、去年の選挙は、憲法に違反しないとする判決を言い渡しました。
去年12月に行われた衆議院選挙では、選挙区ごとの1票の価値に最大で2.13倍の格差があり、弁護士のグループは、投票価値の平等を保障した憲法に違反するなどと主張して、295のすべての選挙区を対象に選挙の無効を求める訴えを全国の裁判所に起こしています。
この一連の裁判で初めてとなる判決が、きょう東京高等裁判所で言い渡され、大段亨裁判長は、今回の選挙で、小選挙区を5つ減らす0増5減が行われた結果、格差は2倍を少し超える程度になり、憲法が求める投票価値の平等に反する状態とはいえないと判断しました。
さらに国会に設けられた有識者の調査会で、格差是正に向けた議論が継続的に行われているとして、去年の選挙は憲法に違反しない合憲だと結論づけ、訴えを退けました。
弁護士グループは、全国14の高裁や高裁支部で訴えを起こしていて、あす以降、各地の裁判所でも相次いで判決が出される予定です。
安倍総理大臣は、来週中国を訪問する自民公明両党の幹事長と、総理大臣官邸で会談し、実務的な関心事をぶつけ合うことは、非常によいことではないかと述べ、政党間交流の再開が日中関係の改善につながることに期待感を示しました。
自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長は、6年前を最後に中断している中国共産党との政党間交流を再開させるため、今月23日から3日間の日程で中国を訪問する予定で、これを前に、安倍総理大臣と総理大臣官邸で会談しました。
この中で谷垣、井上両氏が、政党間交流を再開し、経済などを巡って幅広く意見交換をしていきたいと述べたのに対し、安倍総理大臣は、お互いの実務的な関心事をぶつけ合うことは、今の日中関係を考えると非常によいことではないか。
中国側からも、日本に来てもらえる機会があればいいと述べ、政党間交流の再開が、日中関係の改善につながることに期待感を示しました。
また、会談で谷垣氏は戦後70年の総理大臣談話について、中国側も関心を持っていると思うので見解を問われれば現在行われている有識者懇談会での議論の内容を伝えたいと述べました。
為替と株の値動きです。
生字幕放送でお伝えしています十二日目の春場所大阪府立体育会館です。
白鵬が、ただ1人11戦全勝と独走状態となっています。
1敗がいなくて2敗が照ノ富士3敗で日馬富士、稀勢の里らが追いかけるという展開です。
34回目の優勝に向けて白鵬。
残り4日、対戦相手を占っていきます。
きょうは琴奨菊戦あすはついに照ノ富士戦が組まれました。
十四日目以降は予想です。
番付順でいきますと稀勢の里千秋楽は日馬富士です。
今の段階で照ノ富士と星の差は2つあります。
ですから白鵬は、きょうとあす勝てばそのまま最速であす十三日目に優勝が決まってしまいます。
ただ1人、2敗で追いかけているのは照ノ富士。
照ノ富士も、こうやって見ますと豊ノ島とも分が悪く、あすは白鵬さらには逸ノ城豪栄道戦が予想される中でなかなか照ノ富士も厳しい相手が続くわけですね。
八角⇒照ノ富士とすれば優勝を考えず、今までどおり前半戦みたいに伸び伸び取ればいいと思いますね。
優勝争いという面で見るとここまで優勝争いに絡まずにきていた大関陣が琴奨菊、稀勢の里そして横綱の日馬富士どこまで意地を見せてくれるかですね。
横綱、大関陣が白鵬以外少しふがいないですね。
その大関陣は、きょうはまず琴奨菊は白鵬と対戦します。
この1年の対戦成績通算で白鵬42勝琴奨菊4勝ですけれどもちょうど1年前、この春場所白鵬が初日から12連勝できた十三日目琴奨菊が白鵬の連勝を止めました。
白鵬は、そのあと3連敗となって優勝争いから脱落鶴竜が綱取りの場所、初優勝を飾ったという場所になりました。
その琴奨菊が1年前勝った相撲を振り返ります。
実況
左前まわし琴奨菊が出る。
攻め続ける。
寄り倒し。
星が並びました。
全勝が消えた。
白鵬と鶴竜が並んだ。
沢田石⇒1年前の相撲を見て琴奨菊のよさ、どのようなところにありましたか。
琴奨菊は自分のよさは全部出さないことには白鵬には通じないと思いますね。
ですから今見た相撲とかきのうの左前みつを取って休まずがぶる。
そういう相撲を取っていかなければ、まず勝機はないですね。
琴奨菊があのような去年の映像のような立ち合い、出足、白鵬に上手を与えなければそういった善戦をすれば白鵬もあわやということになるかもしれません。
2敗の照ノ富士は豊ノ島との対戦です。
照ノ富士、1勝豊ノ島3勝です。
豊ノ島3連勝中です。
先場所十日目の豊ノ島、照ノ富士直近の相撲を振り返ります。
実況
もろ差しなりました。
左を抜いて、もう一度左をねじ込んだ。
上手が取れない照ノ富士。
ここから肩すかし、出し投げもあります。
上手をうまく切っていく豊ノ島。
豊ノ島の攻めです。
これが豊ノ島の技。
沢田石⇒豊ノ島のうまさで照ノ富士がなかなか相撲を取らせてもらえないという一番でした。
脇の甘さが出ていますね照ノ富士。
逆に豊ノ島はいつでも二本差せるという感じです。
二本差し手からの上手を取れば力を出せるんですが上手を許してくれないんですね。
豊ノ島はその辺うまいですからね。
照ノ富士はどうすると勝機がありますか。
立ち合いいいあたりをしてまず攻めてから上手を取るということですね。
攻めないことには押し込まないことには上手も取りづらいですからね。
なんといっても白鵬がきょうとあす勝てば、十三日目に優勝が決まるというこの終盤戦。
先ほど新関脇の照ノ富士1人に優勝争いを任せるのは荷が重いという話もありましたがどこまで照ノ富士が食らい付いていけるかという展開となっています。
満員です。
満員御礼の垂れ幕が下がっています。
すでに前売り券が千秋楽まで完売ということで平成13年以来14年ぶりとなる春場所、15日間の満員御礼となりそうです。
先場所に続いて2場所連続の15日間の満員御礼となればこれは平成8年以来18年ぶりとなります。
その満員の中で幕内最初の一番。
地元大阪府交野市出身の勢が、勝ち越しをかけてこの一番に臨みます。
対戦相手は西返り入幕8勝3敗ときのう勝ち越しを決めた臥牙丸です。
地元東前頭13枚目で7勝4敗の勢です。
実は、勢はこの地元の春場所関取になってここまで3場所連続で負け越し。
まだ地元での勝ち越しはありません。
この声援を受けて、地元大阪で関取として初めての勝ち越しまであと一番としています。
対戦相手は、この大きな臥牙丸。
すでに勝ち越しを決めて今場所好調出足抜群です。
木村元基が合わせます。
呼吸がずれました。
押し出し、臥牙丸の勝ち。
勢、きょうの勝ち越しはなりませんでした。
館内ため息に包まれます。
臥牙丸勝って9勝目を挙げました。
きょう向正面は栃乃洋の竹縄親方です。
臥牙丸の今場所の圧力はすごいですね。
そうですね、初日、二日目に負けはしましたがそれからどんどん前に出る相撲が光ってますね。
正面では勢が得意の右を差しかけるんですがただ臥牙丸は押っつけから前に出ていきます。
勢が引いたところをうまく臥牙丸がしっかり体を寄せてついていきましたので、そこがよかったですね。
向正面側から見るとどうでしたか。
すばらしい攻めでした。
手も足もしっかり出て元気のいい臥牙丸だなと感じました。
勢は右を差しかけましたがなかなか今場所右差しにならないですね。
勢らしい相撲が勝ち星は挙がっているんですが前に出て立つという相撲は目立たないように感じます。
竹縄さんも左を差す相撲です。
差す相撲にこだわるべきなのかどうか。
自分の形に自信が持てないから立ち合いかわったりいなしたりするのでもっと自信を持てるような稽古を積み重ねていってほしいなと思います。
土俵は8勝3敗どうしです。
先ほどの臥牙丸も9勝目を挙げて9勝3敗。
優勝争い、数字の上では圏内ということです。
ともにすでに勝ち越しを決めている両者。
大砂嵐に注目していきますが再び、向正面竹縄さん大砂嵐、今場所はもろ手から左上手という形。
新生大砂嵐という形が見えてきていますが。
前に出るためには立ち合いかち上げを続けますと相手も分かってきますので細かい変化、突いていくのか思い切りいくのか細かい変化が必要だと思います。
臥牙丸のリポートです。
高くあたろうと思ったということです。
きのうの勢関の相撲を見ていて突き落としがありました。
頭を下げていくとあれがあるので高めにあたっていこうと思いました。
という話をしていました。
八角さんに聞きたいんですが。
頭を下げていくと突き落としがあるということですね。
読まれてますよね、勢は。
本来の右差しができないとすぐに突き落としにいきますのでね。
土俵上、制限時間いっぱいです。
大砂嵐と千代鳳踏み込みを起こすことができるか。
対戦成績では千代鳳が優勢です。
すくい投げ、千代鳳の勝ち。
組み止めて大砂嵐かと思いましたが千代鳳がどんどん攻めました。
千代鳳、9勝目。
9勝3敗と星を伸ばしました。
大砂嵐は4敗と後退です。
千代鳳、よく粘りましたね。
最後は下手を引いたままで下手投げとなりました。
左に動きながらという立ち合いでしたか。
動きがいいですよね、勝っているだけに。
大砂嵐は右からすくって万歳させたんですが大砂嵐は8勝4敗。
立ち合い千代鳳が低く頭を下げていきます、大砂嵐がもろ手。
やや左にずれるような立ち合いになりました。
これは千代鳳がもろ手をはねのけようとしたんですね。
そうですね。
ですがそこをすくって前に出ているからこそ下手投げすくい投げが効くんですね。
圧力をかけながらの下手投げが決まりました。
まだ、息が弾んでいます。
9勝目の花道です。
旭天鵬は今場所初めての白星先行となりました。
きのうの白星で来場所での幕内の相撲へという星になりました。
先場所、先々場所は逆に終盤に4連敗ということがありました。
旭天鵬リポートです。
前半がいいと後半失速するし前半だめだとだんだん後半よくなることもあるし全部がうまくいかないですねと難しいものですと言っていました。
今場所は初日に大砂嵐戦攻め込みながら逆転負け二日目の琴勇輝戦、もともと苦手な相手ということでその辺りからちょっと流れが悪くなりましたかね、と。
ただ中盤から相撲が変わったわけではないと本人は言うんですがだんだん流れがまたよくなってきましたという話をしています。
15日間の流れという意味でいうとどの力士よりも経験している分かっている力士ですね。
そうですね。
ただ年齢とともに15日間、同じ体調で取れなくなってきたというのも確かなんじゃないでしょうかね。
それにしても大したもんです。
この年齢まで。
40歳です。
白星を先行させた旭天鵬。
そして蒼国来はこの一番に勝ち越しをかけます。
寄り切りました、蒼国来の勝ち。
去年の九州場所以来、2場所ぶりの勝ち越しを決めました蒼国来です。
きょうは蒼国来、立ち合いから右の前まわしを引きました。
やや深いかなという印象もあったんですが八角さんどうでした?自分の十分になりましたのでそこは自信を持っていますね。
上手を取らせなかったということがよかったですね。
幕内での最高成績は前回の勝ち越しの九州場所で9勝です。
残り3日間初めての幕内2桁勝利をねらってほしい蒼国来です。
きのう嘉風戦を見ても右の押っつけから上手を引くのがうまさがある力士ですね。
重さも出てきたんじゃないですか。
あすは好調の千代鳳戦、このあと勝ち越しのインタビューもお届けする予定です。
勝ち越しを決めました蒼国来です。
蒼国来⇒よかったですこんなに早く勝ち越せると思わなかったので。
今場所は分の悪かった相手に向かっていますね。
始まったとき重かったんで。
よく動いてくれてます体が。
残り3日間、どんな目標を立てていきますか。
集中して一番一番、頑張りたいと思います。
幕内では2桁まだありませんが。
頑張ります。
蒼国来関でした。
すがすがしい表情の蒼国来でした。
幕内での勝ち越しですからね。
うれしいでしょうね。
土俵上、制限時間いっぱいです。
西が6勝5敗の豊響押し相撲。
そして東が5勝6敗の旭秀鵬。
きのうは右四つ左上手本来の力強い相撲を見せました。
組み止めれば旭秀鵬か。
一気に豊響が持っていくか。
旭秀鵬、はたき込み。
旭秀鵬の勝ち。
星を五分に戻しました。
豊響は6勝6敗です。
竹縄さん、今場所旭秀鵬の相撲ははたきが多いそうですが。
自分の形というような相撲に持っていけません。
要因は何ですか。
踏み込みの甘さひざも伸び上がっています。
なかなか思うような組み手にならないのかなと思います。
きのうは右四つ、左上手の力強い相撲を見せました。
辛抱して力強い相撲の形にしてほしいですね。
旭秀鵬らしい相撲をどんどん取ってほしいですね。
向正面は竹縄親方正面の解説は61代横綱北勝海の八角さんです。
幕内最高優勝8回を誇る八角さん。
初優勝は今から29年前のこの春場所でした。
関脇保志の時代でした。
そのときの映像をご覧いただきます。
十四日目、旭富士戦。
最後の塩を振ります。
保志。
いい張り押し、のど輪前みつを引いてほしい。
腰が寄ります。
旭富士、残ります。
右を差せません旭富士。
左の前みついいところを引いています保志。
保志の勝ち初優勝保志、見事に優勝を決めました。
沢田石⇒29年前の新関脇での初優勝の映像を振り返っていかがですか。
無我夢中でやっていた記憶があります。
この場所は一人横綱の千代の富士が途中休場で対戦相手を見ていきますと大関ですね。
北天佑、朝潮など大関をすべて破って、初優勝を果たしました。
大関陣が崩れていく中で先頭に立って関脇で優勝の重圧というのは、どのようなものがありましたか。
体があまりなかったものですから肩に力に入りすぎると動けませんでした。
とにかく自分の相撲を取り切ろうという気持ちが多かったです。
優勝への重圧は感じませんでしたか。
夜、眠れませんでした。
朝になるといつもどおりにいこうと寝不足でした。
今場所、照ノ富士はここまで終盤戦まで優勝争いに加わっていて白鵬がいて状況は違うんですがきのうの相撲を見ると関脇で優勝というのが少しでも加わってくるという重圧がすごいのかなと想像しました。
そう思いますが、私の場合と現在の照ノ富士の場合はちょっと違います。
上に横綱白鵬がいます。
期待されている分プレッシャーもあると思います。
それでかたくなったのかなと思います。
伸び伸び相撲を取ってほしいですね、今までのように。
優勝を果たした保志でもやはり寝られなかったと。
初優勝ですから、誰しも経験することじゃないですかね。
初めての優勝争い新三役ですし重圧があったのかもしれません照ノ富士。
これからですからね。
土俵上です。
佐田の富士に北太樹です。
佐田の富士がこの一番に勝ち越しをかけます。
向正面は竹縄親方です。
北太樹の対戦相手、佐田の富士序盤4連勝と、好発進で7勝4敗。
序盤は特に、もろ手突きからの突き今場所も威力がありました。
そうですね。
佐田の富士のいい相撲が今場所前半は出ていました。
北太樹戦は、どう見ますか。
北太樹のほうも動きがいいのでしっかり相手を見てどんどん手や足を出してほしいです。
立ち合い北太樹が低く鋭く入っていきますので、それをもろ手でどう起こすか。
もろ手で起こして北太樹の動きについていけるかどうかだと思います。
北太樹もいい踏み込みを持っています。
上体を起こされないようにしたほうがいいと思います。
勝ち越せば2場所連続となります佐田の富士。
返り入幕の北太樹も6勝5敗。
白星1つ先行させて残り4日間です。
木村寿之介が合わせます。
北太樹、逆転寄り切り北太樹の勝ち。
北太樹7勝目を挙げました7勝5敗。
佐田の富士、きょうの勝ち越しならず7勝5敗と変わっています。
きょうは、しのいで右の下手を引いてからの反撃でした。
佐田の富士、まず起こしましたね。
竹縄⇒しっかり起こしてどんどん突いたんですが北太樹のほうがなんとか上半身のほうを起こさずに前傾を保って右上手いいところを取りました。
佐田の富士として起こしきれなかったですか。
北太樹のほうがよかったと思います。
きょうは。
下がっていますが腰のほうも伸びきらずしっかりまわしをねらったと思います。
右の下手を引いてからそこからまたはやいんですね。
今場所の北太樹の好調さがよく出ているなと思いました。
返り入幕で勝ち越しまであと一番としました北太樹。
十二日目、きょう3月19日は元大関大受の朝日山親方の65歳の誕生日で今場所かぎりで停年を迎えます。
ここ大阪府立体育会館できょう午後3時から朝日山親方の記者会見が行われました。
朝日山⇒現役時代を含め親方時代50年間も無事努めたということはとても充実した瞬間で幸せでございました。
私も人気が盛り返したときに停年退職を迎えるということは本当によかったと思います。
人気がなくなったときにさみしく去るのじゃなくて。
そうですね、盛り上がったときにやめるというのはいいと思います。
北海道せたな町の出身で現役時代は押し相撲の八角さん、どのように見ていましたか。
現役時代、私たちは分からないんですが審判長として長い間、頑張ってくれました。
長く審判長を務められて65歳の誕生日を迎えて朝日山親方、停年を迎えました。
先場所かぎりで江戸時代の大相撲の名門といわれた大阪相撲の名門と言われました朝日山部屋を閉鎖しています。
今場所審判部からもう離れています。
そしてもう1人37代立行司木村庄之助も16日に65歳の誕生日を迎えてきょう午後2時から記者会見が行われました。
初土俵、昭和40年の名古屋ですから行司生活、半世紀、50年を迎え務め上げました。
木村庄之助は千秋楽を最後に土俵を離れます。
木村庄之助についてのリポートです。
本人は場所が終わったあとに振り返るんだろうなと話していました。
7年前に食道がんを患いました。
本当によく体が持ちました。
しっかり務め上げるという気持ちとともに心から相撲が大好きでやってこられたと思います。
行司生活は半世紀、病と闘いながらも50年務め上げてきた。
八角⇒先人たちが作り上げてきた大相撲を先輩たちも守ってきたわけです。
後輩に伝えるまで頑張らないといけません。
次の世代に継承するというのも大切な役割ですよね。
本当にお疲れさまと伝えたいです。
木村庄之助は今場所千秋楽を最後に土俵を離れます。
今月65歳の誕生日停年を迎える2人の会見が大阪府立体育会館で行われました。
突き放して押し出し荒鷲の勝ち。
荒鷲が6勝6敗と星を五分に伸ばしました。
嘉風、誕生日白星を挙げることできずに3勝9敗となりました。
東前頭9枚目の嘉風ですから来場所の番付のことを考えるとあと一番勝っておきたいという星になりました。
嘉風、立ち合いからまわしを与えなかったですが。
八角⇒動いてくるという人はうまくいかないときは体も動かないです。
最初に、あたることが大事なんですが軽いですね。
流れが悪くなってきます。
あたりがいいと土俵際にきていなせば回り込めるんですがあたりが悪いとできません。
足で右を差し込めないと思うと突いて押して出ていきました。
幕内の前半戦を迎える5人の勝負審判を画面でお伝えしています。
幕内前半戦7番目の相撲返り入幕の阿夢露に今場所、初日が出ない11連敗の松鳳山です。
西の阿夢露は返り入幕東の16枚目4勝7敗とあとがなくなりました。
力の出る左の前まわし、手がかかるのはかかりますががっちりと組む相撲が少ない阿夢露きのうは、まわしにこだわらずどんどん前に出て初日、二日目以来となる連勝となりました。
筋肉質、長身の阿夢露同じく筋肉質、東の松鳳山は初日から11連敗松鳳山、懸命に攻めの相撲を見せているんですよね。
竹縄⇒初日からどんどん前に出る相撲を取っているんですが、土俵際あと一歩がなかなか出ないために逆転の負けというのが多いです。
勇み足の黒星というのもありました。
流れが悪いなというような感じですね。
松鳳山らしい相撲も出てきますし出てきませんし、初日から流れの悪い相撲です。
あと一歩どうしたらいいですか。
ずっと課題だと思います。
どうしたらいいというのはなかなか答えが出てこないと思います。
どの力士にも共通する土俵際の難しさですね。
館内、松鳳山に応援の手拍子が、送られていました。
松鳳山12連敗となりました。
きょうもあと一歩でした。
阿夢露、踏みとどまって5勝7敗。
決まり手は突き落とし。
松鳳山、きょうも攻めましたが白星を手にすることはできませんでした。
八角⇒本人がいちばん苦しんでいると思います。
精神的な粘り強さがありません。
残せませんね。
旭天鵬が今の相撲を見ていましていやあ、はまってしまっているねと気の毒がっていました。
自分も13連敗したことがあるんでよく分かりますよと言っていました。
竹縄さん、きょうも序盤よかったですねもろ手でしたね。
竹縄⇒序盤はよかったですよ松鳳山らしいです。
土俵際、一瞬止まってしまうところそこをうまく相手に突かれてしまいました。
いなされているんではないかといろんなことを考えるとよけいに足が止まってしまうんです。
連敗の気持ち、八角さん分かりますか。
私はあんまり経験がないので分かりませんがとにかくいつもやっていることをやるしかないと思います。
NHKでは、今場所からその日の十両・幕内の取組の映像を総合テレビの放送時間内にいつでも見ることのできるハイブリッドキャストサービスを始めました。
ハイブリッドキャスト受信に対応したテレビをお持ちでそのテレビに、インターネットを接続している方がご利用いただけます。
総合テレビで相撲中継をお伝えしている間にリモコンのdボタンを押すとメニュー画面が表示されます。
そこで見たい取組を選んで決定ボタンを押せば動画がスタートします。
見逃した一番もう一度見たい一番をハイブリッドキャストを使ってぜひ、ご覧ください。
なお、ハイブリッドキャストサービスがご利用できなくてもdボタンを押せば十両と幕内の取組の結果をデータ放送でご確認いただけます。
現役時代の八角さんはその日の取組、振り返っていましたか?部屋に帰ってから見ていました。
負けているときは何回も見ましたなぜあそこで動かなかったんだろうとかいろんな反省をしました。
当時はビデオですか。
そうですねなんか大きい機械でしたね。
栃乃洋さんはいかがですか、竹縄さん。
自分もビデオで全部録画して過去1年の対戦相手を見たりしてその取組の反省を見たりしましたそして研究しました。
自分の取組を研究するだけでなく次の対戦も研究したんですね。
そうですね。
土俵上、制限時間いっぱいです。
時天空西の前頭8枚目負け越しました。
西前頭16枚目、千代丸6勝5敗、白星先行。
両者の対戦、千代丸3連勝です。
千代丸の勝ちです。
7勝目を挙げました。
時天空敗れて9敗です。
今場所も千代丸が勝ちました。
竹縄さん、きょうは時天空張ってつかまえにいこうとしましたね。
中に入れませんでしたね。
そうですね。
下から相手をすくおうとしたんですがこらえているときに両足がそろってしまいました。
千代丸に引かれるタイミングを与えてしまいましたね。
頭からいく立ち合いではないので千代丸としてはやりやすいんですか?胸をあけてきますので首の下とかそういうところを突きやすいんだと思います。
千代丸が力水をつけようとしています。
千代丸の後方アメリカの大リーグ、元ニューヨークヤンキース、昨シーズンから引退したジーターです。
東の花道の升席でジーターがプライベートで大相撲を観戦しています。
MLBを代表するスーパースターです。
八角さんと交流があるんですか。
そうですよ、よく招待してもらいました。
ニューヨークに行ったときによくしてもらいました。
ぜひ一度見てほしいと思ったんですが大相撲を。
こんなに早くこうなると思いませんでした。
松井さんとの関係です。
松井さんにも大相撲を見てもらいたいです。
八角親方はヤンキースの球団の視察にいらしたそうですね。
プライベートでいろんなことを見てみたいと思いましてファンサービスとかいろんなことを広報部にいたという、それは伝統とかいろいろなことで相撲と似たところがあるんです。
向こうに出向いて改めて大相撲の魅力といいますか。
大リーグに負けない魅力が大相撲にはあるということを実感しました。
呼出しさん床山さん洋次さん行司さん、そして力士が土俵に上がるそういう様式美は世界に1つしかありません。
そういう伝統を弟子たちを受け継いできているんだなということを改めて大リーグを見て思いました。
改めて大相撲のよさが分かりました。
もっともっと広報、PRできると思いました。
歴史と伝統のある大リーグその中のヤンキースを見て相撲の伝統を理解したということですね。
そうですね、そういうことを伝えていきたいです。
ジーターは昨シーズン引退しました。
旭天鵬と同じ年齢で40歳です。
旭天鵬のリポートです。
旭天鵬もジーターと同い年ですね知っていました。
野球に興味があるようです。
大リーグの放送もBSでよく見ていますよということでした。
ただジーターもやろうと思えば現役でやれるなといっていました。
どの国でも知られているでしょうし引退の決断っていうのはどうだったのかな美学ですかね。
俺にも少し美学がありますけどねとも言っていました。
ジーター選手がきょう来るということをいいますと土俵入り上がったときに視線を走らせてみようかなと言っていましたが確認はできなかったと言っていました。
旭天鵬は土俵生活20年を越しています。
土俵上は押し相撲の両者です。
琴勇輝4勝7敗。
十両を含めると誉富士が4連勝中です。
この両者の対戦。
木村庄太郎が合わせます。
琴勇輝⇒ほっ!
気合いの声
琴勇輝が勝負審判に礼をしたところで館内、大きな拍手です。
激しい押し合いを期待したい一番。
押し出しました琴勇輝。
今場所は琴勇輝の勝ち。
5勝7敗としました。
決まり手、突き出しです。
解説は押し相撲の八角親方ですが、いかがですか。
あたりがよかったですね、あたり勝っています。
いい流れになりました。
誉富士も下から下からはね上げていましたが立ち合いのあたり、よかったんですね。
もろ手ではなくて体全体でいけば圧力が相手に伝わるんです。
こういう相撲を琴勇輝は続けていくことが必要です。
もろ手を出して頭でもいくということですね。
そうです。
体重を乗せていくんです。
気迫の相撲にジーターもこの笑顔でした。
琴勇輝まだ本来の調子ではないかと思いましたがいい相撲でした。
幕下上位の結果です。
十両です。
天風3敗に後退。
双大竜、きょうから再出場。
富士東が寄り切りで勝ってただ1人10勝目10勝2敗。
十両で先頭に立っています。
富士東単独トップを守った一番です。
実況
英乃海、下から押し上げた富士東なおも突っ張る左四つになった。
左四つでも相撲が取れる、富士東。
上手を取った。
巻き替えてもろ差し。
そこを出た富士東寄り切り。
富士東10勝!3敗が3人という展開です。
十二日目終盤戦。
幕内は11戦全勝白鵬9勝2敗で新関脇照ノ富士3敗で日馬富士、稀勢の里らが追いかける展開。
今場所けがもあって本来の相撲が取れていない両力士です。
西、常幸龍4勝7敗。
東1勝10敗豪風木村庄太郎が合わせます。
寄り倒しました。
常幸龍の勝ち。
左の上腕ひじの状態が思わしくない豪風。
1勝11敗となりました。
番付のことを考えますと豪風は東の前頭4枚目残り3日あと最低一番は勝っておきたいところです。
向正面は栃乃洋の竹縄さんです。
常幸龍、きょうはもろ手でいきましたね。
そうですね。
豪風の上体を起こそうという意図だと思います。
自分の形になりました。
上手は深いんですが、豪風も上背が低いので力の出るところを取れたと思います。
豪風、得意のたまにある内掛けもかわしました。
豪風が体勢を崩す場面が見受けられますのでうまくかわしてしっかり前に出たかなと感じました。
蒼国来、きょう勝ち越しを決めました。
ではニュースをお伝えします。
きょう夕方、東京・千代田区の帝国劇場で、ミュージカルの上演中にセットが倒れ、近くにいたスタッフが巻き込まれて、東京消防庁によりますと、6人がけがをしたということです。
警視庁などが当時の詳しい状況を調べています。
きょう午後4時ごろ、千代田区の帝国劇場で、ミュージカルの上演中に、舞台に設置されたセットが倒れてけが人が出ていると、東京消防庁に通報がありました。
東京消防庁によりますと、LEDパネルが倒れて、近くにいたスタッフ6人が巻き込まれ、けがをしているということです。
けがの詳しい程度は分かっていないということです。
一番大きなパネルがそのまま倒れてきて、やばい状況だっていうので、怖かったです。
帝国劇場によりますと、当時、ジャニーズ事務所に所属するアイドルで俳優の堂本光一さんが主演する、エンドレスショックというミュージカルの上演中だったということです。
警視庁などが、当時の詳しい状況を調べています。
安全保障法制の整備を巡って、自民党の与党協議のメンバーが会合を開き、きのう実質合意した具体的な方向性について、あす、公明党と正式に合意したうえで、統一地方選挙の前半が終わる来月第3週に、協議を再開させる方針を決めました。
安全保障法制の整備を巡って、自民、公明両党が具体的な方向性で実質合意したことを受けて、政府は法案化の作業を急ぎ、来月中旬までには与党側に示す方針です。
これを受けて、与党協議の座長を務める高村副総裁ら、自民党の与党協議のメンバーが、党本部で会合を開き、あす、公明党と正式に合意し、その日のうちに安倍総理大臣に報告する方向で、調整を進めることを確認しました。
その上で高村氏らは、今の国会での関連法案の成立を目指して、統一地方選挙の前半が終わる来月第3週に協議を再開させる方針を決めました。
また会合では、政府から示される関連法案の審査を円滑に進めるため、これまで週1回としてきた与党協議を増やすことができないか、公明党側に諮ることになりました。
為替と株の値動きです。
生字幕放送でお伝えしています再び大阪府立体育会館です。
きょうはアメリカ大リーグ元ニューヨークヤンキース昨シーズンかぎりで引退しましたデレク・ジーターが観戦に訪れています。
ちょうど今、玉ノ井親方がデレク・ジーターのもとに駆け寄っています。
きょう解説は61代横綱の八角親方です。
横綱北勝海の八角親方です。
満員の中で相撲のどんなところをデレク・ジーターに感じてもらいたいですか。
八角⇒相撲が単なるスポーツではなくて文化や歴史そういうものになっているということを感じてほしいですね。
このところ外国からのお客さんが多くなっているんです。
そういうところも聞かれていると思うんです。
ですから私たちはそういうよさをどんどんアピールしていきたいですね。
きょうは大阪府立体育会館の到着前は、たこ焼きを食べてから来たということで大阪の食文化も堪能しながらという相撲観戦になっています。
土俵上、幕内後半戦が始まりました。
5勝6敗、新三役を目指しての後半戦の土俵宝富士3勝8敗碧山戦木村恵之助が合わせます。
寄り切りました、宝富士の勝ち。
両者の対戦が碧山8勝宝富士1勝と碧山が分がよかったんですがきょうは踏み込んでよくしのいで左をのぞかせながら体を入れ替えた宝富士。
宝富士は力をつけていますよね下がりはしましたけど重たいからですね。
土俵際でも残れるんですね。
このまま以前ですと、碧山に持っていかれたんですけどうまくあてがいながら。
碧山も重たいから、よけい前に重心がかかるところをいなされていますね。
今場所は西の関脇隠岐の海が途中休場となりましたので、勝ち越していけば周りの成績しだいで新三役も残されています。
新三役という可能性も残されています。
そのぐらいの力はつけていますよ。
西の前頭2枚目先場所惜しくも千秋楽で負け越しとなった宝富士勝負の3日間です。
大阪府立体育会館。
雨がやんで明石海峡大橋から神戸のほうを見ています。
少しあかね色になりかけている空雲の隙間から見ることができます。
ちょうど兵庫県ではセンバツ高校野球が、あさって21日に開幕します。
雨がやんだ映像の中からあすの十三日目の取組です。
きょう大阪府立体育会館で相撲観戦をしているデレク・ジーター選手の感想を聞くことができました。
初めての生の大相撲観戦ですがエネルギーのほとばしりを感じるすばらしいという話です。
具体的なところまでは聞けませんでしたが、学ぶことが非常に多いので、それをこのあとも、いろいろと見つけていきたいということで八角親方にサンキューということでした。
八角⇒楽しんでもらえればいいですね。
エネルギーのほとばしりほとばしりは英語で、どのように言ったのか興味があります。
升席などで観戦しますと力士の体と体のぶつかり合いは音を聞いても魅力を感じますね。
その場で見るということは非常に大切なことですね。
私もヤンキース見に行きましたけど見ると、やっぱり違いますよね。
たくさんの方に見てほしいですね。
相撲協会としては巡業とか、ことしは60数か所行きますので生で見てほしいですね。
すでに前売り券が千秋楽まで完売している、この春場所です。
初めて観戦に訪れるファンも多いと思います。
一度見て大相撲の魅力八角親方が先ほど言った伝統といった部分を感じてもらいたいですね。
なかなか本場所に来られないお客さんも巡業が各地でありますのでぜひ足を運んでもらいたいですね。
土俵上は2勝9敗の高安と6勝5敗の栃煌山です。
木村恵之助が合わせます。
押し出し、栃煌山の勝ち。
高安は今場所右足をかばいながら花道を歩いています、なかなか力が出ない。
栃煌山が難なく押し出して7勝目を挙げました。
7勝5敗勝ち越しまであと一番です。
きょう向正面には栃乃洋、竹縄親方です。
竹縄さん、部屋の栃煌山東の前頭筆頭で7勝目です。
そうですね先場所、負け越していますので今場所、頑張ってほしいなと思いますね。
今場所の内容を見ていると強いなという相撲とあっけなく敗れる相撲、この2つがあるように思いますが。
それは毎場所いつもどおりという感じですね。
きょうも足を引きずる場面があったと思うんですが滑るということによってバランスを崩しますので前に出ていくにはしっかりつま先の力を土俵に伝えていかないとだめだと思いますのでそこをしっかり稽古でやり直してほしいと思います。
そうすると正面に水をつけている栃煌山がいますが、土俵際の逆転を食わずにしっかり腰を重ねていけるんですね。
そうだと思いますね。
東前頭筆頭で7勝目、返り三役に向けて勝ち越しまであと一番とした栃煌山高安は2勝10敗とかわって本人は気持ちは切れていないのでというコメントを残していますがあすは嘉風戦です。
西の前頭筆頭で7勝4敗逸ノ城。
こちら徳勝龍もご当所奈良県出身。
7勝4敗とご当所自己最高位で勝ち越しを懸ける徳勝龍です。
7勝4敗好調の両者、勝ち越しを懸ける後半戦の楽しみな一番です。
向正面には栃乃洋竹縄親方です。
まずはこの逸ノ城からです。
逸ノ城、三日目日馬富士から金星。
2大関から白星を挙げていますが今場所の逸ノ城はいかがですか?ずっと好調さ、力強さ動きはそれほどはやくないんですが、相手に自分の体重、圧力を加えられているなと思います。
玉鷲戦などを見るとまわしにこだわらず、前に出る押す相撲が光りましたね。
どんどん押しながらまわしを取ったりしていかないと、なかなか場所を重ねるうちに勝てなくなると思いますのでああいう相撲は今後の自分のいいところだと思いますね。
あの相撲を目指すべきですか?そうですね。
徳勝龍は今場所九日目栃ノ心戦で栃ノ心も金星を挙げている実力者ですが立ち合いのあたりで引かせる、電車道の会心の相撲を見せるなど好調ですね。
あの一番も栃ノ心のひざを伸ばしてあたって範囲に攻めようというの形をうまく徳勝龍はうまく前に出ることができましたね。
立ち合いあたってすぐ横に動くんじゃなくて前に出る相撲を取り続けてほしいなと思いますね。
両者けんか四つですけれどもどのようにこの相撲を占いますか。
徳勝龍はあたって左にかわると逸ノ城に差されてしまうのかなという予想をしてしまうんですがどれだけ相手を慌てさせるかで相撲内容、おもしろくなると思いますね。
勝ち越しをかけた逸ノ城に徳勝龍立ち合いです。
押っつけながら出ました、寄り切り。
逸ノ城勝ち越し。
勝ち越したのは逸ノ城でした。
逸ノ城、十二日目に勝ち越し。
西の前頭筆頭返り三役に向けて逸ノ城もきょう勝ち越しを決めました。
竹縄さん、逸ノ城が右四つに組み止めました、何がよかったですか。
立ち合いしっかり相手を受け止めたところだと思います。
徳勝龍としてはこの体勢だけにはなりたくなかったですね。
そうですね立ち合いですべてが決まってしまったような感じですね。
逸ノ城、上手は最後は引いてないですね。
あそこまで引っ張り込めたら相手の動きを封じることができますのであとは落ち着いて前に出るだけだと思います。
竹縄さんも左を差せばという相撲ですがこのかいなの返し方どう見ますか。
右腕の返しというよりも左腕の引っ張り込みで相手を全く動けなくしたのがよかったと思いますね。
逸ノ城勝ち越しました。
西の前頭筆頭での勝ち越しです。
逸ノ城は幕内上位で慣れてきたかなと。
こうなると相手も慣れてくるんですね。
逸ノ城はこれからは立ち合いに何か欲しいですね。
突っ張っていくとかそういうものがないと。
横綱大関に上がっていくには必要だと思いますね。
自分の形になりましたけれども上位と対戦するには1つ、何かをしてからではないかということですね。
立ち合いに突っ張りがあり左上手を押っつけて取るとかほしいですね。
勝ち越しに笑顔の花道です。
このあと勝ち越しのインタビューをお届けする予定です。
逸ノ城のインタビューです。
うれしそうですね。
逸ノ城⇒うれしいです。
負け越しがありましたが、だいぶ違いますか?はい、うれしいです。
1横綱2大関を倒してこの日に勝ち越し、ここまでどうですか?残り頑張りたいと思います。
ここまでは?よかったと思います。
きょうは引っ張り込みにいった相撲でしたね。
はい。
右を差してよかったです。
まだ3日間ありますしこれからどんなことを学ぼうと思いますか?立ち合いの踏み込みとかあたりの勉強をしていきたいと思います。
残り、頑張ります。
立ち合いを勉強していきたいということばもありました。
白鵬を追いかける2敗力士はこの照ノ富士ただ1人です。
もう1敗力士はいません。
きのう敗れて2敗と後退した新関脇の照ノ富士です。
きょうは豊ノ島戦。
豊ノ島、両者の対戦3連勝とここまでは照ノ富士に相撲を取らせていません。
幕内は11戦全勝ただ1人白鵬1敗がいなくて2敗はこの照ノ富士だけ。
優勝争いという意味では照ノ富士にぜひふんばってほしいところ。
土俵上は佐田の海に玉鷲です。
待ったなしの声は木村玉治郎。
寄り切り、佐田の海の勝ち4勝8敗、負け越してはいますがこれが佐田の海の相撲です。
玉鷲は新三役4勝8敗負け越しとなりました。
きょうは辛抱しましたね。
いなしにいかず下から下からと。
玉鷲は回転よく懸命に突っ張る中で佐田の海が下から下からうまくあてがって離れていきました。
下からひじをはね上げるように我慢しましたね、あごを引いて。
前に圧力をかけています。
玉鷲が引くといいますか何もできなくなってくるんです。
そこにさっと中に入ってもろ差し。
佐田の海は、これから上位と対戦することが多くなると思いますがまずはスピードです。
人にはない自分のスピードを生かしていくことですね。
決して体は大きくありませんのでスピードを磨くんですね。
動きで勝つことを目指してほしいです。
白鵬との初顔の一番で白鵬を土俵際まで攻め込む鋭い相撲を見せました。
白鵬も余裕を持ちすぎたところがあります。
前に持っていけたので自信にしてほしいです。
同じく境川部屋の妙義龍に力水をつけます。
対戦相手は、きょう魁聖。
このあとの一番、豊ノ島9勝2敗白鵬を追いかけるいちばん近い力士は照ノ富士です。
きのう1敗から2敗でと後退しました。
きのうの相撲を振り返ります。
照ノ富士はどうでしたかね。
三輪⇒普通に負けてしまいましたということで細かいことは一切話をしませんでした。
今場所腹痛の影響があってきのうは場所の中でも、それほど調子がよくなかったという話をしてました。
自分でその話をしたあとに決して言い訳をしているわけではなくて自分が悪いですときのうの取組について話を切り上げました。
優勝争いに、やっぱりそのあたりが気になりましたかという質問に自分には関係ありませんときっぱりと言いました。
八角さんは何を感じますか。
八角⇒自分以上に相手が研究してくるということですね。
調子がいい相手にはですね。
照ノ富士としてはとりあえずまわしを取って振り回すじゃないですけれどいつもの感じでいっていると思います。
立ち合い相手が少し大きすぎました振りきれませんでした。
そういうところをこれから勉強していくんじゃないでしょうかね。
なんといっても新三役新関脇です。
相手も星が上がっている力士優勝争いの中にいるような力士に対しては、ますます研究してくるわけですね。
厳しい相撲を取って勝ち抜いていかなければまた上というのはないですからね。
一場所一場所、力をつけてきますから楽しみな力士であることは確かです。
白鵬を追いかける1敗力士はいません。
2敗は照ノ富士ただ1人です。
返り三役5勝6敗の妙義龍そして東が右四つ会心の相撲で照ノ富士に土をつけた魁聖です。
式守勘太夫が合わせます。
寄り切り、妙義龍の勝ち。
力の魁聖を技で退けました妙義龍。
うまさに館内この拍手です。
決まり手は、寄り切りです。
正面側で右を差してくる魁聖に対して妙義龍が踏み込んで左の押っつけでしたね。
中に入るのが、うまいですからね。
このあと左の前まわしを引きます。
八角さんの声が聞こえているかのような圧力をかけてからの出し投げで大きな魁聖を倒しました。
横にずらしながらずらしながらですね。
左側にずらしてこの出し投げですね。
妙義龍としては、もっと調子のいいときには、考えずにできると思います。
あまり星が挙がっていないときというのは、頭の中で考えながら相撲を取っている感じですね。
返り三役、6勝6敗と星を五分に戻しました。
魁聖は5勝7敗です。
白鵬を追いかける白鵬の背中にいちばん近い力士はもう2敗の照ノ富士だけです。
きのうまでただ1人白鵬を星の差1つで追いかけていたのが新関脇照ノ富士です。
きのうの相撲、魁聖にいいところなく敗れて2敗後退しました。
豊ノ島戦、あすの十三日目についに白鵬戦が組まれました。
あすの直接対決に望みをつなげることができるのか豊ノ島との一番です。
きのうのことは、もう頭にないと先ほど話していた照ノ富士ですけれどもきょうの対戦相手は3連敗中の豊ノ島戦です。
東の花道の三輪アナウンサーです。
照ノ富士リポートです。
同じ相手に4回続けて負けたくないとはっきりと苦手ですと口にしました。
場所前に出稽古で湊部屋で豊ノ島との稽古もあったそうです。
場所前と本場所は違いますからということで内容ですとか手応え細かい分については、全く離しま話しませんでした。
差し込まれてもしっかりと決めてそこから我慢したい。
できれば先に上手を取って差して攻めていきたいといろいろ考えていますということです。
豊ノ島戦について考えを巡らせているようでした。
ただ1人白鵬を追っていって本人は否定していましたがいろいろな角度から優勝争いについて聞きましたが場所前に話していたように十日目に勝ち越しを決めること2桁勝利を決めること場所前からの目標は何も変わっていませんと話していました。
きょうその10勝目を目指すということです。
先ほど照ノ富士が塩を取りにいったときに白鵬が入場してきました。
照ノ富士とすれば二本差されるのはしかたがないと思います。
そこを慌てないことです。
慌てて投げに持っていかれないことです。
できれば、がっぷり持っていきたいですよね。
豊ノ島が、どうしても身長差がありまして差し身もうまいので中に入るという展開ですね。
身長差があるときは豊ノ島、体を使ったうまさが光りますよね。
制限時間いっぱいです。
11戦全勝の白鵬が土俵下です。
優勝争いを盛り上げるためにはあす白鵬戦が組まれています。
その前には、もう負けられない照ノ富士。
勝ち越しをかけます豊ノ島。
小手投げ。
その前に勝負あったか。
照ノ富士、10勝目10勝2敗白鵬との星2つの差のままあす白鵬戦に臨みます。
決まり手は、きめ出し。
決めて先に豊ノ島を西の土俵に出しました。
そのあとの小手投げ新三役新関脇で、これで2桁10勝目を挙げました。
白鵬と星2つの差のままあす、横綱に挑みます。
張り差しで中に入られましたが迷いはなかったですね。
竹縄⇒強引に勝って、一番のきめ出しということでその相撲をしっかり取りきったということですね。
張り差しは空振りだったんですね。
相手を止めるというところでむだではなかったかなと思います。
体を生かして一気に勝負を決めました。
きめ出しです。
照ノ富士10勝2敗あす白鵬戦。
白鵬と照ノ富士戦、あす十三日目に組まれています。
照ノ富士が先に2敗を守ったという形になりました。
照ノ富士は連敗をせずに気持ちを切り替えて思い切った相撲を取りましたね。
八角⇒堂々としていました。
最初から引っ張り込むような気持ちでいきました。
そのあとも、ちゅうちょなく出ています。
前に出るということだけですね。
豊ノ島も中に入ると、いろいろなことができるんですけれども何もできなかったする隙を与えませんでした。
前に出る圧力が強いです。
新三役で2桁10勝を挙げた照ノ富士ですが新三役での2桁勝利でいうと平成17年、白鵬以来と白鵬は、そのとき11勝を挙げましたが、それ以来の新三役2桁勝利です。
照ノ富士、今場所ももちろん優勝争いに望みをつないでくれましたし大器といいますか将来性を感じますね。
この場所は終わっていませんが来場所もまた楽しみになってきますよね。
あすは白鵬に挑みます。
気持ちの面では白鵬戦に挑むにあたって違いますかね。
そうだと思います。
白鵬戦は、こういうわけにはいきませんがその辺りはよく考えていくんじゃないですかね。
現段階では11戦全勝で白鵬照ノ富士が10勝2敗で2敗を守る形です。
栃ノ心、稀勢の里このあとは琴奨菊、白鵬です。
ただ1人11戦全勝の白鵬。
白鵬が、きょう勝ってあす勝つと、その時点で。
十三日目で白鵬の34回目の優勝が決まります。
白鵬のあすの対戦が照ノ富士です。
優勝争いの先頭白鵬も2人目の照ノ富士が、あす十三日目で対戦します。
照ノ富士についてのリポートです。
目標の10番に届きました。
次の目標は?と振りますとあと3番、3日ありますと言いました。
あすの白鵬戦だと聞きますと一番一番といった答えで少し笑顔が見えました。
春場所の大一番が、あす十三日目に組まれています。
かわる土俵ここから大関登場です。
春場所は十二日目です。
六日目から6連勝で稀勢の里が勝ち越しを決めています。
序盤は栃煌山、妙義龍、逸ノ城に敗れて2勝3敗と黒星先行だったんですが徐々に稀勢の里らしさが戻ってきましたかね。
八角⇒戻ってきましたね。
序盤戦が惜しいですねここにきてくるとですね。
このあとは白鵬戦というのも組まれることは予想されます。
そこで力を出してほしいですね。
白鵬の独走を大関陣の誰かが意地を見せてほしい。
春場所の終盤戦という形になっています。
期待が大きいだけに大関陣というのは頑張ってほしいですね。
横綱に次ぐ地位、責任。
もちろんそうですね。
場所を盛り上げてほしいですからね。
8勝3敗、数字の上では優勝争いにも残る星を挙げている稀勢の里。
対戦相手は栃ノ心。
両者の対戦は稀勢の里が6連勝中となっています。
先場所も稀勢の里が得意の左四つに食い止めました。
栃ノ心が勝ちました。
稀勢の里、4敗。
左四つ、制したのは栃ノ心でした。
決まり手、寄り倒し。
立ち合い、稀勢の里は悪くないですね。
悪くないですね、上体が高いし胸が合っています。
栃ノ心のが、いくぶん重心が低いです。
土俵際これでどうかと思いましたがね。
栃ノ心の右の押っつけが強かったですね。
竹縄さん、いかがですか。
左四つから休まず攻めましたね栃ノ心。
どんどん、どんどん圧力をかけ続けたのが栃ノ心としては、よかったと思います。
右からの攻めどうでしたか?よく見えませんでしたが相手の上体、うまくバランスを崩してそして右の押っつけが決まったと思います。
土俵上は11戦全勝の白鵬。
34回目の優勝へ向けて春場所ここまで11連勝。
ただ1人土つかず。
その白鵬、十二日目の土俵です。
対戦相手は琴奨菊。
きのうの相撲、勝ってこれで去年の九州場所七日目からの連勝を35に伸ばしました。
八角さん、ことしになって一度も負けていないということになりますね。
八角⇒そうですね。
隙がありませんね。
15日の間には隙がある日もあるんですがこの横綱はそういうことがありませんね。
両者の対戦成績、ちょうど1年前のこの春場所。
ここ大阪で琴奨菊が、寄り倒しで白鵬に勝っています。
去年の春場所は白鵬が唯一優勝を逃した場所でした。
12連勝だった白鵬、十三日目琴奨菊に左の前みつをねらう立ち合いで琴奨菊がどんどん攻めて上手を横綱に与えずにどんどん攻めました。
なんとか琴奨菊、このあと対戦する稀勢の里この両大関が白鵬を苦しめてほしいものです。
そうですね。
ただ白鵬にしてみれば1回も対戦していない若手よりも大関陣のほうが取りやすい。
どういうふうに攻めてくるか分かっていますからね。
ですから琴奨菊には一発いいあたりをして自分の相撲を取りきるんだという気持ちを持ってほしいと思います。
琴奨菊の本来のあたり立ち合いの圧力。
それが出たときには白鵬も苦しんでいるんですね。
きのうみたいな相撲あたりながら左前みつを取る。
右を突きつけて出る。
白鵬が上手を取ったとしても慌てて投げを打たせるような相撲ですね。
そこに行き着くまでには白鵬の立ち合いの踏み込みというのがありますね。
琴奨菊きのうはいい相撲を取りました。
左の前まわしをがちっと取っていい展開でした、ああいう相撲を取ってほしいですね。
そうですね、そうすると白鵬も上手投げにいくと思うんです。
勝機はそこです。
ただそこまでにいくのが大変ですね。
満員の館内。
白鵬を追いかけるいちばん近い存在は2敗の照ノ富士。
照ノ富士は10勝2敗、2敗を守りました。
あすは照ノ富士戦です、横綱白鵬。
きょう勝ってあすも勝てばあす十三日目にも34回目の優勝が決まるという白鵬です。
白鵬の独走状態、十二日目。
制限時間いっぱい。
去年の春場所の再現なるか。
大関琴奨菊。
次元の違う強さで優勝にひた走る横綱白鵬。
式守伊之助の軍配返っています。
立ち合い。
白鵬の勝ち。
12戦全勝。
これであす、白鵬は照ノ富士戦に勝てばあすにも34回目の優勝が決まります。
そしてこの勝ち名乗りで連勝も36に伸ばしました。
厳しい相撲でしたね。
八角さん、琴奨菊も左の前まわし、手がかかりかけましたね。
そうですね。
そのあとびくともしませんでしたね。
白鵬は。
向正面の竹縄さん、上手に手がかからなかった白鵬ですがそのあとどうしました。
大関のほうが何もできませんでしたね。
竹縄さんは白鵬の強さはどこに見ていますか?柔軟な足腰上半身と下半身がしっかり連携がバランスが取れている。
そこだと思います。
最後はさらに腰を沈めてもろ差しになりました。
これでは大関は何もすることができません。
琴奨菊の上体が最後は浮いてしまいましたからね。
横綱白鵬、あすは照ノ富士戦です。
あす勝ちますと先場所に続いて2場所連続十三日目の優勝決定となります。
42年ぶりとなる2場所連続の十三日目の優勝決定があすに控えています。
42年前は、横綱の輪島でした。
結びの一番。
合わせるのは37代立行司木村庄之助。
西の横綱日馬富士、8勝3敗西の大関地元の寝屋川市出身の豪栄道。
ここまで6勝5敗。
きょうで横綱大関との対戦が終わります。
初めて大関としてこの大阪へ帰ってきました。
豪栄道、きょうは日馬富士戦です。
両者対戦成績は日馬富士4連勝中です。
離れても右四つになっても日馬富士が勝っています。
去年の春は豪栄道がもろ差しで中に入って寄り倒しで勝ちました。
1年前のこの大阪では豪栄道が日馬富士に勝っています。
日馬富士は優勝争いで白鵬に独走を許しています。
横綱の心の内はどうでしょうかね。
八角⇒まあ、つらいですね。
そしてまた自分が土俵に上がるというのは気力の振り絞り方が大変です。
特に日馬富士は気持ちが乗っていかないといい相撲が取れないタイプです。
そういう中でも横綱ですからあたっていかなければなりません。
私もこういう場面はきついなと思ったことがあります。
大事なことなんですか?自分を奮い立たせることです。
横綱としての責任です。
勝って当たり前です。
責任という意味では豪栄道に対して館内のこの手拍子です。
大関ということもありますしご当所ということもあります。
豪栄道にも期待するところがあると思います。
本人がいちばん歯がゆいと思っていると思います。
ここまで6勝5敗豪栄道あす栃ノ心戦そして千秋楽はおそらく照ノ富士だろうと思います。
この3月に65歳の誕生日を迎えた37代立行司木村庄之助。
きょう会見をしました。
この春場所が最後の土俵です。
きょうを含めて残り4番結びの一番だけを合わせます。
唯一、心残りがあるとすれば日本人の横綱の結びの一番を合わせることができなかったことかなと立行司木村庄之助は語りました。
豪栄道は日馬富士に勝つとすればポイントはどこですか?中に入ることです。
左上手、押し込むこと。
日馬富士の上手から出し投げがありますから正面に置きたいですね。
結びの一番。
ご当所の大関豪栄道。
声援を力に変えられるか。
日馬富士もここで負けるときょう十二日目で優勝の可能性が完全に消滅してしまいます。
下手投げ。
日馬富士の勝ち。
ただ館内は大いに盛り上がりました。
日馬富士9勝3敗。
12戦全勝の白鵬がさっそうと花道を下がります。
いい相撲でしたね。
豪栄道も負けましたが大関としては恥ずかしくない相撲です、横綱に対して。
胸を合わせて引き付け合って堂々の力相撲でした。
日馬富士も横綱として十二日目で優勝の可能性を消滅させるわけにはいきません。
館内、大いに沸きました。
右四つ胸が合う展開にかわります。
よく残りましたね。
横綱、足腰がいいですね。
豪栄道が先へ先へと攻めているように見えましたね。
しかし上手が深かったですね。
そこを右からの日馬富士の下手投げ、相手の出る力を利用しました。
大関稀勢の里を破りました栃ノ心関です。
力強い相撲でしたね。
ああ、よかったですね。
左四つになりましたね。
左になってああ、まずいと思いました。
右から押っつけました。
だんだん調子のいいころに戻ってきてるんじゃないですか。
どうですかね、あと3日間あります。
しっかり頑張りたいです、最後まで。
先場所中日に日馬富士関に勝ったときに時間がなくてインタビューできませんでした。
きのうはちょっと時間があります。
今場所ここまでどうですか。
まあそうですね。
連敗が止まってそれがよかったと思います。
あと3日残ってますよ。
あしたから頑張ります。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
栃ノ心関でした。
きょうの結果です。
逸ノ城、勝ち越しを決めました。
照ノ富士、2敗を守りました。
稀勢の里4敗に後退、優勝の可能性が消えました。
白鵬12戦全勝はただ1人日馬富士9勝3敗豪栄道、敗れましたが館内を沸かせました。
十二日目を終えて全勝は白鵬ただ1人。
2敗に照ノ富士、3敗は日馬富士、千代鳳、臥牙丸この3人にも数字の上では優勝の可能性が残されています。
あすの取組です。
結びが白鵬照ノ富士です。
白鵬勝てばこの時点で十三日目で優勝が決まります。
八角⇒いい相撲、期待したいです。
「大相撲春場所十二日目」をお伝えしました2015/03/19(木) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲春場所 十二日目 ▽いよいよ終盤!全勝白鵬は大関琴奨菊と対戦[二][字][デ]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)八角,向正面(幕内)竹縄,【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹,<副音声>【実況】ラジャ・プラダン

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)八角,向正面(幕内)竹縄,【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹,<副音声>【実況】ラジャ・プラダン 〜大阪府立体育会館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)八角,向正面(幕内)竹縄,【アナウンサー】正面(幕内)沢田石和樹,<副音声>【実況】ラジャ・プラダン
おしらせ
ハイブリッドキャスト対象番組です

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz

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