そんな老舗の秘密を解き明かすべく以前、綾小路きみまろ、ローラタカアンドトシが創業年数1000年分の老舗グルメ旅に挑んだが…
今回は、ある2つのチームで合計2000年分を目指す
今年で丸15年を迎えた『黄金伝説。
』に意外な挑戦者が続々登場!
今回は、超ピッグなゲスト。
トシ:ブタじゃねえかよ。
ビッグです。
今日は本当に。
誰だと思いますか?春日さん。
春日:そうですね…。
最初の挑戦者は、若者代表モデル、今井華
そして…
愛され続ける歌手、吉幾三が伝説初挑戦
バイブスは、すっごくあふれるぐらい上がってるんですけども企画が企画なので…。
トシ:では、この伝説のルールをご説明しましょう。
この16軒の中から外観などをヒントに歴史のありそうなお店を選んでもらい…。
創業年数の合計で1000年越えを目指します。
更に、森泉が妹の星とともに伝説初挑戦!
更なる1000年に挑み…
今夜は合計2000年
老舗で新発見続々温故知新の3時間スペシャル
まずは、この4人で最初の1000年がスタート
トシ:でも、中には老舗のように見えて実は、創業年数が若いお店も隠れています。
うまくいかないと、最長で10軒も回らないといけないのでお店選びは重要ですよ!
お店選びトップバッターは吉
テレビをご覧の皆さんも創業年数を予想しながらご覧ください
こちらの名物は秘伝の書をもとに作る西洋風茶碗蒸し菓子
歌舞伎界にもファンが多いといいます
こちらは、店内に日本庭園があるお店
しかも、ある小説の中にも登場するといいます
この方のお顔。
タカ:ヒゲがちょっと怪しい…。
でも、これで9年だったら本当にペテン師ですよ。
後に、このヒゲの店主が老舗の旅のキーマンとなる
吉本人は気付いていないが実は、この店主との間に意外な関係が
車は目的地に近付いてきたのだがここで、吉が…
1軒目のお店があるのは吉の自宅も近いという日本橋人形町
街並みにも、お店の創業年数にまつわるヒントが
明治座が近い人形町は江戸歌舞伎発祥の地といわれます
歌舞伎自体の発祥は1603年の京都
出雲阿国という女性が始めたといわれています
それを身に着けた初代勘三郎が江戸へ移り住んで歌舞伎を広めたのです
街には、歌舞伎の名演目『勧進帳』を再現した弁慶像も建てられています
そんな歴史と伝統ある人形町だけに老舗も期待出来そうだ
すると、ここで吉が…
更に…
外観は、創業年数を見極める大きなヒント
古い建物ではなさそうだが果たして、老舗なのか?
ここで、店内から…
吉の顔なじみだという店主
その関係性が気になるところだが…
彼女が営むお店、初音。
店名の由来は…
歌舞伎の演目『義経千本桜』に登場する初音の鼓
親を太鼓の皮にされた狐の子どもが親の面影を追い求め鼓を持つ、義経一行のもとに人間に化けて何度も現れるという物語
歌舞伎は江戸時代に出来たものだがお店自体はどうなのか?
石山さん:大体、どこのお家もみんな、そういう風にして…。
トシ:昔はですか?石山さん:ええ。
20年、30年や40年じゃないよ。
トシ:これは期待出来ますよ。
今井:期待大ですね。
じゃあ、帰ろうか。
トシ:いや、まだでしょ。
あんみつなど昔ながらの甘味が自慢の初音ですが、実は…
テリー伊藤も通うお店の名物料理を拝見
こだわりの1つがこちらのお餅
山形から取り寄せた餅米を毎日、臼でつくというお餅は香ばしく、焦げ目が付くまで焼くのがポイント
そして、北海道産小豆で作るつぶ餡も、こだわりの自家製
それを焼きたてのお餅にたっぷりかければ出来上がり
日本橋人形町初音の名物、小倉しるこ
実は、今では当たり前のある食材が創業当時は手に入りにくかったため別のもので代用していたというが…
鉄の茶釜を使う事でまろやかな味になるといいます
と、ここで店主から創業年数に関する大ヒントが
そう、かつてはさいの目状に切ったサツマイモを砂糖の代わりに使っていたといいます
砂糖が貴重だった時代からあるというが果たして創業年数は何年なのか?
トシ:さあ、いよいよ創業年数を教えていただきましょう。
歌舞伎の演目が店名の由来
かつては、隠し3階を持ち砂糖が手に入りにくかった時代からおしるこを出していたというこのお店
178年になります。
見事5番目に古いお店を当てたがまだ200年前や300年前のお店も残っている
初音が創業したのは江戸時代後期
大塩平八郎の乱が起きた1837年
『義経千本桜』のファンだった初代店主が初音と命名したといわれています
砂糖が広まったのは明治時代から
それまでは高級品で、庶民はなかなか手に入りませんでした
創業当時の隠し3階があった建物は1923年の関東大震災で焼けてしまいましたがこの場所は受け継がれ現在7代目
娘さんが跡継ぎとして手伝っています
2軒目を選ぶのは今井。
次こそ上位4軒を狙いたい
トシ:珍しいハイカラ料理が自慢の、レトロ喫茶。
タカ:1番は何?トシ:1番は登録有形文化財にもなっている。
絶品揚げ料理。
たたずまいとか。
今井:天ぷら屋さんとかね。
2軒目は登録有形文化財だというが果たして、創業何年なのか?
出発前に、人形町で懐かしさ満点のお店を発見
トシ:伝統工芸品を…。
でんでん太鼓とか。
今井:懐かしい、これ。
トシ:けん玉ね、今はやってるんですよね。
吉も挑戦
続いて、タカは…
余談ですが、現在私たちが親しみ見慣れているけん玉は大正時代に日本で生まれました
古くは16世紀のフランスでもけん玉に近いもので遊んでいたという記録が残っています
2軒目へと向かうが登録有形文化財というヒントが気になるようで…
登録有形文化財なのが逆に怪しいと踏んでいる吉
更に、店の名物だという揚げ料理について予想していると…
2軒目のある文京区は森鴎外や川端康成など名だたる文豪が好んで住んだという歴史の香りが漂う街
では、目的のお店の歴史は…
トシ:登録有形文化財。
タカ:あっ、本当だ。
どっちなの?これ、どっちなのかな?まあ、わからないですけどね。
今井:怖いな…。
100年以上続く老舗の名店には必ず愛され続ける理由がある
老舗で新発見続々温故知新の3時間スペシャル
中をのぞくと…
店を選んだ今井は一気に不安な表情に
不安を隠して中に入ると現代的な雰囲気もあるが建物自体は古く判断は難しいところ
年季の入った階段を上っていくと3階は大広間になっています
随所に歴史を感じさせるがタカの見解は?
タカの不安は的中するのか?
続いては肝心の料理をチェック
まず、運ばれてきたのは野菜スティック
現代風の前菜がますます不安にさせる
メーンはこだわりの一品だというが4人の不安を打ち消せるのか?
160種類にも及ぶ名物料理とは、なんなのか?
使うのはエビ、豚のヒレ肉、牡蠣など季節に合わせたさまざまなジャンルの食材
そして揚げる油にも、こだわりが
綿実油っていう油をメーンにしてるんですけども綿の油なんですよ。
なるべく油も、軽い油を。
いかに飽きずに、たくさん召し上がっていただくかって考えてます。
綿実油を使い弱火で揚げるのがポイント
こちら、はん亭の名物料理は串揚げ
季節や仕入れでネタが変わる6本セットです
実は、串揚げの歴史は江戸時代までさかのぼり屋台で天ぷらを串に刺して提供した事が始まりだといわれています
串揚げの始まりは古いようだがこのお店は、いつからなのか?
まずは今井が、豚のヒレ肉を
吉は、エビのしそ巻きを。
その感想は?
一方、今井は創業年数が不安で仕方ないようで…
続いて、変わり種栗の串揚げ
更に、栗の甘露煮を一度裏ごしして練り直してから揚げる事で中まで火が通るといいます
トシ:すごいですね。
どうですか?
と、ここでメニューを見た吉が…
そう、アイスが付いた子ども用メニューも
老舗にお子様セットはあるのか?
トシ:いよいよ、創業年数を教えていただきましょう。
建物は登録有形文化財で串揚げも歴史はあるが店員さんは若くて前菜は、とても現代風
果たして…
45年でございます。
更に、その昔は「爪皮」という下駄に取り付ける、雨よけを作るお店だったといいます
遠方からお客さんもにぎわう人気店です
これで、合計は223年
次こそ、まだ見ぬ上位4軒を当てられるか?
次のお店を選ぶのはタカ
タカ:周恩来も訪れた名店。
トシ:周恩来って昔の人じゃないですか?今井:動物の肉ってどうなんですか?昔から食べてたじゃないですか。
タカ:動物の肉っていうのがなんの動物かなんだよね。
今井:すごい本気ですよねこれね。
ここでタカは…
タカ:この14番の日本庭園が望めるある有名作家の作品の中にも登場したお店。
今井:物語の中にちょっと…。
タカ:そうです、そうです。
果たして有名作家とは誰なのか?
そして創業何年のお店なのか?
ここで視聴者の皆さんにヒント
実は、この4人の中にその有名作家がいるのですが一体、誰でしょうか?
そして目的地に到着したが…
日暮里には景勝地が多く「日が暮れるまで飽きない街」という意味が名前の由来という説があります
目的のお店は日暮里駅の、すぐそば
駅前の雰囲気は老舗がありそうにないが大丈夫なのか?
駅前から歩いて3分で…
近代化した駅前から一転。
なんとも古めかしい店構え
中へ入ると見るからに古そうな木製の箱に謎の鉄の塊が大事そうに展示されており更に奥に進むと…
店内に日本庭園が
なんと、滝があり、鯉の姿も
まずは、気になる日本庭園について聞いてみると…
店構えからは、かなり長い歴史を感じる、このお店
200年超えの老舗も十分期待出来る
更に、お店に飾られている丸い鉄の塊や木で作られた不思議な箱も年季が入っていてとても気になるが…
まずは、名物料理を拝見
粒が、しっかりとしていて粘りがあるとされる庄内米
これを、お店で自家製粉し…
そして、出来上がったのが…
日暮里に伝わる名物の羽二重団子
羽二重とは滑らかさが特徴の絹織物
客に「羽二重のように滑らかで舌触りがよい」と言われた事が名前の由来だそうです
羽二重の製造が盛んだった明治時代の創業なのでしょうか?
こちらのお店ではある意外なものと組み合わせて食べるのもオススメだというが…
まずは、そのままで生醤油の団子を
澤野さん:餡の方は火を入れないので、やわらかく。
吉:火、入れないの?澤野さん:ええ、焼きは焼きますんで、あんまりやわらかいとダレちゃう。
ちょっと硬めに仕上げてます。
この平べったい形にもあるこだわりが
団子は神仏へのお供え物だったためお店の初代は、庶民が同じものを食べるのは恐れ多いとこの形に変えたといいます。
更に…
ここで、意外なメニュー登場
実は、お餅に合うという一品
牛乳、日本酒、ブランデーコーンスープ一体、どれだと思いますか?
羽二重団子が名物のこのお店にはある意外なメニューが
意外な組み合わせが評判を呼び執筆のため訪れる作家もいたといいます
果たして、羽二重団子を作中に登場させた有名作家は誰なのか?
作詞・作曲も手がける吉幾三がお餅との組み合わせをチェック
そして気になる有名作品とは?
明治38年に発表された夏目漱石の『吾輩は猫である』
吾輩の飼い主が教え子と一緒に羽二重団子を食べにいくシーンが作品の中に描かれています
更に、司馬遼太郎や泉鏡花の作品にも登場しており文豪たちが愛した名店なのです
明治時代にはお店があった事はもはや間違いないようだが…
上位4軒への期待が高まるこんなヒントが
戊辰戦争は、幕末に起きた国の実権を巡る戦い
この地域は、幕府勢力が新政府軍の勢いを前に敗走した場所
その後、鉄のほとんどは政府に回収されましたが2本だけ店内に残ったそうです
トシ:さあ、いよいよ創業年数を教えていただきましょう。
滝が流れる日本庭園。
歴史ある展示物
そして、文豪たちに愛されたこだわりの羽二重団子
196年。
おっ!196年いきました。
今井:いった!
江戸時代の1819年全国を測量して回った伊能忠敬が日本地図を完成させる2年前に創業したお店
建物は何度か改修されましたが創業当時と同じ場所で営業し続けています
そして、気になる古い木の箱
実は、200年前の○○だった!
一同:えー!
まだまだ続く老舗旅。
吉幾三が、どんどん壊れる
老舗グルメを2000年分食べ尽くす
吉・今井ペアはしっかり老舗を選び森姉妹につなげられるのか?
3軒目、羽二重団子のお店で196年をゲットし合計419年
この勢いで、200年超えのお店を狙いたいところ
選ぶのはトシ
あの盛り付けの元祖といわれている洋食。
「名物はホニャララを丸ごと1本使った」って。
選んだのは6番のお店
果たして創業年数は何年なのか?
ちなみに、店内にあったこの木の箱は銭函といい売り上げたお金を入れる今でいうレジ
明治時代に使われていたそうです
そして到着した日本橋本町は…
江戸時代初期に徳川家康が最初に区画の割り振りを行った場所で日本橋の中心とされていました
歴史ある街だが4軒目は創業何年なのか?
普段は、あまり老舗のお店には行かないという今井だがだんだん、その魅力にはまってきた様子
今井:ここだ。
タカ:超古いんじゃない?ここ。
トシ:これはいいんじゃないですか?今井:いいじゃん!トシ:これは老舗でしょう。
のれんをくぐると…
こちらの、つくばいは主に茶室などの入り口に作られ手を清めるために使います
早くも歴史を感じさせる入り口を抜けると吉が気になるものを発見
店員さんも和服を着ていかにも老舗風。
更に…
1階の席は半個室
じゅうたんの階段を上って2階へ上がると至るところに、歴史がありそうな水墨画や、つぼが飾られていた
4人が通していただいたのは2階のお座敷
店主の涌井さんにお話を伺うと…
涌井さん:富岡鉄斎先生の書でございます。
1800年から900年ぐらいの。
建物や置いてあるものだけでも創業年数への期待が高まるが更に…
大物料理記者も愛するこちらの名物料理とは?
こだわりは入れ物の重箱から
続いてのこだわりが、お米
そして主役が、このウナギ
生きのいいウナギを背開きで、さばいたら…
炭火でじっくり焼いていきます
そして、タレにつける前にいったん蒸すのが関東風蒲焼きの特徴
再び炭火で焼いたら秘伝のタレへ
これを3回繰り返します
もちろん、秘伝のタレはご飯にも
そして、ウナギののせ方が最大の特徴
通常のうな重は1匹のウナギを半分に切り分けてからのせますが今回いただくのは…
今井:素敵。
食べたかった。
土曜日限定で提供されるいかだはウナギを贅沢にも2本丸々、ご飯の上へ
もちろん折り曲げないと入りません
日本でウナギを食べる歴史は古く『万葉集』にも記述があるほど
老舗の自信を感じる職人技や名物料理からはすごい創業年数が飛び出しそうだ
吉は、興奮気味にウナギを口に運ぶが…
すでに4食目だがそれを感じさせない食べっぷりで…
ご機嫌な吉はここでも、お酒を自腹注文
普通にもうガチで飲み始めてる。
トシ:それでは、創業年数を伺いましょう。
趣きある入り口に骨董品や富岡鉄斎の書
そして、こだわりづくしのうな重。
果たして…
215年です。
涌井さん:215年です。
トシ:いった!200超え!
ヨーロッパではフランス革命が終わった頃の1800年に創業。
日本は江戸時代第11代将軍徳川家斉の時代から愛されてきたすごい老舗でした
これで合計は634年
一番古い324年を当てて一気に1000年に近付きたいが…
まだ創業26年のお店も残っている
かなり大事な選択だが吉が行こうと言いだしたお店は?
当てにならないのでみんなで相談していると…
このお店で、1000年にリーチをかけられるのか?
やってきたのは、台東区根岸
吉は自分が外したくないのか突然、真面目に周囲をチェックし始めた
そして、目的のお店は…
お店は交差点の横にたたずむ2階建て
和風の店構えで水がめや、杓も置いてある
いつになく真剣な吉
看板の笹乃雪という店名を見て…
タカ:あのウナギ屋くらいの…。
今井:そうそう、そのぐらい。
なんだか突然、頼もしくなった吉
その作家に心当たりがあるようだが一体、誰なのか?
広々とした玄関には何やら古そうなものがたくさん飾られてある
創業当時の看板は…
こちらの笹乃雪は豆腐料理の専門店
しかも、なんと…
今では当たり前の絹ごし豆腐はこちらの初代店主が考案したといいます
かつてないほどの老舗感
ついに最高の324年が出るか?
それでは、名物料理を拝見。
まずは…
お次はあんかけ豆腐なのだが…
2つセットで提供する理由にはお店の歴史に関わるあるエピソードが
更にゆず味噌がのった胡麻豆腐
豆乳で蒸した湯葉とそうめん
そして元祖といわれる絹ごし豆腐に、揚げ豆腐も
こちらが、笹乃雪自慢の豆腐料理フルコース
続いて、伝統の絹ごし豆腐
元祖といわれるそのお味は?
そして、豆乳で蒸した湯葉のそうめんも
最後は2つ並んだ、あんかけ豆腐
しかし、なぜ2つセットになっているのか?
そんな、あんかけ豆腐を後西天皇の親王・上野宮様もこよなく愛し初めから2碗ずつ持ってくるように勧めたのが始まりといわれています
これは江戸時代のエピソードだというがこのお店は一体、創業何年なのか?
と、ここで…
そこは、お店から歩いて、たったの3分
笹乃雪を句に残した人物とは?
そう、有名作家とは俳人・正岡子規
明治35年までの8年間34歳の若さでこの世を去る直前までここで過ごしたといいます
ここで4人も一句詠んでみる事に
まずは、タカ
自信なさそうな今井は?
そして、トシ
締めは、もちろん吉幾三
トシ:さあ、いよいよ創業年数を教えていただきましょう。
文字が消えかけた創業当時の看板
歴史を感じる展示物の数々
そして、元祖といわれる絹ごし豆腐料理
正岡子規も愛したという笹乃雪。
果たして…
324年です。
タカ:やった!
創業は江戸時代の1691年
京都で絹ごし豆腐を発明した初代が江戸に移り、ここ根岸で店を開いたのが始まり
更に豆腐の「腐」の字を初めて「富」と書いたのもこのお店
これで合計958年
次に26年の店さえ選ばなければ1000年に到達するが…
選ぶのは一度45年の店を引いた今井
大丈夫か?
次の店で1000年に到達し森姉妹に、バトンを渡す事が出来るのかい?
トシも、1000年の大台を目前にし、目に力が入る
次のお店がある銀座は…
1800年まで銀貨の鋳造所があった事が地名の由来
ちなみに「座」とは貨幣や、はかりなど幕府の許可が必要なものを扱う機関の事です
どちらにしても建物はコンクリートで100年以上経っているようにはとても見えない
しかも、お店があるのは地下
100年以上続く老舗が地下にあるのだろうか?
しかし、扉の脇にある看板は地上にあったものより古めかしい
果たして、このお店新しいのか?古いのか?
中へ入ってみると…
今井:お邪魔します。
トシ:でも、なんかほら歴史がありそうですよ。
店内には、彫刻屏風をはじめきらびやかな装飾品が飾られている
タカ:この椅子の感じとかもちょうど26年…。
今井:やめてよ。
ここ、維新號は上海料理のお店
フカヒレの姿煮込みやバラ肉の煮込みなど本格的な中華料理が全部で100種類以上
そんな中…
今回いただくのは看板メニューとして愛されている名物料理
これを、およそ1時間水に浸して、戻したら…
豚肉、タマネギキャベツと混ぜ合わせ餡を作ります
この時貝柱から出た汁を加えるのもこだわりの1つ
そしてもう1つのこだわりは強力粉と薄力粉を独自にブレンドした生地
隠し味として砂糖を入れる事で甘みを出すとともにイースト菌の発酵を促します
これに、先ほどの餡をたっぷり100g
職人が全て手作業で包むのですが料理人歴40年の帳さんは…
勘に頼らず、生地も餡も1つ1つ重さを量る事が愛される味を作る秘訣なんだとか
そして、餡を生地で包み込んだらそのまま、しばらく自然発酵させます
せいろで10分蒸せば出来上がり
こちらが維新號の名物、肉まん
当時、高価だったカレーが50円くらいの時代にこの肉まんも、50円しました
今でいう5000円くらいだといいます
シンプルだが職人のこだわりが詰まった一品
そのお味は?
しかし、タカはこんな事が気になった
建物は真新しくお店があるのは地下
そして、今っぽいメニュー表と不安要素が多いが…
一方、自分の番が終わって気楽な吉はなんと、紹興酒を自腹注文
合計1000年越えをかけ今井華が選んだ6軒目維新號
果たして、この店は新しいのか?老舗なのか?
更に、維新號という店名には意外な歴史が
トシ:さあ、いよいよ創業年数を教えていただきましょう。
建物は新しいが看板や店名には風格あり
若き日の魯迅や周恩来が命名したという維新號
116年になります。
トシ:やりました、やりました。
壁ドン、やめてくださいな。
続く後半戦への弾みをつけるべくそれぞれ、一句詠む事に
まずは、タカ
続いて、今井華
そして、トシ
最後は、吉幾三
トシ:いいですね。
タカ:味がある。
しかし、なんだかんだで頼りがいのあった吉に代わり残りの926年分に挑むパートナーは?
トシ:こちらのお二人です。
どうぞ!はい、森泉さんと森星さんです。
世界的デザイナー森英恵を祖母に持つ森姉妹
姉の泉は、パリコレにも出演したカリスマモデル
10歳年下の星も女性ファッション誌などで活躍するこれまた、人気モデル
しかし、吉と比べて圧倒的に人生経験が少ない2人
老舗をちゃんと見極められるのか?
創業年数が合計2000年になるまで本当に終われないがこんな調子で大丈夫か?
トシ:現在、1074年なので2000年まであと926年です。
この新たな16軒から選びます。
創業9年や11年のお店もあるので最短だと5軒ですが、最長だと10軒巡る事になりますよ。
1軒目を選ぶのは、森泉。
任せるには、どうも不安だが…
果たして、この方のお店は老舗なのか?
そして、いつ選ばれるのか?
いざ決めるとなると真面目に考え込む森泉
お寺と関わりがある。
星:最古の…最古の。
かなり不安な残り926年の旅
1軒目は、創業何年なのか?
星:トシさんに似てる。
トシ:誰が白鳥だよ。
タカ:くちばしもありますからね。
森姉妹との爆笑老舗旅
吉幾三・今井華ペアからタスキを受け取った森泉と森星姉妹が、老舗の名店を残り926年分、巡る
老舗と予想した1軒目を目指しやってきたのは…
浅草に到着
目指すお店に関係があるという都内最古のお寺とは?
トシ:やっぱり来た。
雷門。
多分そうだ。
古いよ、きっと。
都内最古のお寺、浅草寺は飛鳥時代に建てられたといわれています
そんな浅草寺と目的のお店との関係より森姉妹が気になったのは…
こちらのお店がそうですか?写真の店だ。
自分で選んだだけに、人一倍創業年数が気になる森泉
入り口の提灯を見て…
ずらりと並んだ提灯や家紋らしきマークが老舗風だが店内は、どうなっているのか?
しかし、店内をよく見ると雰囲気はあるものの100年を超える老舗としては割と新しめ
不安になった森泉はこんな質問を
この店の名物は創業当時から続く、甘味
味はもちろん見た目の美しさも評判の品
それでは名物料理のこだわりを拝見
こちらは穀物の一種、もちきび
熱を通すとモチモチとする食感が特徴
餅米を加えたきびをせいろで蒸す事、30分
とにかく目に付くものが気になって仕方ない森姉妹
すると、創業年数に関わるこんなものを発見
かなり年季の入ったはかり
これは期待出来そうだ。
更に…
長年使っているという言葉に思わずニンマリ
石臼が歴史を感じさせるこちらも年季の入った餅つき機だがお店のこだわりはそのつき方にあった
先ほどのきびと餅米がふっくらと蒸し上がり石臼に移したところで、森星が餅つき機を動かす作業を体験
つき上がったお餅をお椀に盛りそこに加えるのが、北海道産の上質な小豆を使った、こし餡
常に温めながらかき混ぜる事がおいしさと、なめらかさを保つ秘訣なんだそうです
それを、たっぷり盛り付ければ完成
一体どんな仕上がりなのか?
そして創業年数は何年なのか?
気になってしょうがない森泉の前に…
森泉姉妹と訪れた1軒目
その創業年数も気になるがまずは名物料理を拝見
トシ:もっと、汁気があるやつだと思ったら。
タカ:すげえキレイじゃない?でも。
何?これ。
あわではなくきびを使っているのにあわぜんざい。
何か理由があるのか?
泉:我慢出来ない!タカ:つぶつぶ感も残ってるし。
泉:あるよね、あるよね。
そのままパクリ
妹の星はそのおいしさに、思わず…
甘いものが苦手なタカだが…
ここで、店主からお店の歴史に関わる重要なヒントが
トシ:さあ、それではお伺いしましょう。
浅草寺と、ゆかりがあるという店名
そして、昔ながらの機械
お米が貴重な時代に生み出された、あわぜんざい
果たして、創業何年なのか?
161年でございます。
タカ:最短コースよ。
最短…。
トシ:入りました、入りました。
安政元年。
トシ:安政元年。
1854年でございます。
生まれてないね。
トシ:当たり前だろ。
では、都内最古のお寺である浅草寺との関係とは?
浅草寺の別院である梅園院の近くに初代がお店を開いた事から梅園という店名がついたのです
梅園が創業したのはなんと、あのペリーが黒船で来航した翌年
当時は、まだお米が貴重な時代であわや、きびなどの雑穀も庶民の大事な主食だったそうです
さあ、見事上位の老舗を見極めたが妹の星も続けるか?
一方、プレッシャーから解放された、お姉ちゃんは…
星:一か八か16番、いっちゃおうかな。
泉:あのヒゲが本物かどうか調べにいくっていうのは…。
トシ:今では食べる機会が少ない魚が名物。
星:あの国民的映画にも登場…。
泉:それ、気になるよね。
星:ヨーダ。
トシ:誰がヨーダだ。
このお店は創業何年なのか?
上位5軒に入れば最短コースでいけるが…
責任感から不安いっぱいの森星
もう、創業年数の事で頭がいっぱいの様子
一方、老舗を引き当てて上機嫌のお姉ちゃんはこんな事を…
もしも、100年だったら私のほっぺにチューですね?はい、わかりました。
このあと行われる謎の罰ゲームにも、一応ご注目
まずはお店のある町並みをチェック
すると…
森星、店選び失敗か?
そして気になる国民的映画では定番のアイテム、腹巻きを発見
腹巻きが出てくる映画。
なんだかわかりますか?
森星指名のお店が登場した国民的映画が、こちら
トシ:フーテンの寅さん像だ。
タカ:フーテン。
寅次郎:さあ、ちくしょう!やけだぞ、ちくしょう!やけのやんぱち、日焼けのなすび色が黒くて食い付きたいがあたしゃ入れ歯で歯が立たないよときやがった。
300、200…どうだ!
ここ、葛飾区柴又は映画『男はつらいよ』の主人公寅次郎の故郷
1969年に第1作が作られて以降26年間で全48作が公開されました
しかし、『男はつらいよ』に出たからといって100年以上続く老舗とは限らない
お店があるという柴又帝釈天の参道で老舗を裏付けるヒントを探すが…
店を選んだ森星は気が気でない
こちらが、そのシーンの1つ
さくら:お兄ちゃんどこ行くの?うん?うん、ちょっと旅に出ようと思ってな。
何、前からそう考えてたんだよ。
お兄ちゃん、私…。
私、なんて言ったらいいか…。
いいんだ、いいんだ…。
お兄ちゃん!行くとこなんかないんじゃない、バカね!お兄ちゃん!
そんな、とらやの名物は…
北海道産の小豆を使った甘さ控えめの自家製あんこにヨモギが香る、草だんご
その素朴な味わいは江戸時代から地元の農家に親しまれてきました
更に…
いよいよ、目的のお店に到着
重要なヒントとなるお店の外観は…
そして…
トシ:あれが帝釈天…。
タカ:あれが帝釈天だ。
めっちゃ古いもん、あの建物。
あの近くにあるって事は昔からやってたんだよ。
多くの参拝客でにぎわう柴又帝釈天は1629年の創建。
お店のある参道は明治終わりから大正にかけて作られました
老舗が飼っている事の多い鯉
更にかなり年季の入った看板も
外観からはかなりの歴史を感じるが森星がどうしても気になるのは…
こちらが、店主の天宮さん現在44歳
店内には、日本庭園の立派な中庭が
更に広々とした店内を進むと…
店の裏手にはもう1つ、広い玄関があり2階、3階には100人収容の大きな宴会場も
すると老舗だと確信したのか…
星・泉:「ラララララララーラララ」
これはとんでもない老舗の予感
200年超えも期待出来そうだが一体、何年なのか?
そして『男はつらいよ』にこのお店はどう登場したのか?
帝釈天のすぐ脇に店を構える川千家は国産ウナギを使ったうな重が評判の店
職人が、その時期おいしいウナギを全国から仕入れ産地によって、焼き加減まで変えるほどのこだわりよう
しかし、今回いただくのはこの、うな重ではなく創業当時から愛される名物2品
その正体は…
鯉は、眠っているうちにあっという間に切り身に
さばいた身を薄く切り分けたら湯引きするのがポイント
最後に氷水ですすぎ身をプリプリに仕上げたのが…
天宮さん:これが鯉のあらいです。
トシ:鯉のあらい。
泉:でも、キレイな色だね。
池波正太郎とかの小説を読むと必ず出てくるんです。
トシ:鯉のあらいは。
そう、鯉料理は『鬼平犯科帳』シリーズにたびたび登場
江戸の庶民の大好物だったといいます
江戸時代にはすでにあった鯉料理だがお店自体は創業何年なのか?
信州味噌に砂糖と酢を加えた酢味噌につけて、いただきます
山崎:鯉食べると母乳出るんですか?松居:鯉食べると母乳出るって…。
榊原:どうしたの?食べようとしてるの?
と、ここでこんな常連客が
続いて、もう1品。
鯉のお味噌汁、鯉こく
こちらも創業当時から愛される品
早速、一口
濃厚。
タカ:濃厚。
森星は、皮までいただく
通が好むというウロコは?
果たして、創業年数は?そして、罰ゲームの行方は?
トシ:それでは、伺いましょう。
名物は、都内では大変珍しくなった鯉料理
映画『男はつらいよ』にも登場
敷地面積およそ500坪の川千家
236年。
トシ:やりました!これで残り529年でございます。
タカ:よっしゃ、よっしゃ…まだパーフェクトだ。
このまま最短ルート5軒でクリアなるか?
帝釈天のにぎわいとともにお客さんを増やし映画『男はつらいよ』では…
そのシーンが、こちら
私、寅さんの事、一生忘れない。
ありがとう。
寅さん。
いえ、どういたしまして。
私、今、幸せよ。
200年以上だったのでトシが罰ゲーム
さあ、旅はまだまだ続く
次に選ぶのはタカ。
最短ルートできている
このペースを乱すわけにはいかない
タカ:大阪城の築城にかかわる言葉がそのまま店名にって…。
勢いで選んでしまったタカ
外したら責任重大だが大丈夫か?
自分に言い聞かせるように断言するタカ
すると再び、罰ゲームの話に
上位5軒に入っていればタカがタップダンス
入っていなければトシがタップダンスをする事に
次のお店が運命を握るがやってきたのは…
早くも諦めムードが漂う一行だがこの伝説では初登場港区虎ノ門に到着
かつては古い建物もあった虎ノ門も現在は、オフィスビルが集まるビジネス街に
中でも、去年6月にオープンした虎ノ門ヒルズは地上52階の超高層ビルの中に飲食店やオフィス、ホテルや賃貸住宅などが入っています
いかにも新しそうなエリアだがどうしても老舗があると思いたいタカは…
タカ、これはやっちゃったか?
諦めかけた、その時…
砂場という屋号の、そばの店は都内にも30軒以上
その始まりは店舗ごとにバラバラなため一概に老舗であるとも言い切れません
自動ドアを通って、店内へ
中の雰囲気は…
星:キレイ、キレイ。
いい香り。
しかし、タカは…
店主の萩原さんに聞いてみると…
明治から昭和に活躍した日本画家の松林桂月の書
古いもので間違いなさそうだが…
Wi‐Fiも古い書も完備している、このお店
果たして、創業年数は?
ちなみに、そばの歴史は古く戦国時代にはそばの実を潰して、粉にしお湯で練る、そばがきという食べ方が誕生
現在の麺の形になったのは16世紀末といわれています
実は、そばをあるものにつけて食べた元祖といわれているのがこのお店
今では当たり前の食べ方だがそれは一体?
お店のこだわりはこの白い細打ち麺
そば粉の配合にまで細かくこだわったのどごし豊かな、江戸そばです
そんな、こだわりの麺を熱湯へ
それを、絶妙のゆで加減でざるに、すくい取り…
冷たい水で引き締めます
そして、ここからがこのお店で生まれたという食べ方
使うのはこちらのヤマトイモ
群馬にある専属農家で栽培したもので粘りが特徴です
そこに、醤油ベースの麺つゆを混ぜ合わせます
泉:おいしそう!
とろろと、つゆがよく混ざり合ったら器にたっぷりと注ぎ…
最後にワンポイント
卵黄だけを中に落とせば完成
これぞ、このお店発祥のつけとろそば
その名も、趣味のとろそば
その変わったメニュー名も気になりますがそばを食べ終わったあとに更においしい食べ方があるといいます
ちなみにそば湯ではありませんよ
まずは、黄身を溶いてとろろをかき混ぜます
そして、たっぷりとつけて…
しかし、問題は創業年数。
果たして…
先ほどまですっかり絶望していたタカだがおいしいそばに余裕が出たのか何やら怪しい動きを…
すると…
この流れで、森星は…
優しいご主人が営むこのお店は、老舗なのか?
ここで、タカがある事を思い付く
そう、実は、このお店余ったとろろと一緒に食べるご飯を無料でサービスしてくれるんです
アツアツご飯にたっぷりかけて…
つけ麺のようにとろろにつけて食べるこの、趣味のとろそば。
一体、誰が考えたのか?
店主の祖父は、新メニューをあれこれ考案するのが趣味でした
とろろそばと一緒にのどごしよく食べる方法としてそば汁を混ぜそこにつけて食べるつけ汁タイプの食べ方を考え付いたといいます
トシ:それでは創業年数を伺いましょう。
ビルの立ち並ぶオフィス街にあり店内には、Wi‐Fiも古い水墨画も完備
そばにも、こだわり満載だが果たして…
そしてタップダンスを踊るのはトシなのか?タカなのか?
176年です。
よっしゃ!めっちゃファインプレーじゃない?これ。
超ファインプレーだよ、これ。
石垣を埋めるなど大阪城築城の際に使用した砂
当時、その砂を置いていた場所の近くに商店街がありそこにあった、そば屋さんが後に、江戸に店舗を移します
それがこの店の起源とされています
江戸時代の料理番付表にも名前が残るほど昔から続く名店なんです
ベスト5を当てたのでタカが喜びのタップダンスを披露
これで合計1647年
5軒でクリア出来る最短コースをばく進中
続いてお店を選ぶのは、トシ
いい流れを止めるわけにはいかないが…
大事な選択を興味本位で決めてしまったがこのご主人のお店は果たして、老舗なのか?
最短コースでの達成を目指す4人
車内には今までにない緊張感が漂う
どこか弱気なトシ
ヒゲの店主にしてしまった事を後悔しているのか…
タカ:南部鉄を使った高級料理ってなんなんだろうっていうね。
そして目的地に近付いてきたが…
プレッシャーからかトシも、かなり鋭い顔付きに
果たして創業何年のお店なのか?
泉:新橋?トシ:新橋駅ですよ、すぐそこ。
タカ:あれ?なんか…。
泉:キレイだよ!タカ:めっちゃキレイだ。
最新じゃない?
そこは新橋ビル街の、ど真ん中
お店自体もビルに入っていた
建物からは老舗の雰囲気を感じられないが大丈夫なのか?
お店の中へ入ってみると…
泉:オシャレ!タカ:新しい可能性あるよ。
真新しい絵や階段
「ゆったりランチ」の文字も気になる
老舗感のなさに焦るトシだが…
重要なカギを握っていそうなあの人物と、ついにご対面
念願のヒゲの店主が!
ようやく会えた店主の藤森さん
ヒゲを触らせてくれなかったが果たして…
タカ:スゴイ立派じゃないほら。
更に奥には広々としたお座敷も…
中は、意外にも老舗風。
創業年数は、どうなのか?
店主の不敵な笑みも気になるが…
創業年数は、まだわからないがヒゲの店主の料理がすごかった
まずはこだわりの名物料理を拝見
そして、4人前のお肉が
先ほどの南部鉄器で、お肉を秘伝の割り下とともに熱します
保温性に優れている南部鉄器を使用
鍋から肉にまでこだわり抜いた今朝の名物、すき焼
実は、今朝という店名には創業年数にまつわる歴史が隠されているのだがまずは、冷めないうちに豪快に一口で
続いて、妹の星。
あまりのおいしさに…
そして、このお店を選んだ責任者、トシは?
この日、4食目にもかかわらずペロリと平らげたところで…
今朝という店名に隠されたある歴史が明らかに
今の白金辺りに今里村というところがあってそこに、最初に屠畜場が出来ましてそこからお肉を仕入れているところはみんな、「今」という名前を付けるようになったんです。
トシ:さあ、問題はこのお店の創業年数です。
オフィス街のビルの中南部鉄器の鍋を使いヒゲのご主人が作る極上すき焼きが自慢の今朝
今年で135年になります。
これで残り218年となりあとは最も古い297年の店を当てれば最短の5軒でクリア。
伝説達成にリーチをかけた!
日本でも肉食が庶民にも広まり文明開化とともにすき焼きがブームに
こちらの今朝が創業したのはその8年後の1880年でした
大事な店選び。
ここは絶対外せないが森泉は297年の老舗を選べるか?
トシ:40代、50代。
その後ああでもない、こうでもないと15分も議論した結果…
余裕しゃくしゃくの森泉だがこのあとのお店で度肝を抜かれる事態に
創業年数も気になるところだが…
妙な話で落ち着いたが店を選んだ責任者、森泉は真剣な表情
果たしてゴリラのタップダンスを披露してしまうのか?
唯一の手がかりは謎の食材、山くじらだが…
果たして山くじらとは一体?
一行が到着したのは…
突然ですが、ここで両国雑学クイズ
こちらは、大相撲が行われる国技館の住所ですがなんと読むのでしょうか?
「よこづないっちょうめ」と読んだ方は間違い
よく見てください
トシ:「よこづな」ではなくて「よこあみいっちょうめ」タカ:「つな」じゃないの?トシ:実は、これ昔、この辺りではのり産業が盛んだったためその網を干す風景から「よこあみ」という風に付いたらしいですね。
街の様子をキョロキョロ見ながら…
老舗グルメを、創業年数2000年分、食べ尽くす
いよいよ、山くじらのお店へ。
すると…
トシ:いいリアクションするじゃないですか。
店頭につるされた動物の剥製。
その正体は?
確かにこのお店、よく見るとマンションの一部であまり古くはなさそう。
更に…
果たして創業何年のお店なのか?
またしても、森泉が…
店主の吉田さんに聞いてみると…
創業年数と山くじらにビビりながら調理場へお邪魔すると…
1枚ずつ丁寧に包丁で切っていくが…
かなり使い込まれた包丁は創業年数の長さの証しなのか?
動物好きの森泉はイノシシ肉にどうも抵抗があるというが果たして…
まずは鍋の準備。
その中には…
獣の肉を食べる事がタブーだった時代イノシシを、こっそり食べる時の呼び名として使われたのが山くじらだといいます
そんな時代からイノシシ料理を出していた、このお店
一体、創業何年なのか?
では、名物料理猪鍋をいただきます
まずは、妹の星から
イノシシ肉に抵抗がある森泉。
その感想は?
タカ:おいしいんだ?泉:うん。
それでは、創業年数の発表
297年が出れば最短5軒で伝説達成
建物は新しいが包丁は驚くほど使い込まれておりイノシシ料理を名物として出すももんじや
297年。
イノシシ肉を、表立って食べられるようになったのは明治時代以降。
ももんじやの創業はそれより更に昔の江戸時代1718年でした
では、喜びのタップダンス!…の前に感想を
それでは喜びのタップダンス。
すると、なぜか…
2週休んで、4月9日の『黄金伝説。
』は…
綾小路きみまろ、ローラと船越英一郎が路線バスの旅で再び対決
2015/03/19(木) 19:00〜21:48
ABCテレビ1
いきなり!黄金伝説。 3時間スペシャル[字]
タカアンドトシと、セレブ美人姉妹・森泉&星、吉幾三&今井華が、一流芸能人なら知っているはず!?の老舗絶品グルメを巡って創業年数合計2000年を目指す珍道中の旅へ。
詳細情報
◇番組内容
お店の建物とキャッチコピー、昨日今日では出せない味を生み出してきた老舗店の創業年数を予想してお店に向かいます。創業年数の合計が各チーム1000年、合計2000年を超えれば伝説達成です。タカアンドトシと一緒に挑戦するのは、セレブ美人姉妹・森泉&星、バイブス最高潮の今井華にやさしい吉幾三。今回協力していただく名店は、創業年数が300年から10年までの16店…ルールを知ってか知らずか大混乱に。
◇番組内容2
「ズバリ創業は何年ですか?」。森姉妹は天真爛漫さの裏に隠れたスゴい感性で老舗を当てていきます。食事中にはあんな話やこんな話もしたり、店主も登場して一緒に踊ったり、爽快な笑いの中で進む珍道中の旅。味を守り続け、時代に合わせて変えることもできるから長年続いてきた絶品グルメを老舗情報とともに楽しめます。年代物のクラシックカーで移動します。
◇出演者
ココリコ、榊原郁恵、松居直美、よゐこ濱口、アンタッチャブル山崎、タカアンドトシ、オードリー、SHELLY
【挑戦者】タカアンドトシ、吉幾三&今井華、森泉&森星
◇おしらせ
☆いままでの伝説が楽しめる番組ホームページ
http://www.tv-asahi.co.jp/densetsu/
☆次週予告と紹介店、着メロが楽しめる携帯アドレス
http://www.tv-asahi.co.jp/densetsu/i/
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – 料理バラエティ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0x0818)
EventID:23947(0x5D8B)