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2011年3月12日23時23分
東京電力福島第一原発の1号機の原子炉建屋が水素爆発とみられる衝撃で破壊した問題で、原子力安全・保安院は12日、爆発の一因として、燃料棒を包む金属製の被覆管が炉内の水蒸気と化学反応し、大量の水素が発生した可能性があると指摘した。
地震の影響で炉内では冷却水の水位が低下。本来は冷却水の中に収まっている燃料棒が露出した。高温の水蒸気に直接触れると、水素ができる。この反応は水位が低下した時点で予知は可能で、東電が水素を取り除く対策をとっていたかが問われそうだ。
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