どこへ行けば出口につながるのだろう

ツヨ、入院しました。

入院する前とその前の晩、
3分もかからないトイレからお風呂に行くまでに
1時間以上かかってしまいました。

お風呂まで廊下を行ってはトイレに戻り、
トイレの壁にドン、ドン、ドン、ドン・・・と
リズミカルに強めにタッチ。
10分トイレにこもって
お風呂の前まで来て
またトイレに戻る。

そして私には浴槽の定位置に座らせ、
のぼせて出ようとすると
怒って、また最初から行ったり来たりのやり直し。

その前に夕方6時から
食べ物の要求のずっと繰り返し。
特定のお菓子を繰り返し要求し、
ごはん後のお茶のおかわり10杯以上
(1ℓは飲んでいます。)
りんごとみかんのおかわり。

すべて終わったら夜10時を過ぎていました。

生活全体を見直さないといけない。

前にも書きましたが、自閉症の症状が強くなってきています。
思春期のためだと思います。

例えば
お歳暮にみかんを二か所から大量にいただき、
その箱の中を見たツヨの刺激があまりに強かったのかもしれません。
特定のお菓子というのもお歳暮でいただいたヨック〇ックの
魅力的なお菓子が缶に詰まったものでした。

まだあるだろう まだあるだろう

という混乱がこの時期にちょうどはまってしまったのでは

と思います。
でもきっかけはそうでも、出口は難しくなっていきます。

急に始まり、少しずつ方向を変化させながら
自分を追い込む。

家にみかんをおかなければいい、
と対処したら
泣き止まなくなって暴れて他害をし、
ご近所から運んでもらうことになり。

昨日と同じものを来る日も来る日も食べたい
行動したい
物や人の位置も同じにしたい。
そしてその量がどんどん増えていく。

誤学習もあったでしょう。

私も大人の自閉症の方の施設などを訪問して
対応についてこの機会に勉強しようと思います。

それからトイレの壁紙を変えてみるのはどうだろうか

食べ物のストックを絶対に見せないで
要求しても泣いても与えないという対応は正しいのか

こだわりに徹底的に付き合うことと
誤学習をしないことのさじ加減が
なんて難しいのだろうと思います。

学習をするのは、
興奮をうまく抑える薬が見つかって
ツヨの中の準備ができてからにしないと
壊れるほど苦しめることになってしまいます。

もうあと何年かで重度の自閉症の大人になるツヨ。
できるだけもっと楽に暮らせる道を探していきたいです。



冷蔵庫も蛇口もトイレも食材も
家庭で完全にシャットアウトするのは難しい。

他にきょうだいがいるとなおさら。



病院でもお風呂と部屋の間を
何回もやり直しているそうです。

でも病院なら誰に気兼ねすることもない。

いろいろ考えさせられます。

かわいいツヨと一緒に暮らしたい。

どこに行けば出口につながるのか、探します。




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by keikototyuyo | 2015-01-22 00:53 | 自閉症の息子のこと
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