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●最大予測 22.6m
(03/19 18:58)
国がまとめた津波予測を受け、県の検討会が日本海側などの津波浸水予測を見直した。津波の高さは最大で22.6メートルとこれまでの2倍に達すると予測している。
県の海岸津波対策検討会は去年国がまとめた日本海沿岸の津波予測を受けて日本海と津軽海峡、それに陸奥湾沿岸15市町村の津波浸水予測を見直した。
それによると予測は日本海沖を震源とするマグニチュード7.7から7.9の地震をはじめ、8つの断層も絡んだ複合的な地震を含む14を想定している。
これらの地震によって引き起こされる津波は中泊町で最大22.6メートルとこれまでの2倍、深浦町で最大21.4メートルとこれまでの2倍以上に見直された。
続いて鯵ヶ沢町で12メートル、つがる市で11.3メートル、五所川原市市浦で10.7メートルと日本海沿岸の市町村は全て10メートルを超える津波を予測した。
また津波到達時間は6分から22分とこれまでより5分早まった。
最大22.6メートルの津波が早ければ18分で到達すると予測された中泊町の住民からは不安や心配のほか、素早い避難に向けて気を引き締める声が聞かれた。
最大10.7メートルの津波が早ければ18分で押し寄せると予測されてた五所川原市市浦地区。市は今年度、十三湖に面し100人が避難できる8メートルの津波避難タワーを2棟建設した。
海抜5メートルほどで、13メートルの浸水でも一次避難場所として機能すると考えているが、住民参加の避難訓練を重ねて備える考え。
鯵ヶ沢町は最大12メートルの津波が早ければ15分で到達すると予測された。
東日本大震災を踏まえて鯵ヶ沢町は20メートルの津波を想定した防災計画に先月修正しており、改めて住民避難の周知を徹底させる方針。
津波浸水予測は住民の避難を中心とした沿岸市町村の防災対策の見直しに活用され、津波への防災意識を地域で高めていくことが求められる。
●「原則無料」と「所得限定」
(03/19 18:56)
青森市議会は中学生までの医療費を原則無料とする関連条例の改正案を常任委員会で可決した。一方で低所得者世帯に限定する補正予算案の修正案が予算特別委員会ですでに可決しており、今月24日本会議の採決が焦点となる。
青森市議会の民生環境委員会は、今月10日に継続審査としていた中学生までの医療費を原則無料とする関連条例案を再び審議した。
その結果、賛成4・反対4の同数となり、委員長裁決で条例案は可決した。
中学生までの医療費を原則無料とする青森市の方針を巡っては厳しい財政のなか、年間4億円の支出が見込まれることに議員から懸念する声が相次いだ。
このため17日の予算特別委員会で対象を低所得者に限定し、事業費を2億円から2300万円に減額する補正予算案が議員提案され、可決されている。
これで中学生の医療費無料化は施策を裏付ける予算案と施策を運用する条例案が違う形となり、今月24日定例会最終日に行われるそれぞれの採決で結論が出されることになる。
青森市は庁舎の建て替えや青森駅周辺整備問題、アウガの経営判断など財政と県都の街づくりの根幹に関わる大きな課題を抱えており、採決の行方が今後の市政運営にどう影響するかも焦点となる。
●青森市 合宿誘致20日申請
(03/19 18:54)
2020年東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿を誘致するため、青森市は20日候補地リストへの登録を組織委員会に申請する。
これは青森市が初めて開いた東京オリンピック・パラリンピック推進の庁内連絡会議で鹿内市長が表明した。
申請する理由について事前合宿は交流人口の拡大や地域経済への波及効果が見込めるためとしている。
青森市は青森市宮田の新青森県総合運動公園を合宿地としてボクシングや体操などオリンピックの15競技と、アーチェリーや陸上競技などパラリンピック11競技の合わせて26競技に対応できるとした。
申請は20日県を通して組織委員会に出される。
事前合宿の候補地を参加国に紹介するリストの登録は20日から申請が始まり、青森市のほか弘前市など7つの市町村は来月以降の申請を検討している。
●「平年作」のお告げ
(03/19 18:52)
農作物の作柄を占う行事。弘前市の鬼神社で七日堂祭が行われ、ことしは「平年作」というお告げがあった。
弘前市鬼沢地区の鬼神社では旧暦の1月29日に七日堂祭を行って農作物の出来を占う。
はじめに氏子の総代が火を起こす「御神火の行事」を行い春の訪れを占ったあと、柳の木を打ちつける「御柳の行事」でお札や稲穂の落ち具合を見た。
「三拍子の行事」では7人の氏子が大きなクワやカマを一緒に3回つき、最後は大きな餅の裏側についた米粒を見る「早稲・中稲・晩稲」の行事を行って作柄を占った。
占いの結果、ことしの夏は気温の差が激しく雨が多くなるが、春と秋の天候は良いということで農作物は全体的に「平年作」というお告げが出された。
見守っていた農家の人たちは安心した様子で出来秋に期待していた。
●上十三管内 警報解除
(03/19 11:56)
県内のインフルエンザの患者数は7週連続で減少し、上十三保健所管内の警報が解除された。
県によると県内65の指定医療機関のインフルエンザ患者は今月15日までの1週間で306人と前の週に比べて49人減り、7週連続で前の週を下回った。
このうち上十三保健所管内は病院あたりの患者数が6.33人と基準を下回ったことから県は19日、インフルエンザ警報を解除した。
ただむつ管内の注意報は継続しており、子どもやお年寄りは重症化しやすいことから県は引き続きうがいや手洗いなど予防を徹底するよう呼びかけている。
●平川市から県選抜11人
(03/19 11:54)
都道府県対抗の中学生女子ソフトボールの県選抜メンバーに平川市から11人が選ばれ、18日長尾市長に「ベスト8以上をめざす」と抱負を述べた。
平川市役所に長尾市長を訪ねたのは中学生女子ソフトボールの県選抜に選ばれた平川市の11人。
選手1人1人が「過去最高のベスト8以上をめざします」と抱負を述べ、長尾市長が「全力で頑張ってください」と激励した。
平川市は小中学生のソフトボールが盛んで、県選抜には平賀東中学校から6人、平賀西中学校から2人、尾上中学校から3人が選ばれた。
全国大会は今月27日から福岡県北九州市で開かれる。
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