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【大阪都構想】
橋下氏「これから大戦争になる」、大阪市内で街頭演説 反対派も集会
大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は14日、市内で街頭演説し、大阪市を廃止し特別区に分割する「大阪都構想」の協定書(設計図)議案が市議会で承認されたことを踏まえ「これまで山あり谷あり地獄ありだった。これから大戦争になる」と語り、5月17日実施予定の住民投票での可決を目指して全力を挙げる姿勢を強調した。
一方、都構想に反対する自民党も14日夜、市内で集会を開催した。
橋下氏は、5つの特別区を新設する初期コスト約600億円を反対派が批判していることに対し「最初はお金がかかるが、二重行政による無駄の解消のためにはそれだけかけても価値のあることだ」と反論した。
維新幹事長の松井一郎大阪府知事も演説し、「反対派は、二重行政は話し合いで解決すると言うが、ちゃんちゃらおかしい」と批判。初期コストに関しても「民間でも新しい商売をするには設備投資が必要だ」と理解を求めた。