無知な初心者がハーフマラソンをぶっつけ本番で完走したら地獄をみた

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photo credit: 100B1872.JPG via photopin (license)

私の愛しいアップルパイへ

レッドカーペットの上しか歩いたことのない私ですが、ついに新しい道を切りひらきました。そう、ハーフマラソンの大会に参戦したのです。

事前練習もあまりできていなかったのですが、正直どうにかなるだろうと軽く考えておりました。フルマラソンの半分だし大丈夫だろうと思ったら、これが本当に地獄をみました。終盤は体力が限界に近づき、地獄の門の上で熟考するダンテの幻覚をみました。

2時間24分というタイムでしたが、どうにか完走できたのは幸いでした。ほとんどぶっつけ本番という状況で参加して失敗した経験から、どうしてもあなたに伝えたいコツをお話しましょう。

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≪無知な初心者がハーフマラソンをぶっつけ本番で完走したら地獄をみた≫

■1.前日・当日の食事はしっかりとっておかないと地獄をみる

これは今回私が最も失敗と感じた点ですが、ハーフマラソンは思ったよりエネルギーを消費します。走る前の私に出会えたならゲンコツしてやりたい!

とにかく、前日は炭水化物を中心に多めの夕食をとり、当日朝も走る3時間前までにきっちり朝食をとりましょう。さもなくば、折り返し地点を過ぎた頃にはエネルギー切れを起こし、走リ続けるのが難しくなるでしょう。

私みたいに夕食はおかずだけ、朝食はバナナだけなんてことは言語道断なんだ!よく考えろjMatsuzaki!

■2.自分のペースを保つ仕組みがないと地獄をみる

ハーフマラソンは21kmという長距離なので、普段走っているペースで走ろうとすると確実にバテます。

▼私は会場に向かう途中で以下の記事を読んだことで、アプリを使って自分のペースを保つ仕組みを取り入れたのでどうにか完走できました。これには本当に助けられました。

自分のペースが分からずに人について行ってしまって、なんだこれなら余裕だななんて思っていると大変危険です。最初に飛ばしてしまうのはなんとしても避けましょう。地獄をみたくなくば!

■3.12kmからの一番つらい時期を覚悟しておかないと地獄をみる

10kmまでは顔面にほのかな笑顔が宿っていたのは覚えています。走る快感すら味わえたくらいです。本当に辛かったのは10kmを越えたころからでした。

折り返し地点を越えた11km~12kmくらいから一気に辛くなってくるかもしれません。そして、そこから回復するようなこともないでしょう。私も事前情報でこの知識を得ていたので、どうにか受け入れられました。

もし事前知識がなくば、私は即リタイアしていたに違いありません(無論、無理に走るのは実に危険でしょうし、無理してるあなたの姿なんて見たくありませんから、自分の体とよく相談しましょう)。

■4.止まらないことだけを考えないと地獄をみる

上記のように自分のペースを計測してそれを保とうとしても、やはり後半でバテてしまってペースを保てなくなります。

そんなときは無理にペースを取り戻そうとしないことが大切です。そうするとあまりの苦しさにリタイアのことしか考えられなくなるでしょう。

コツは「ただ止まらないことだけを考えること」です。ペースなんていくらでも遅くなったって良い、極論歩いてしまったって良い。そう考えれば完走できるパワーが湧いてくるでしょう!

■5.翌日はゆっくり休まないと地獄をみる

翌日は文字通り足が棒になることが予想されます。翌日はできれば休みを取りましょう。

私は翌日に確定申告やらミーティングやら入れてしまっていて、えらく苦労しました。この話だけでアフタヌーンティーの時間を過ごせるくらい大変でした。その後も極度の筋肉痛のような状態が2日ほど続きました。

悪いことは言いませんから、翌日はしっかり休みをとるようにしましょう。

≪事前準備をしっかりしてリトライを決意す!≫

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終盤は足を動かすだけで精一杯という感じでしたが、ここまで全力で体を動かしたことは無かったので経験になりました。最後の5km以降に出会った人にはきっと「あれ、リビング・デッドの物真似をされてる方かな?」と思われたかもしれませんが、それがなんだってんだ!

今回で多くの課題が見えたので、次回はこの教訓を活かしてしっかり事前準備の上で臨もうと思います。

貴下の従順なる下僕 松崎より

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