http://www.opinionpanel.co.uk/2012/01/26/i-neet-a-job-not-a-degree/
私がパワハラにより会社を退職せざるを得なくなったり、家庭内のゴタゴタ、身体的な病気の悪化などから、鬱病を患い、自殺未遂を図ったあとのことです。
友人の助けにより命を取り留めた私。でも、身体的にも精神的にも仕事が出来る状態ではなかった。
障害者年金はあるものの、家に全額入れないと生活出来ない状態だったのでそれはあてに出来なかった。収入源が無く、金銭的に危機的な状況なのは変わりありませんでした。
そんな時、インターネット上で知り合った友人から、SKYPEという、LINEの先駆けのようなパソコンのチャットアプリのとあるグループに招待され、そこに参加しました。
自分達で勝手にネーミングしてたのですが、通称「ニート」窓(笑)
グループに集まっている人はNEETばかりではなかった、会社の社長、個人事業主、大学生などの集まりだったのですが、定職についていないことから自分達をニートと名乗っていました。
そこのグループは、WEBサイト運営で広告収入を稼ぐ手段に長けている人達の集まりでした。
もともと私はWEBサイトなどは作れるのですが、広告収入を得るようなWEBサイトを運営したことがありませんでした。でも、私のその時の生活状況のことを話すと、そこの窓の人達は、WEBサイト運営について私に指導してくれました。
ブログでの運営方法だったのですが、広告収入(アフィリエイトを呼ばれるものを含む)はどうやったら稼げるか、自分達はどうやって稼いでいるか、惜しげもなく色々なことを教えてくれました。
その人達はプログラミングなどもバリバリ出来るので、私はその人達の真似を完璧にすることは出来ませんでしたが、大まかにどうやったら広告収入を稼ぐことが出来るのか、イメージ出来るようになりWEBサイト運営を始めました。
もう6年くらい前の話だったと思います。
私はそのお金を元に、中学生の参考書や問題集などを買い集め、家庭教師をしてお金を稼ぐようになりました。(現在は家庭教師はやっておりません。身体的にあまり症状が良くないので。)
どんなことでもそうですが、最初はなかなか稼ぐことが出来ませんでしたが、次第に広告収入も増えていき、なんか餓死せずに生きていくことが出来るくらいまでには稼げるようになりました。
そう、私はニートに命を救われたのです。
今ではそのグループからは小説の作家さんになったり、会社を立ち上げたり、誰もが知っている大企業に勤めていたり、日本で初のコンピューターウィルス罪で警察に逮捕されたりする人が現れ始め、ニートという言葉がますます似合わないグループになってしまいましたが、その「ニート窓」には今でも感謝しています。まさか自分がニートに命を救われるとは思っていませんでした(笑)
今では私はフリーライターです。プロの無職です(笑)
超絶貧乏なのには変わり無いのですが、身体障害で苦しい思いをしながらも、ライター業は楽しくやれています。
「あの時、死ななくてよかった」
自殺未遂をした時のことを思い出すと、今ではこうプラスに考えられるようになりました。
だいちゃん(∀)